【たつき諒】私が見た未来完全版ネタバレ歩道橋はどこ?偽者との予言の違い大津波の全貌と2025年7月5日に備えて命を守れ

私が見た未来完全版が出版されました。

たつき諒さんご本人の言葉が多分に掲載されていて、新たな情報を知ることができる貴重な一冊となっています。

世間を混乱させた偽者のたつき諒に振り回されていた私でしたが、知りたい情報全てがここに集約されていました。

私が見た未来完全版の内容と、偽者との予言の違い、たつき諒さんが皆さんに発している警告について、お知らせします。

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私が見た未来の予知夢の内容

1999年に刊行されたたつき諒さん著書「私が見た未来」が、2020年(それ以前からだったかも)に大変な話題を呼びました。

2011年3月に起きた東日本大震災が、同書の表紙にて予言されていると知られたからです。

☟この部分。「大災害は2011年3月」と書かれています。

「私が見た未来」の漫画には、たつきさんが“予知夢を見る”ことが詳細に描かれていました。

このことが話題となると、「未だ実現していない予言があり、それがこれから起こる横浜大津波を示している」と、たつき諒を名乗るアカウントがTwitterや各種掲示板で詳細に内容を語りだしました。

少し感情的で偏った言い方に、「年配の漫画家は独特の言い方をするのかもしれない」と妙な説得力を感じました。

そして多くのyoutuberやオカルトサイト、ブロガーが信じていくことになります。

私は横浜在住です。
夫は湾岸エリアで仕事をしているため、もし本当に起こったら夫の命が危ないと、情報に飛びつきました。

気になって仕方なかったので、偽者がネット上に書いた情報を集めて記事にしました。

その時の記事がこちらです☟(全て偽者が発した情報をまとめた記事です。たつき諒さんご本人が発した情報ではありません)

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私が見た未来完全版が発売されることになり、さっそく予約をしたところで、出版社が「ネット上で書き込んでいるたつき諒を名乗るアカウントは偽者」と公表しました。

とても驚きました。

本人という証拠がないのに「周囲が本物と言っているから」と信じ込んでしまったことに、情けなく、愚かだと落ち込み、また読んでいただいた方に申し訳なく思いました。

しかし偽者のTwitterアカウントは、偽者と認めた後も自身について「たつき諒と同様の夢を見せられていた」「来るべき災害時に備えて非難を呼び掛けるために嘘をついていた」と話しました。

ネット上に書き込んだ内容は、本物のたつきさんも見た夢だと言うのです。

偽者の話を信じる方も現れました。

そのためかつて書いた記事を、「偽者の証言をまとめた記事」として残していました。
(これらの発言は偽者がしたことと知らせることを目的としていました)

偽者の発した情報は「私が見た未来」が元になっていますが、ネット上で詳細を語るうちに「富士山の大噴火の詳細」等脚色がされていましたので、何が偽者の発した情報なのかをわかるようにしておきたかったのです。

もしかしたら「私が見た未来完全版」の中で、偽者が「たつき諒と同様の夢を見せられていた」と言っていたことが真実だとわかるかもしれないとも考えました。

が、

私が見た未来完全版を読んだら、偽者はやはり偽者でしかなかったことがよくわかりました。
(とはいえ、たつき諒さんは「同じような予知夢を見た人は実はたくさんいる」と発言されていて、不可解な部分があります。後述します)

以下に詳細を記します。

私が見た未来完全版ネタバレ

「私が見た未来完全版」の構成は以下の通りです。

飛鳥新社編集部による「完全版刊行にあたって」前書き

第Ⅰ部 予知夢編
・夢のメッセージ(初出’95の漫画)
・私が見た未来(初出’96の漫画)
・「夢日記」解説
・なぜ夢日記を書き始めたのか
・夢日記には何が書かれている?
・表紙に書いた予知夢の真相①「大災害は2011年3月」と描いた理由
・表紙に書いた予知夢の真相②ダイアナ妃の死
・表紙に書いた予知夢の真相③富士山大噴火
・表紙に書いた予知夢の真相④荒れて日々の入った大地
・表紙に書いた予知夢の真相⑤私の葬儀は白っぽい服だとよい
・漫画家時代の話
・幼少期の不思議体験
・漫画家を辞めた理由
・インド旅行が大きな転換点になった
・漫画の中で描いた大津波は2011年3月のことではない
・2025年7月に起こること
・大津波の後に訪れる新たな世界
第Ⅱ部ミステリー漫画編
・縁の先(初出’97の漫画)
・ちいさなカラの中(初出’83の漫画)
・浮遊霊(初出’95の漫画)
・地下街(初出’92の漫画)
・冥界の壁(初出’95の漫画)
・もうひとりの自分(初出’95の漫画)
・闇の中へ…(初出’95の漫画)
・そんな馬鹿な(初出’89の漫画)
・雨月物語(初出’89の漫画)
作者あとがき

第Ⅰ部予知夢編

夢のメッセージ(初出’95の漫画)内容

たつき諒さんの実体験漫画です。


フレディマーキュリーの大ファンである友人を持つたつきさんは、1976年の11月にフレディマーキュリーが亡くなる夢を見ました。

夢の内容を人に話すと実現しなくなると聞いていたたつきさんは、片っ端から話して回りますが、91年に亡くなります。

次に、地底に空いた空洞に海があり、その傍らに女の子が座っている夢を見ました。
その後気分転換のために偶然訪れた公園で、夢で見た空間を見つけて驚きます。そこはフェンスで囲まれて中に入ることができない防空壕跡でした。

翌週、ニュースでその防空壕跡から女性のバラバラ遺体が発見されたことを知って、さらに驚きました。夢で見た女性は被害女性だったのか……という事件でした。

あるとき、たつきさんの伯父が亡くなりました。久しぶりに田舎へ行ったたつきさんは、夢で見た光景に出くわします。
たつきさんは絵と文字で描いている夢日記を見返しました。するとちょうど一年前の同じ日にその夢を見ていることがわかります。

「予知夢を見ている人は他にもいるはず。デジャブ(どこかで見たことがある光景に出くわす)もそれにあたるのではないか」と、たつきさんが思ったことを漫画の中で語られています。

夢はアドバイスやメッセージを伝えていることがあるので、夢日記をつけてみては? と呼びかけられて終わりました。

終わり

以下は私の感想です

私は一時期デジャブがよくありました。

出産が未経験だったころに、女の子二人に囲まれ、さらに小さい女の子の赤ちゃんが足元にいる光景をみた覚えがありました。夢で見たのか、どうしてそんな光景が記憶に残っているのかわかりませんでした。

時が経ち、出産して姉妹を育てることになった私は、さらに足元にもう一人いるはずだと違和感を感じたことがありました。

夫と相談をして、子どもは二人までにしようと決めましたが、計画に穴があったようで3人目ができました。

三女がハイハイやつかまり立ちをするころ、食事の準備をする私にまとわりつく長女と次女、私の足元でつかまり立ちをする三女の姿があり、「あ、この光景だ!」と思い出しました。

かつて感じた違和感の正体であり、見た覚えのあるシーンが、まさにその時の光景だったのです。

デジャブは予知夢を見ていた記憶なのでしょうかね。
私の場合は、どれも大したシーンではないのですが。

私が見た未来(初出’96の漫画)内容

前述した「夢のメッセージ」で出てきた防空壕で女性の遺体が発見された件に加え、フレディ・マーキュリーが亡くなる件の予知夢の話がさらに詳細に描かれています。どちらも夢を見た日付と同じ月日に現実化していました。

また、たつきさんの予知夢には二種類あることが説明されています。
夢で見たそのままが起こるケースと、予知をメッセージとして知らせられる象徴夢です。

あかちゃんが誘拐された事件では、赤ちゃんの顔や事件が起こる日付を夢で見ていました。
友人の彼氏の顔を、夢で先に見ることもありました。

次々と当たるたつきさんの予知夢を、友人達は信じていきます。

その中でたつきさんが気になっていたのが「大津波」の予知夢でした。

当初、大津波の夢を漫画にして発表しようと考えていました。
しかしネーム(漫画の大まかな下書き)を描いていると鳥肌が立ち、寒気と吐き気に襲われて描けなくなってしまいます。

夢では大津波に襲われるまでがあっという間で、多くの人が逃げ惑う声が聞こえました。夢の中で目を覚ましたたつきさんは、濡れた部屋で横たわっており、腕時計が5時を指したまま止まっていました。

外に出ると、霧がかかった歩道橋が見えます。その歩道橋は(1996年ごろ横浜のどこかの)駅前にできた歩道橋に似ていました。

歩道橋を渡るとあったはずの先がなくなっていて、大きな船が三隻、橋のようなもので繋がれていました。

単なる夢なのか、予知夢なのかはもうすぐわかるはずと締めくくっています。

終わり


以下は私と夫の話です

これはどこの歩道橋だと思う? と根っからの浜っ子の夫と検討してみました。

私が見た未来の歩道橋はどこ?

☟漫画、「私が見た未来」の最終ページです。
夢で出てきた歩道橋の絵と、実際の写真と思われるものが掲載されています。

たつきさんは横浜在住の方です(私が見た未来完全版で正式に公表されています。後述します)ので、横浜のどこかだろうと考えました。

海からそう離れていない駅の歩道橋と言って思い出すのは磯子駅前でした。
漫画に描かれている歩道橋に似た、4本脚の歩道橋があります。

☟タップをするとより近づいてみることができます。

似てますよねぇ。

左から二本目の階段が道路上の島に繋がっているあたり。

これかなあ。違うのかなぁ。
どう思われますか?

気になり過ぎて詳しく別記事に書きました。

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もしこれなら、わが家や夫の実家はかなりピンチです。

夢日記解説

「夢日記」解説は以下の内容で構成されています。

・なぜ夢日記を書き始めたのか
・夢日記には何が書かれている?
・表紙に書いた予知夢の真相①「大災害は2011年3月」と描いた理由
・表紙に書いた予知夢の真相②ダイアナ妃の死
・表紙に書いた予知夢の真相③富士山大噴火
・表紙に書いた予知夢の真相④荒れて日々の入った大地
・表紙に書いた予知夢の真相⑤私の葬儀は白っぽい服だとよい
主に夢日記の写真やたつきさんの言葉で説明された、貴重な情報が詰まっています。
その中で一部をピックアップしてお伝えします。

「大災害は2011年3月」と描いた理由

「私が見た未来」の表紙の一部に、「大災害は2011年3月」と描いた理由を説明されています。

当初「1999年の災害は小規模に、そして大災害は2011年3月に」と書くつもりだったそうです。

2011年3月という年号は、私が見た未来単行本の締め切りの日に夢で見たのだとか。

この日付が「私が見た未来」の漫画に描いた大津波と関係があるかどうかわからなかったものの、とても重要な日付だと思い、急遽年号だけを付け加えられたという事です。


以下は私が調べたことです

因みにこの漫画が発刊された3年後にあたる1999年の代表的な災害は6.29豪雨災害でした。

1999年は梅雨や台風により各地で災害が起こっています。
その中でも6月29日に福岡県福岡市と広島県広島市、呉市に集中豪雨が起こり、比較的規模の大きい災害が発生しました。

6月23日から7月3日の梅雨前線、低気圧による死者数は広島が最も多く、32名が犠牲となっています。

対して東日本大震災は東北地方を中心に12都道府県で18425人の死者行方不明者を出しました。

どちらも尊い命が失われていることに変わりがありませんが、東日本大震災のインパクトが強くなるのは自然なことかもしれません。

富士山大噴火は起こらない

偽者は、早ければ2021年8月に富士山の大噴火が起こると、まことしやかに書き込んでいました。

「私が見た未来」の表紙に、富士山が大噴火する夢を見たと描かれていたからです。

しかし2021年8月に噴火は起きませんでした。

2021年10月発刊の「私が見た未来完全版」の中で、たつきさんは「富士山は大噴火しない」と断言しています。

なぜならたつきさんの見る夢は「象徴夢」のパターンがあり、見た夢そのままが実現するわけではないと分析されているからです。

夢診断によると「噴火」は世界恐慌やパンデミックなどでパニックになることを表しており、実際に大噴火するわけではないと捉えられているのだとか。

噴火があったとしても脇から溶岩が漏れる程度で、東京が壊滅するような大噴火にはならないと解釈されています。

1999年に「私が見た未来」が出た後も2002年、2005年に富士山の夢を見ていて、2002年は噴火している様子はなく、2005年は富士山の火口を見て「綺麗な死火山だと思った」とのこと。

そのことからも、「富士山の大噴火はない」と結論付けたそうです。


以下は私が感じたことです

富士山の大噴火はなし!!
よかったー!!

荒れて日々の入った大地の夢が伝えるもの

1995年1月2日にたつきさんが見た夢は、このようなものでした。

赤い大地に二か所大きなひびが入っており、亀裂が走っています
天上の人(女性)がいて「連れていって」といったら、「まだ、今はだめよ。5年後ね、5年経ったら迎えに来るわ」という返事がありました。(出典:私が見た未来完全版)

初めは意味が分からなかったそうですが、今では「私(たつきさん)の役目が終わる日」と解釈していると言います。

「2025年に襲う地球規模の災害に備えて警笛を鳴らすのが私の役目だとしたら、それが終わるのが2025年だ」と考えられているのだそうです。


以下は私が感じたことです

やはりたつきさんは特別な人なのでは……。

私が見た未来に描いた大津波は、2025年7月5日午前5時頃起こる?

「私が見た未来」に描かれている大津波の予知夢が、「2011年の東日本大震災」を指したものかどうかは「わからない」とたつきさんは言っています。

漫画の中の津波が「東日本大震災を指したものではない」としたのは、世間が後から解釈したものなのだそうです。

たつきさんが大津波の夢を最初に見たのは、10代の頃でした。
1981年にその夢を漫画にしようと、ネーム(漫画の原案)を描いていました。(ネーム中に体調不良になったため途中で断念している)

そのネームが、「私が見た未来完全版」に掲載されています。

夢の中でたつきさんは半袖で夏服でした。
そして津波の高さは東日本大震災よりももっと巨大だったと言います。

そのためたつきさんは、やはりこの大津波は東日本大震災のものではなく、この後に見た「2025年7月」に関わる予知夢ではないかと思っているとのことでした。

2025年7月に関わる予知夢とは

「2025年7月」の予知夢とは、たつきさんがインド渡航中に見た、「これから起こる大災害」の夢を指しています。

夢の内容は、日本とフィリピンの中間あたりの海底がボコンと破裂(海底爆発)するものでした。

太平洋の水が盛り上がって、海面に大きな波が立ちます。
それが四方八方に広がって、太平洋周辺の国に大津波となって押し寄せました。

津波の高さは、東日本大震災の3倍もあるものでした。

波の衝撃で陸が押されて盛り上がり、香港から台湾、フィリピンまでが地続きになるように見えたと言います。

大津波は2025年7月5日午前5時頃

たつきさんはつい最近、2021年7月5日午前4時18分にもこの夢を改めて見ています。

そのため今回ははっきりと、日付がわかったとのこと。

※たつきさんの予知夢が現実となる時は、夢を見た日付に起こります。

つまり偽者が言った横浜に限らず、太平洋側に住んでいる方は2025年7月5日午前5時頃(4:18?)までに、高台に非難しておけば難は逃れられるという事です。

ただし、南海トラフどころではない規模、東日本大震災の3倍ともなる津波です。
陸を大きく飲み込む「予想をはるかに超える壊滅的津波」が来るので、それを逃れられる場所に避難する必要があります。

※「私が見た未来完全版」には、この時の夢の詳細(津波が襲う範囲を含む)が直筆で生々しく書かれたものを見ることができます。

大津波の後に訪れる新たな世界

たつきさんは多くの人に、災害に対する準備や、災害後の生き方を考えて行動してほしいと訴えています。

「私が見た未来完全版」はそういった呼びかけをする役割を持って生まれてきた気がするともおっしゃっています。

そして2025年7月の災害以降は、ものすごく輝かしい未来が見えているとのこと。

「災害は避けられなくても、それを覚悟したうえで協力し合えれば、必ず生きていくことができる。それも地球規模ですべての人々が明るく活き活きと暮らしているイメージ」を感じるのだそうです。

第Ⅱ部ミステリー漫画編

「第Ⅱ部ミステリー漫画編」は以下の短編漫画で構成されています。

縁の先(初出’97の漫画)
ちいさなカラの中(初出’83の漫画)
浮遊霊(初出’95の漫画)
地下街(初出’92の漫画)
冥界の壁(初出’95の漫画)
もうひとりの自分(初出’95の漫画)
闇の中へ…(初出’95の漫画)
そんな馬鹿な(初出’89の漫画)
雨月物語(初出’89の漫画)
いくつかピックアップしてお知らせします。

縁の先(初出’97の漫画)

たつきさんが霊感の強い方達と縁が続いたときの話です。

霊感が強くタロットカードの占いができるアシスタントに占ってもらった時のこと。
たつきさんは天使の生まれ変わりであり、オスでもメスでもないが、どちらかというと男に近い性質と言われます。そして「この世の者とは思われぬ人と結婚する」と結果が出ました。

別の霊感が強いアシスタントに見てもらうと、アシスタントは突然恥ずかしがり、「ごめんなさい」と謝りだしました。
たつきさんの背後霊はとても格好がいい男性で、「見るんじゃない」と怒られたというのです。背後霊は髪が長く長身で“強い”のだと絵に描いて見せてくれました。

霊関係で著名なK氏に見てもらった際にも、男性の姿が見えると言われます。
得の位の高い男性が「恋人との悲しい別れ」の感情を持っていて、旅をする姿も見えるのだとか。背が高くすらっとしていて長い髪、崇高な感じを受ける男性という点が、アシスタントに守護霊を描いてもらったものと一致しました。

次に見てもらったのは、たつきさんの姉に連れられて行った霊視ができる男性の元でした。
「過去に悲しい別れをしている。前世では男性で、神に仕えていた。アジア系で背の高いハンサム。髪が長い」とまた一致することを言われました。世界を旅して自然や動物を愛するやさしい人とも。

暫く経って別の女性に見てもらったところ、前世の話を聞くことができたものの、たつきさんの守護霊は格が高く、見えないと言われます。

たつきさんはそれらの話について、霊能力者たちがたつきさんの記憶等を透視したものが混ざったり、霊視の解釈が違うから、食い違いが出るのではないかと結論付けていました。

終わり


以下は私が感じたことです

私はたつきさんが独身である背景に、この男性(守護霊?)の存在があるのではないかと考えました。

例えば遠い前世で髪の長い崇高な男性と恋人関係にあり、彼は神に仕える男性だったこともあって、たつきさんに様々な予知夢を見せているのではないかと思ったのです。

或いはたつきさん自身が神に仕える一員だった等ですね。

ですから今の世では髪の長い守護霊に独身でいるよう、操作されているのではないかと。
どうでしょうか。

地下街(初出’92の漫画)

女性が暑さから逃れようと地下街に入り一番街を彷徨っていると、まるで異次元のようなレトロな店に迷い込みます。

その店にはめんこが売られており、着物を着た老人男性や子ども、洋装をした若い男性がいました。

老人男性は「早く出られた方がいい」と声をかけてきました。女性が不思議に思っていると着物を着た子どもが「あたいもお外でる」と騒ぎ出します。

老人と若い男性は揃って沈黙し、妙な空気が流れました。

「外にはでられん」と子どもに話す老人。「いっしょだったら出られるかもしれない」と若い男性が言い出しますが、老人が引き止めます。

「たとえそれが最後になっても結婚を約束した娘に一目会いたい」と若い男性が叫びました。

何のことかわからず狼狽する女性は、早く店を出ようと扉を開けます。咄嗟に若い男性が女性を引き留めに、扉の外まで追いかけてきました。

同時に若い男性は風にさらわれるように体が引き裂かれ、消えてしまいます。

女性はその場にへたり込みました。
そこはいつもの地下街でした。

目の前には、地下街の一角に設けられた「関東大震災被災地慰霊碑」がありました。

レトロな店にいた彼らは、関東大震災で埋もれた建物の中に閉じ込められたまま、出られずにいたのです。

そこは横浜駅直結の「DIAMOND地下街」でした。

終わり


以下は私が調べたことです

関東大震災は1923年(大正12年)9月1日11時に起きていて、死者行方不明者は推定10万5000人と言われています。

東京の火事による被害が有名ですが、被害の中心は震源断層のある神奈川県内でした。
振動による建物の倒壊のほか、地盤沈下や崖崩れ、沿岸部では津波による被害が発生しています。(参考:wikipedia)

地震が昼間に起きているため行方不明者が多く出たことからも、昔から人が集まっていた横浜駅周辺で被害に遭われた方が多かったでしょう。

ダイヤモンド地下街は横浜駅直結の大型地下街として1964年(昭和39年)12月1日 に開業しました。

現在は相鉄ジョイナスと併合されて、名称も相鉄ジョイナスで統一されています。

何十年も閉じ込められているのは辛いですね。

現実にリンクする、リアリティのある話で震えました。

たつき諒さんの情報まとめ

「私が見た未来完全版」を元に、たつき諒さんの情報をまとめました。

経歴

漫画家名:たつき諒

1954年12月2日生まれの女性。
神奈川県出身。横浜在住。

1975年秋田書店「月間プリンセス」よりデビュー。

「私が見た未来」は1994年~1998年に「ほんとにあった怖い話」に掲載されたたつき諒作品をまとめて、朝日ソラノマより単行本化したもの。

1999年漫画家を引退されています。

夢日記について

印象に残る夢が「未来の自分に関係があるかもしれない」と思い、1976年ごろから夢をメモするようになり、きちんと夢日記としてノート(本)に記録するようになったのは、1985年から。

夢日記は基本的に枕元に置いているとのことです。

夢日記に書いたことが全て予知夢ではなく、ほとんどが個人的な内容。
ストレスなどが影響して見ているものが多いそうです。

予知夢かどうかは現実になったかどうかでしか判断できないものの、たつきさんの場合、自分に関係する事件や事故に限られている気がするとのこと。

引退の理由

1998年9月に「白い手」を描いたのを最後に、充電期間と称し漫画を描かなくなりました。

漫画を前かがみで描き続けるなどした影響から、体力の限界を感じたのがきっかけでした。

以降、様々な仕事を経験し、過ごされています。

幼少期から不思議な体験

たつきさんは幼少期から大人になっても、度々不思議な体験をされています。

一番幼い時の不思議な体験は9歳の時でした。

風邪をこじらせ寝込んでいる間に、宇宙からの視線を感じます。

空を見ると、白髪で白く長い髭をたくわえ、白い服をまとった一人の老人が座って笑顔で見ていました。

「もしも神様がいるとしたら、こんな感じなのかも」と思った瞬間、「懐かしい」「親元へ帰りたい」という思いと共に涙が溢れたそうです。

サイババの娘

1998年、漫画家を辞める最後の年に、インドへ渡ります。(大津波の夢を見たのもこの時)
(いきさつは「私が見た未来完全版」に収録)

サイババの手相が自分の手相と同じと知り、気になったことがきっかけの一つでした。

行った先で、たつきさんがサイババの娘だったことがわかります。
(え!? と思うかもしれませんが、完全版を読むと経緯がわかります)

1800年代の前世でサイババの娘だったたつきさんは、父より先に亡くなったことを思い出すのです。

また、サイババにも(念?)を使って呼び止められたり、気功士の女性からもサイババからの伝言を伝えられるというアクションが起きています。

私が見た未来の表紙の手は、手相を見せたかった

「私が見た未来」の表紙は、たつきさんの左目を左手で隠しています。

これについて、世間では多くの憶測が飛び交いました。
震災で左目を負傷したとか、顔に傷があるのを隠しているとか、そんなことでした。

しかしたつきさんは「私が見た未来完全版」の中で、「手相を見せたかっただけ」と書いています。

サイババと同じ手相ですからね。
見せたくもなりますよね。

手相は変化するものという事はよく知られていますが、たつきさんも手相が変わったそうです。

そのため「私が見た未来」と「私が見た未来完全版」の表紙の手相は少し変わっているとのこと。

また、「私が見た未来」の表紙で涙を流していたのはその頃、心身ともに辛かったからとのことです。

現在は「明るい未来を夢見て」いるため、「私が見た未来完全版」の表紙では涙を消したとのことでした。

偽者の予言とたつき諒さんの予言の違い

余談ですが、気になったので敢えて「偽者のたつき諒」と「たつき諒さんご本人」の予言の違いをあげます。

冒頭に書いたように、偽者が“世間に偽者と知られた”のち、

・たつき諒だと嘘をついたのは「“被害を減らすために予知夢を見せる存在”の指示」
・「たつき諒さんご本人が語っていない予知夢を発信しているので、なぜ知っているのかとたつきさんが驚いている」
・「たつきさん本人がじきに発言されるはず」

とTwitterで発信しました。

そこまでが、「偽者に予知夢を見せてきた存在の“戦略”」なのだと語ったのです。

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個人的に気になりましたので、答え合わせとして、「私が見た未来完全版」と偽者の発言をすり合わせます。

代表的な事柄のみをピックアップしていますので、詳しく違いを知りたい方はこちらをご覧ください。

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2021年6月25日に、たつき諒さんを名乗るTwitterアカウントが偽者であることが判明しました。(2021年6月27日朝から数回アカウント名が変更されています)当時そのアカウントが本物だと思われていました。私もそれを信じていました。[…]

偽者が的中したと話す予知夢は、多くがたつき諒さんが漫画で公表していることでした。

しかし一部、たつきさんが触れていない事柄があります。

代表的なものがこちらです。

・尾崎豊氏亡くなる
・阪神淡路大震災

尾崎豊

1982年4月25日に日本のロックシンガーが、若くして亡くなる夢を見る

1983年に尾崎豊さんデビュー

1992年4月25日に尾崎豊さん亡くなる(夢から10年後)

阪神淡路大震災

1995年1月2日に15日か15年後に神戸の大地がひび割れる映像と文字の夢を見る

1995年1月17日に阪神淡路大震災が起こる(夢から15日後)

親しい友人はこの予言を信じ、非難したところ被害に遭わずに済んだとTwitterで話していました。

 

本当に尾崎豊氏や阪神淡路大震災の予知夢を見ていたのでしょうか。

予知夢が現実となる法則

偽者は予知夢が現実となる法則があると言っていました。

夢を見た日付から「15日や15年後になる法則」です。

尾崎豊氏の予言は夢を見てから10年後です。
15日や15年後ではないのですが、予知夢の内容により法則が変わるという事でした。

本当に予知夢を見たのか、その予知夢をなぜ日付まで覚えていられたのか(たつきさんのようにメモやノートに残していたのか?)は偽者本人にしかわかりません。

気になる偽者の発言

「私が見た未来完全版」のあとがきの中で、たつきさんはネットに一切繋がっていないと書かれています。

「たつき諒が東日本大震災を予言していた」と世間で騒がれているときも、偽者がたつきさんのフリをして雑誌のインタビューに答えていたことも知らずに生活をしていて、のちに友人から聞いて驚いたそうです。

つまり刊行されている雑誌や漫画の単行本に書いたこと以外、たつき諒さんご本人の声はネット上に出ていないという事なのです。

しかし偽者は「私が見た未来完全版」が出る前に、「『東日本で大災害は2011年3月』の言葉イメージを夢で見た」とネットに書き込んでいます。

初版の「私が見た未来」の表紙に「大災害は2011年3月」と書いた部分のことです。

たつき諒さんも「私が見た未来完全版」の中で年号を見たと書かれています。
先に偽者が発信しているのですよね。

単なる偶然なのでしょうか。

富士山の大噴火

私が「私が見た未来完全版」を読んで「やはり偽者は偽者でしかなかった」と思ったのは、富士山の大噴火の一件の相違が大きかったからです。

偽者は1991年8月20日に富士山が噴火する夢を見て、夢が実現するまでの法則に当てはめて「富士山噴火が起こるのは最短2021年8月。最遅なら2141年8月」とTwitterで発信していました。

噴火の可能性があるから、山に登らないでと注意を呼び掛けていたのです。

しかしたつきさんは「私が見た未来完全版」の中で「噴火の夢は見たが、その後も2度見た内容から象徴夢と理解し、噴火はしない」と結論付けています。

噴火するとしないじゃ大違いじゃん!!
偽者はやはり偽者か!

と思ったのです。

ここで思い出されるのが、偽者とわかったあと、完全版が出る前に偽者が言ったこの言葉です。

「たつき諒さんご本人が語っていない予知夢を発信しているので、なぜ知っているのかとたつきさんが驚いている」

これは完全版出版にあたり、編集の方と偽者がコンタクトをとった際に言われた言葉だそうです。

Twitter上では「編集がわざわざ偽者にそんなことを言うか?」と非難されていましたが、本当に言われたのかもしれないと思ってしまいますね。

(2021年11月5日一部修正)

偽者は予知夢を見たのか

偽者がたつき諒さん本人だと装っていた時、「1996年3月11日に東日本大震災の予知夢を最後に見なくなった」 とTwitterで言っていました。

「漫画で公表し、世間に注意を呼び掛けるために何者かに夢を見せられた」「漫画家を辞めた時点で必要がなくなり予知夢を見なくなった」と。

フォロワーから「また漫画を描きだしたら予知夢を見るようになるのでは?」と言われると、「辛い場面を見たくない(というようなこと)」を少々怒った口調で返していました。

仮にかつては本当に予知夢を見ていたとしても、今は見られなくなったという事なのでしょうか。

偽者が予知夢を見なくなったのも「偽者に予知夢を見せてきた存在の“戦略”」ということ?

たつき諒さんは偽者をどう思っているのか

「私が見た未来完全版」のあとがきに書かれたたつきさんの言葉です。

1996年当時、「ほんとにあった怖い話」編集部の「読者の体験談募集」宛には、「大津波の夢を見た」という投稿がたくさんあったそうです。私と同じような予知夢を見た人は、実はたくさんいるのだと思います。

予知は警告です。避けられるから見させられた。災難を避ける災難を小規模にする手段があるということだと思います。(出典:私が見た未来完全版)

同じく完全版の中に収録されている漫画「縁の先」で多数の霊視(?)者に見てもらった後、「解釈の違い」で結論が変わると考えられていることも描かれています。

つまり富士山が噴火するかどうかの結論は、解釈によって変わるものであると一定の理解を示していると言えるのではないでしょうか。

となると、「偽者は偽者でしかなかった」と結論付けるのは時期尚早?

偽者のTwitterアカウントは現在もありますが、リツイートが基本となっています。

最近たまたま「霊能力者や予言者は世間に非難されやすく、早く亡くなる方が多い」とある番組で見ました。

この方も偽者とわかり酷く非難されたはずです。

愉快犯であれば非難されて当然ではあるのですが、もし本当に予知夢を見ていたのだとしたら、辛い状況に居られる方という事になりますね……。

※2021年11月追記
現在Twitterカウントは凍結されることなく利用されていますが、ますますメンヘラに近づいているようにも見えます。
やはり信用するのは難しいといった印象です。

 

私が見た未来完全版が読めてよかった!

「私が見た未来完全版」を読み、心底安心したのは私だけでしょうか。

ノストラダムスの大予言は全く信じていなかったし、雑誌の占いにも興味がないのですが、なぜかたつき諒さんの予知夢にはとても惹かれるのです。

横浜大津波について酷く不安だったのですが、日付や時間も公開していただいたことで、その不安を払しょくすることができました。

あとはもう備えるだけです!!

私の夫は夜勤がある仕事をしていますので、まず2025年7月4日の晩から5日は仕事をお休みしてもらいます!!

夫の両親も海に近いところに住んでいるので、「うちの嫁は頭大丈夫か?」と心配されそうですが、この日だけはお願いを聞いて! と頼み込んで避難したいと思います。

 

この記事は「私が見た未来完全版」の一部の情報をまとめています。

また、フレディマーキュリーやダイアナ妃に関する予知夢についても、完全版を読むと詳細がよくわかるようになっています。
かつての漫画だけでなく、ご本人による解説や夢日記を読むことができ、非常にボリュームのある一冊となっています。

少しでも気になる方は、是非読んでおいた方がいい!!

おすすめします。
そして一緒に備えましょう!

 

たつき諒さん。
ありがとうございました。

 

※偽者が発した情報をまとめた記事は、しばらくしたら消す予定です。
現在はまだ偽者とわかった上で偽者が発した情報を知りたい方がいるためです。少しの間お待ちください。

 

何者かの力が働いて「リング」作者の鈴木光司さんが「書かされた」と言った話の記事☟

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