A.B.C-Z珠玉ドラマ「ワンモア」大人が居残りして何が悪い・第六話感想

ワンモアはジャニーズ事務所のアイドルグループA.B.C-Zが主演を務めるドラマです。

一話~五話の感想は別記事に書いています。
ワンモアをご存じない方はこちらからご覧ください。

ワンモア第六話「大人が居残りして何が悪い」あらすじ

定時制高校の教室。
黒板をバックに副担任の水野真二郎(五関晃一)が振り返り、「俺の授業を開始する」と決めセリフを言う。

水野の教師モノマネが生徒にウケて、盛り上がる。

学級委員長の空田公平(塚田僚一)がクラスメイトに「あれ良かったよね」と声をかけると、火村直哉(戸塚祥太)が風間翔(橋本良亮)に「見てた?」と話しかける。頷く風間に、「俺も(見てた)」と答える火村。

「(モノマネが)やっとみんなに伝わった」と喜ぶ水野。

最年長の生徒の片山昭三(渡辺哲)が「全然わからん」と言うが、水野の喜びは止まらない。
「昭三さんに伝わってないから」と担任教師の地井誠(河合郁人)が水野に伝えるが、まるで耳に入っておらず、モノマネを続ける。

「よくわからんけど」と言いながら一緒に盛り上がる片山を見て、「このまま授業を始めます」と宣言する水野。
それを地井が微笑ましく見守っている。

職員室の戻った地井と水野。

水野は授業の盛り上がりを喜ぶ。「頼むから普通に授業をやってくれ」と地井が言うが、「最近生徒が積極的に授業を受けてくれていると思いません?」と水野が問いかける。「そうなんだけど」と答える地井。

今度二人で(モノマネ)をやろうと、水野が持ち掛ける。ごくせん(女性教師)とスクールウォーズ(男性教師)ならスクールウォーズを地井に譲るが、金八だけは譲れないと言う。

卒業式に金八先生の真似をして、生徒一人一人に言葉を送るのが夢だと語る。
卒業は四年後なのに、気が早いと地井が突っ込む。

図書室でヘルマンヘッセの「車輪の下」を読む風間に、全日制生徒の志保が「ヘッセも好きなんですか」と話しかける。「うん」と小さく返事をする風間。

志保はツルゲーネフの「はつ恋」を差し出す。「読みたかったやつ。ここにはなくて……」という風間に、「私の、貸してあげる」と志保が言う。風間は志保の顔を一度見て目をそらし、「ありがとう」と呟く。嬉しそうに笑う志保。

夜の校内で、風間は志保の上履きを愛しそうに見つめている。
「おい」と話しかけられ、驚く風間。「なにもしてません」と向けた視線の先に、火村がいた。

「(風間に)頼みがある」と火村が言う。

谷部木材店の休憩時間。

火村は社長の谷部譲治(宇梶剛士)や事務員、先輩たちに囲まれて教科書を見ていた。
談笑していると、火村と折り合いの悪い先輩が現れ、火村に残業を申し付ける。

急ぎの仕事はないが、火村のノルマだけが遅れているからだと説明する。火村が学校に行っている分、遅れてしまうのは仕方ないと事務員が擁護するが、「そんなの知んねぇよ」と先輩が吐き捨てる。

火村は「いいっすよ。今日学校休みなんで」と笑顔で答え、ガチ袋を腰に着けて作業場に向かう。

夜、なぐり(とんかち)を持って作業している火村のもとに、スカジャンを着た男、柳沢が現れる。
柳沢は親しげに話しかけながら、職場に入ってくる。

「出てきたのか」と問う火村に「早かっただろ。俺模範囚だったから」と、その場にあったのこぎりを手にして柳沢が答える。

柳沢は「お前変わったな。昔はみんなビビッて避けてたのに」と言いながらのこぎりを火村に渡す。「何しに来た」と聞く火村に、「俺たち、友達だろ。お前に謝りに来た」と柳沢が言う。

~回想~

金髪に染めた火村が走っている。
高架下で柳沢が男二人からリンチに遭っている。

助けに入る火村。火村が男二人を殴り倒すと、柳沢は「なめんじゃねえ」と鉄パイプを持って、男たちに殴りかかる。
「もういいだろ」と鉄パイプを取り上げ、柳沢を止める火村。

そこに警察が現れ、鉄パイプを持った火村が取り押さえられる。

~回想終わり~

「あの時、火村が庇ってくれたから4年(懲役)で済んだ。ただ、執行猶予とはいえ、お前に前(前科)つけちまったのが申し訳なくて」と柳沢が頭を下げる。「もういい。昔のことだろ」と作業を始める火村。

火村は定時制高校に通っていることを話す。同じく中卒の柳沢にも進学を勧めるが、「俺は無理」と断られる。田舎に帰って親孝行すると話す柳沢に「いいと思う」と火村が賛同する。

定時制教室で、片山が奥さんへの手紙を書きあげたことを報告する。
漢字が間違っていないか、読んで確かめてほしいと、手紙の読み上げを頼む片山。

空田が読み上げるが、誤字が多いことがわかる。
地井の指示で、水野が手紙の添削をすることになる。

片山が喜んでいると、教室に二人の刑事が入ってくる。職員室が無人だったので教室に来たという。

刑事の目的は火村だった。話しを聞きたいという刑事に、「なんすか」と聞く火村。
「お前に傷害の容疑がかかっている」と好戦的な態度で告げられる。

江尾市轟警察署。

何であんなことしたのと聴取する刑事に、なんのことかと火村が聞き返す。
若い奴が殴られ、証拠として火村の指紋がべったりついたなぐり(とんかち)が上がっているのだと説明される。

そのなぐり(とんかち)は柳沢が職場に現れた時に、目の前にあったものだった。

黙り込む火村に、刑事が「前もそうやって黙秘したんだってな。俺はそんな甘くねぇぞ」と凄む。
諦めた笑いをした火村に、刑事が机を叩いて圧力をかける。

刑事から説明を受け、身元引受人の谷部は不安そうな表情を浮かべながら「何かの間違いです。もう(火村は)更生しています」と答える。
「聞き込みだと随分違っていますけど」と刑事が答える。

~刑事の聞き込み・火村と折り合いが悪い先輩~
「いつかやると思ってた。今も鋭い目つきで睨んでくる。(従業員と)仲が良くなかった。反抗ばっかするんで。喧嘩耐えないっていうか」

~刑事の聞き込み・全日制高校3人組~
「前に胸ぐらを掴まれてすごく怖かった」

~証言終わり~

火村の履歴書を見ながら、「お前はバカじゃない」と呟く谷部。

定時制教室に火村はいない。
生徒たちは静かに机に向かっている。

地井が数学の問題に答えるよう空田を指すが、返事をしない。
授業に集中するよう指導するが「無理です。せめて何があったか教えてください」と空田が答える。地井は次に風間を指すが、風間は無言のまま目をそらす。沈黙する生徒たち。

「やる気がないなら帰れ」と言う地井に、教卓に座っていた水野が「みんなに伝えてもいいですか」と立ち上がる。「教えてください」と空田が声を上げる。諦めたように地井が教卓に座る。

「おとといの夜、火村君が喧嘩して人に怪我をさせた。相手は全治六か月。今入院してます」と水野が説明する。

「本当に火村君がやったんですか」と問う空田。水野が「警察には絶対違うって言ったんだけど、彼、前科があって……」と言ったところで、「そこまで言わなくていいから」と地井が止める。

沖田莉奈(森田想)が「別に隠すことないじゃん」と言う。片山は、火村が罪を認めているのかと訊く。黙秘しているが、アリバイがないことを水野が答える。

風間が「あの……」と手をあげる。

火村は聴取中、刑事に凄まれ脅される。
「もうどうでもいいわ。どうせ俺の言うことなんて信じねぇだろ」と投げやりになる火村。

取り調べをしていた刑事が他の刑事に呼び出され、部屋を出ていく。

警察署に、水野と生徒たちが詰めかけた。
火村と話をさせてくれと迫る水野。

任意(の取り調べ)だから火村を帰せと沖田が怒り、それが市民に対する態度かと片山が怒る。
揉めている場に谷部が通りかかり、様子を見つめる。

水野たちに、取り調べをしていた刑事が対応する。

火村にアリバイがあったことを伝える水野。
「火村君には黙ってろって言われたんですけど」と風間が話し出す。

~回想~

夜の校内で、火村に話しかけられた風間。
「頼みがある」と火村が言う。

もうすぐ(二級建築士の)試験があるが難しい。一緒に居残りして(教えて)欲しいという内容だった。
皆に知られると恥ずかしいから、秘密にしてほしいと火村が頼む。

~回想終わり~

「それから毎日一緒に学校に残って。あの日の夜も、僕たち居残りで勉強してて……」風間が説明するが、「いい年して居残りって」と刑事が笑う。

「大人が居残り勉強して何が悪いんですか」と風間が凄む。
閉口する刑事たち。

これでアリバイが証明できたと水野が言うが、それだけでは帰せないと刑事が制止する。
そこに学校の防犯カメラの映像のDVDを持った地井が現れ、刑事に渡す。

「とにかく今日は帰れ」という刑事に、「帰らない。友達を解放してくれるまで絶対に帰らない」と風間が座り込みを始める。
一緒に座りだす生徒たち。

その姿を見ていた谷部は、安堵と嬉しそうな表情を浮かべ、去る。

警察署の前に立つ教師と生徒たち。そこに火村が現れる。

嬉しそうな表情の面々に、「そんなに嬉しいか」と聞く火村。
「当たり前だ。皆で卒業するんだ。誰一人欠けることなく」と火村の肩を抱く水野。

火村は風間に詰め寄る。「(約束を破って)ごめん」と風間が謝る。
「許してやる代わりに、勉強の続きを教えろ」と火村が頼む。笑って「うん」と答える風間。

「どうして黙秘してたんだ」と地井が火村に訊ねる。

柳沢が怯えるように歩いている。柳沢の腕を引っ張り、詰め寄る火村。
柳沢は火村を殴る。逃げようとする柳沢を止め、二人がもみ合いになる。

「何であんな(火村に罪を擦り付ける行為)ことした」と火村が問う。「不公平だろ。お前だけ執行猶予で、まともな仕事を見つけて」と柳沢が答える。拳を振り上げるが、自制する火村。

「そんなの自分次第だろう。今から自主しろ。罪償って親の元に帰ってやれ。本当の友達を探せ」と伝えるが、柳沢は火村を突き飛ばして逃げ去る。

定時制教室に登校する火村。クラスメイトが歓迎する。

水野は新しいモノマネの仕込みがあり、登校が遅れていた。
次のモノマネが楽しみだと風間が言い、クラスが和気あいあいとしている。

教壇には出席簿が置かれている。

「やっぱ地獄先生ぬーべの特殊メイクは、素人には無理だ」と呟きながら、急ぐ水野。
目線の先には、横断歩道に飛び出す子どもの姿が見える。子どもを助けようと鞄を投げ捨て、道路に飛び出す水野。

間一髪で車が停まり、事なきを得た。

振り返ると横断歩道には片山から預かっていた手紙がはためいている。

慌てて取りに戻る水野。
そこに車が接近する。

第六話終わり。

ワンモア第六話感想

六話のラストは、心臓に悪いです。
水野先生、あなたが定時制生徒たちの団結を深めたんですよ。
助かるよね? 大丈夫だよね? と思ったまま六話が終わりました。
予告を見てびっくり。
ワンモアはもしや七話で終わるの? と衝撃でした。
いくらでも膨らませられそうなドラマです。せめて9話までやってよ~と願わずにいられません。
来週最終回かと思うと終わってしまうのが残念で、六話のレビューを書く気が起きなくなってしまいました。
結局この記事は、最終回を観終えてから書いてます。
最終回のネタバレは最終回の記事で書きますので、ここでは六話を見終わった時点の感想を書きます。
柳沢は謝りに来た時点では、火村をはめようと思ってなかったかもしれませんね。
同じ土俵にいた仲間が知らないうちに新しいステージに進んでいたのを知って焦りを感じ、「俺が実刑でなければ」「火村が執行猶予だったからその場を得られたんだ」と環境のせいにしてしまったのかも。
火村も言っていましたね。「自分次第だろう」って。本当にその通りだと思いました。
人を羨んだり妬むと、自分が憐れに感じるんですよ。
でも自分を憐れとは思いたくないんです。だからそれを自分とは違う何かのせいにすることがあります。
問題行動がある人は、家庭などの環境に恵まれていない場合が少なくありません。
痛みばかりの環境にいると、常に神経を張って興奮し続けていなければいけません。
油断しているときに痛みを感じると痛いので、いつ痛みを感じてもいいように、臨戦状態でスタンバイモードに入っています。
そうなると、落ち着いて自分を見返すことが難しくなります。
興奮状態では自分のことも周囲のことも、客観視できませんから。
安心できる環境に身を置くことで緊張を解き、冷静になることができます。そこで初めて自分を見つめられるんですよね。
せっかく環境が安定しても、他のせいにして自分を見つめられない人もいます。
そうなると、精神の軸が傾いていきます。
これは一生に関わる大事な軸なんですよね。
火村は社長に守られ、クラスメイトと絆を深めることで、先輩が突っかかって来ても流せるまで落ち着きました。
これはクラスメイトや教師が、それぞれに抱えているものを見せ合ったり、正面からぶつかることで得た財産なんだと感じました。
六話も感動的でした。
虐待などの環境により、問題行動が出た子どもたちを診察していた医師が、その傾向を統計を元に書いた本「子ども虐待という第四の発達障害」があります。興味深い内容となっていますので、興味のある方は読んでみてください。
こちら☟の記事の中で紹介しています。
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風間は表情が出て発言もできるようになり、志保ともコミュニケーションがとれるようになりました。
すごい成長っぷりだと思いましたが、下駄箱の上履きを見つめる表情は、相変わらずむっつり感が出ていました。
でも愛しくて仕方ないというのも伝わって、非常によかったです。
自分を心底愛してくれるなら、むっつり大歓迎ですよ。私はお呼びでないですね。残念。
それにしても、前科があるとどうしても疑われてしまいますね。
特に火村のように多くを語らないタイプだと、誤解されやすいように思います。
もっと訴えたらいいのにと思いますが、火村は前科があるから余計に受け入れられにくいんですよね。これってよくないよなぁ。
私は子育て中の母ですが、子どもが何度言ってもお菓子のゴミを捨てないでいると、またゴミが放置されていた時に「いつも言ってるでしょ! 捨ててよ!」って怒ってしまうことがあります。その時のゴミは夫が犯人でも、それまでやったことがある人を疑ってしまうんですよね。
先入観で見てはいけないとわかっているのに、中々難しい。
気を付けなければなりません。
火村より、全日制の生徒3人組の方がよっぽど性根腐っててヤバいです。
彼らの方が早めに痛い目見ておかないと、ろくな大人にならないように思います。
それにしても火村役の戸塚さんは声がいいですね。
間も、佇まいもいい。存在感があります。
乱闘シーンも力強くて「パンチングマシン強そうだな」と思いました。
余談ですが、私はパンチングマシンが好きです。
昔よく、深夜のお台場でやりました。
90くらいは出していたんですが、女性の平均はどれくらいなんでしょうか。
力強いと言えば、空田役の塚田さんも筋肉がすごいですよね。
私はワンモアがきっかけでA.B.C-Zに興味を持ちました。
その後、撮りためたまま見ていなかった「人間観察モニタリング」を見ました。
上から落ちてくるボールに走り込んでタッチする、嘘のスポーツの企画を作り、落とし穴に落とすドッキリに塚田さんが出演されていました。
真剣に挑んでいることを笑ったり、落ちた後呆然とする姿を笑う企画ですが、何だか無性に腹が立ってしまったんですよね。
真剣に挑んでいるのに、アイドルだからって笑いものにしていいわけないぞと。
空田が……じゃなかった塚田さんの笑顔も全く見られないまま放送が終了してしまって、何だかなと思ってしまいました。モニタリング好きな方、申し訳ないです。私も普段は好きで家族で観ているんですが、この企画だけは笑えなかったんですよね。
私が大人げないのでしょうか。ワンモアが「大人の真剣を笑うな」がテーマで影響されたからでしょうか。
塚田さんが傷ついたんじゃないかと心配になってしまいました。
あの企画、楽しまれた方には申し訳ないです! 私がワンモアフリークだと思って許してください。
彼らの今後の活躍に、期待します。
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ワンモアが見られる動画

ワンモア第六話は名古屋メーテレにて2021年5月10日に放映されました。
関東では2021年5月15日深夜に神奈川県のローカルチャンネルTVKで放映されています。

七話完結となっており、七話はメーテレにて2021年5月17日に。TVKでは2021年5月22日深夜に放映が終了しました。

七話予告動画

TVer

TVerでは5月25日0時48分まで第七話の最終話を無料で観ることができます。

Amazon Prime Video

Prime Videoでは1~7話の全話を見ることができます。

Amazon Prime会員は無料で視聴ができます。

次回は最終回

あー、終わってしまうのか。
空田と娘の話。
風間と志保や家族との話。
火村の二級建築士試験の話。
沖田と兄弟の話、掘り下げられなかったグエンの環境、片山と妻の話。
水野がどんな家庭で育ったのか。
地井の女性関係(一話で一夜限りの女性が出てきたので)の話など、物語が無限に膨らませられそうな「ワンモア」の最終回を楽しみたいと思います。
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