横浜市立中学校給食が不味い!ハマ弁が給食にスライドしてどうなった!?

この記事は2024年4月時点の横浜市の公立中学校給食について、個人的な思いを一方的に述べる記事です。

主に給食の味と温度について、改善を望みます。

横浜市立中学校の給食が美味しいというデマ

横浜市の公立中学校はこれまで、給食制度がありませんでした。

2011年頃から子育て世帯を中心とした増税が一気に加速し、両親が働かなければ子どもを育てることが難しい社会となりました。子どもに手をかける時間が減り、毎朝の弁当作りが親の大きな負担となります。

給食制度を切望する声がより大きくなったことを背景に、2021年に行われた横浜市長選に立候補した山中竹春氏は、中学校の給食制度導入を公約とし、ハマのドンの強力な後援を得て当選しました。

市長選の主な争点はIR事業の是非でしたが、当選後の山中市長は公約通りIR事業計画の廃止を決定。中学校給食の配備に尽力していきます。

中学校に給食はありませんでしたが、「ハマ弁」がありました。ハマ弁はデリバリー方式の弁当で、申し込むと学校に直接届けられる仕組みです。

ハマ弁は平成28(2016)年7月から導入されています。価格も助成が利いて一食¥330程度(他都市の給食費並み)と安価で利用できるのですが、平成29年4月時点でのハマ弁利用者は1.1%、平成31年4月に3.3%、令和2年2月で7.3%と伸び悩んでいました。

原因は「不味いから」です。

ハマ弁は不味いという事実

この令和6年度に私の第一子が横浜市の公立中学校に入学しました。

子どもが小学校の時から「中学校に行ったらママが作ったお弁当を持っていきたい」と言われていました。

中学校で利用できるハマ弁が不味いと有名だからです。

「中学生の兄妹がいる友達からハマ弁が不味いって聞いたの。一人じゃないよ、何人も同じことを言うの。本当に不味いみたい。不味いご飯食べたくないからママの作ったお弁当がいい」

中学生の子を持つママ友達に聞くと、やはり「かなり不味いみたいよ、ハマ弁。うちの子も一度利用したけど嫌がって弁当持たせてる」という声が複数聞かれました。

「不味くて嫌みたいだけど毎日弁当作るの大変だし、夏場持参の弁当が傷むのも嫌だからハマ弁食べてもらってる」という声も同じくらい聞かれました。

共通しているのは「不味い」ということでした。

入学説明会での強い給食利用の勧め

中学校入学の数ヶ月前に、給食試食会の案内がありました。
第一子は持参弁当を切望していましたので試食する必要もないと思い、参加しませんでした。

その後開かれた入学説明会で、給食制度利用の勧めがありました。

令和6年度は選択制で給食を利用することができるようになったとのこと。
令和8年度から現在の給食を全員に利用させる、完全給食に替わることが決まっています。

給食は弁当に入った状態で届けられ、器に盛るなどの手間がありません。

現在は弁当を持参しても良いし、給食を利用しても良い。給食とは別の会社が作った弁当(給食利用時の倍の価格)を申し込むこともできます。率直に、「便利だ」と感心しました。そして作る手間がかからず安く利用できる給食利用に魅力を感じました。

配られた給食の広報パンフレットにはしっかりとした紙が使われていました。無駄な費用ではと少々思ったものの、市長が力を入れて導入を進めているためその表れのようにも感じられました。

確かハマ弁が給食という扱いに変わったのよね? とうっすら思いましたが、どこにもハマ弁の文字はありませんでした。

学校からの説明を聞く限り、「給食を強く推している」印象を持ちました。
当然学校によって紹介のされ方は違うのでしょうが、やはり力を入れているのだろうと改めて感じました。

説明の内容は、

・現状(令和5年度末時点)半数近い生徒が給食を利用している
・給食は栄養バランスが整っている
・弁当を持参するのであれば、栄養のバランスを考えたものを用意して欲しい
・令和8年度から完全給食となるから慣れるためにも利用を勧める
・アプリで申込み、決済までできるので便利で手軽である

というものでした。

私が引っかかったのは、「弁当を持参するのであれば、栄養のバランスを考えたものを用意して欲しい」という説明でした。

もちろんある程度栄養バランスは考えて食事を用意していますが、栄養士のような専門的な成分計算はできません。「なんとなく」でしか作れないのです。
わざわざこう言われると、弁当が親としての査定項目にされている様でストレスでした。

同じく説明会に出席していたママ友たちに、「給食ってハマ弁だよね?」と聞くと、「わかんない。ってことは美味しくないの?」「でも満足感が高いみたいな説明してたよね。どういうこと?」「給食に替わって、美味しくなったのかな」「ハマ弁は不味いだけじゃなくて、温度管理が最悪って聞いてたけどそれはどうなっているんだろう……」等戸惑いの声が聞かれました。

私の知人で試食会に参加している親はいませんでした。
「試食会の弁当は普通に美味しかったらしいよ」と知人伝の話だけ、聞くことができました。

給食の利点

味に問題がないのであれば、給食は魅力的です。

・栄養バランスが良い食事がとれる
・安価で利用できる
・夏場持参した弁当が傷む心配がない
・弁当を作る手間が省ける
・小学校時代より長い距離を歩き、重い教科書を背負って登校する際に、弁当分の荷物を減らせる

弁当を作る手間は単に料理をする手間だけでなく、毎日弁当の献立を考えて買い出しをして、調理器具を洗い、食べた後の弁当や箸箱を洗うところまで含みます。これが毎日のことになると大きな負担となります。

正直なところ、給食を利用して欲しい!!

でも本当に不味いのなら無理に利用させたくもありませんでした。

そこでインターネットを使って、「横浜市 中学校 給食 評判」について調べてみました。

すると給食とハマ弁を結びつける情報は見当たらず、「なかなか美味しい」という評判が複数見られました。

あれ、ハマ弁が給食に替わったと思っていたけど、違ったのかな?
あるいは給食になるにあたり公費が継ぎこまれて、味の改善がされたのかもと思いました。

何にしても「美味しい」なら、給食を利用しない手はない!

子どもに「給食美味しいらしいよ。うちから中学校までかなり坂を上がらなければならないし、荷物が多くて大変なんだって。最初だけ給食を利用してみて、やっぱり嫌だったら持参弁当に切り替えよう」と持ち掛けました。

子どもは「えー、本当に美味しいの? ……じゃあそうしてみる」としぶしぶ了承してくれました。

早速、学校から案内があった給食申込みができるアプリをダウンロードして、4月いっぱいの給食の申込を完了させました。

アプリは使いやすく、便利だと感じました。

横浜市の公立中学給食「マズ過ぎて食べたくない!」と訴える子ども

入学して2日目から給食が開始しました。

給食利用者は箸を持参するだけです。
ああ、楽!! と思っていたら、帰宅した子どもが第一声、興奮した声で「ママ!! 給食がビックリするくらい不味いんだけど!!」と報告してきました。

アプリに載せられた献立の写真では美味しそうに見えた魚が、何がどうしたらそんなに不味くなるのかわからないけれど、とにかく美味しくなくて食べられたものではないと言うのです。

食べ物を残してはいけないと思い、無理に食べて気持ちが悪くなったといいます。

これまで私が料理に失敗したときに「美味しくないかも」と言われたことがありますが(私自身も美味しくないと思った)、そんな発言は滅多にしない子です。

それから毎日、「今日も不味かった」と続き、ある日やっと「今日のパン美味しかった。給食で美味しかったの初めて!」と喜んでいました。

それからも「今日も不味かった。本当に給食嫌だ。今から申し込んだ分をキャンセルできないの?」「今日のこのメニューは普通に美味しかった。他は不味かった」「不味いって言うの作ってくれた人に失礼だと思うけど、本当に不味いの。ビックリするよ」と続きました。

それだけ不味い食事を作り続けられることに、少々感心しました。
そしてこれだけ不味いのであれば、やはり給食はハマ弁なのだと確信しました。

横浜市の公立小学校の給食は美味しいと喜んでいましたから。

「栄養バランスを考えて薄味で作られているから美味しくないと感じるんじゃないの?」と聞いてみましたが、そういうレベルではなく、「なんか苦い」とか「味がわからない」「グチャグチャしていたり食感がおかしく、何を食べているのかわからない」と言います。

「給食の時間が憂鬱。あまりに美味しくなくて、良くないと思うけどどうしても食べられないものは残してるんだよね」とも言いました。

栄養のバランスが取れていたとしても、食事を楽しめず、残してしまっては意味がありません。

※小学校時代はおかわりをするためのジャンケンに参加するくらいよく食べていました。

食育は食事を楽しむことが基本・横浜市立中学給食に変革を!!

子どもの話によると、ご飯と汁物は温かく提供されているとのことです。
しかしおかずが冷たいのだとか。

その温度が味をわかりにくくさせているのかもしれません。

Xで横浜市の中学校給食についてポストしたところ、カレーが凍っていた体験談(別の区在住の方)を聞きました。
先日たまたま会った近所のママ友も、中学生の子どもから聞いた話として、カレーが凍っていたことがあると同じ話しをしていました。

つまり温度管理に問題があるのは一部に限ったことではなく、横浜市の中学校全体に及んでいる可能性があるということです。

それにしても不味いとまで感じるわけですから、温度管理の影響だけでなく味付けの問題は大きいでしょう。

私は給食の推進を応援しています。
同時に味の改善を望みます!!

栄養バランスを整えたところで、美味しくなくて残してしまうのでは意味がないのです。

食育は食事を楽しむところから始まるのではないでしょうか。

私はハマのドンこと藤木幸夫氏を尊敬しています。
幸夫氏が応援した山中市長はきっと新たな横浜を作ってくれると期待しています。

山中市長、頑張って!!
中学校給食を美味しくしてぇぇぇ~~!! (切実な願い)

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