大好きな彼氏や夫の前で失態を犯してしまうと、「嫌われたかも。」と不安になりますね。
犯しがちな失態例と、挽回例をお伝えします。
女性が犯しがちな失態例
犯しがちな失態例はこちらです。
〇 おなら
〇 ムダ毛
〇 失禁
〇 嘔吐
おなら
彼氏、夫の前でおならを隠すかどうかは、意見が分かれます。
意外とおならを聴きたがる男性が多いことが影響しています。
中には、おならが二人の仲を深めるという男性の意見も。
私はかつての彼氏の前でも、夫の前でもしません。
すると、
おならを我慢するのは俺に気を許していないからだ。
とおならをするよう求められたことがあります。
あなたがどうこうは関係ない。私がしたくないからしないんだー！！
そう言って逃げました。
こういう男性もいますので、必ずしもおならが嫌がられるとは限りません。
また、してしまっても、焦りながら「違う違う！」と誤魔化そうとする姿が好きだという男性もいました。
失態としては可愛いレベルだと思います。
そもそも生理現象ですので、おならを許容できない男性と将来を考えるのは難しいかも知れませんね。
ムダ毛
最近の若い男性は美容意識が高く、ムダ毛の処理をしている割合が多くなっています。
しかしかつての彼氏の中に、
ムダ毛抜かせて。
と言ってくる男性がいました。
あなたに抜かせるために日数をかけて伸ばさなきゃいけないからイヤ。
なんで俺に見せられないの！？
俺に気を許していないんじゃないの？
あなたがどうこうは関係ない。私がイヤなの！
おなら同様の返答になりました。
そうかと思えば、
ムダ毛が生えてる女なんていないだろ？
モテ街道を歩んできた上司がこう発言しました。
普通に女もムダ毛生えますよ。
いや、ねーだろ！ そんな女見たことねぇよ。生えてたら引くわ。
……人間も動物ですから、男性同様に女も生えますよ。
モテ男である上司と付き合ってきた女性たちは、容姿に気を使う方たちだったのでしょう。
上司が彼女のムダ毛を始めて見る時、どんな反応をするのか見ものです。
モテ男と付き合う女性たちは永久脱毛しているのでしょうかね。
因みにモテ男上司は、おならについても、
女のおならは聞いたことがない。
と言っていました。
繕う女がいるから、引く男性が出てくるのかもしれません。
うっかりした処理忘れや産毛程度も見逃してくれない男性は、一時期付き合うにはいいですが、長く一緒にいると疲れてしまうかもしれませんね。
失禁
体調不良、泥酔等の理由から、失禁してしまうことがあります。
その上、片付けを彼氏がしなければならないことも。
嫌われるー！
彼氏が酒嫌いなのに彼女が泥酔して失禁となると、挽回のハードルはかなり上がりますが、そうでなければ彼女のその後の態度で挽回の可能性は高いです。
後ほどお知らせします。
因みに私は独身時代、彼氏の家で酒を飲み、そのまま就寝しました。
トイレに入る夢を見て、若干失禁をしたところで目が覚め、瞬時に筋肉で尿を止めて、明け方慌てて帰宅したことがあります。
服に少し染みる程度で済んだのでよかったですが、本当に焦りました。
黒歴史……。
夢の世界のトイレは危険です。本当に。
また、産後母胎の危険があり尿管を入れたことが数回ありました。
尿パックがベッドにぶら下げられていて、私の尿が夫に丸見えでした。
仕方ないこととはいえ、引かれたら嫌だな。
敢えて口に出して言ってみました。
引かないし、全然気にならないよ。体調のためにやってることなのに、それで引く方がおかしいでしょ。
夫♡
ということがありました。
逆の立場になって考えると、体調不良で失禁したとしたら、それほど厳しい状態と捉えます。
体の心配はしても、引くことはありません。
ここで引く人と今後付き合っていけるのか、心配になりますね。
彼氏が相手の場合は、結婚後どこまで許容し合えるかがわかりますので、人となりを見る材料になります。
嘔吐
体調不良、悪阻、泥酔により、嘔吐してしまうことがあります。
体調不良や悪阻については失禁と同様、ここで引く人と今後やっていけるのか心配になりますね。
しかし嘔吐は臭いや見た目が影響し、周囲の人に連鎖することがあります。
妊娠し、悪阻で嘔吐が激しい妻が、家族が囲む夕食中に同じテーブルにつき食事をしながら嘔吐していました。それが毎食続いたことから、
食欲がなくなる。
と夫に言われて妻が激怒。
仕方がないでしょ！
あなたの子どもでもあるのだから、あなたも吐き気を味わうべきだ。
と喧嘩になったという話しがあります。
私も悪阻が酷く、吐き止めの点滴を打ちながら嘔吐していましたし、家のトイレの床で寝た時期もあったので気持ちは非常にわかるのですが、食事の目の前で嘔吐されると食欲を失うのは自然です。
食欲を失うと体調が崩しやすくなり、精神的余裕が失われ、妻の介抱が難しくなりますので、ここは一歩譲って、お手洗いや隣の部屋に駆け込むことをお勧めします。
夫が悪阻の大変さを全くわかってないなら、目の前での嘔吐もアリだと思いますが、毎回繰り返すのはお勧めできません。
因みに私が夫にしでかした最大の失態は、この嘔吐でした。
独身時代飲み歩いていた生活でしたが第一子を出産後一変し、全く出歩かなくなりました。
第二子、三子と出産し、お酒を解禁して初めて、家族ぐるみで付き合いのある近所のお宅に招かれ、お酒を飲みました。
数年越しの外出先での飲酒で楽しくなりました。
食べ物や酒は持参していたこともあり、遠慮なく飲み明かし、ベロベロになって帰宅しました。
あまりのベロベロ加減に、夫は私を寝かせようとすぐに寝室に連れて行ってくれました。
翌朝、頭痛がする中、目が覚めました。
あれ？ どうやって帰って来たんだろう？
記憶がはっきりしませんでした。
起きた？ 昨日のこと覚えてる？ 帰って来た時、寝室の入り口で吐いたんだよ。
！！！！？
え、酷い悪阻の時も嘔吐している姿を見せないよう、気を使って乗り越えたというのに、泥酔して夫の前で嘔吐！？
よくよく思い返してみると、ベロベロになって家族で帰宅し、寝室の入り口で
吐きたい。
と思ったのを思い出しました。
酔っていてそこがトイレなのかもわからないまま、嘔吐した……のかもしれない。いや、した気がする！！
人前で嘔吐なんて、二十歳そこそこの時に失敗したきりだったのに！！ 最愛の夫の前でやっちまったー！！！
失敗の挽回方法
ゴメン！ 迷惑かけてゴメン！
どうしよう、夫に嫌われちゃう！ 嫌いにならないでー！！
半泣きになりながら必死に謝りました。
いいよいいよ、子どもたちは俺が見てるし、ゆっくり寝てな。
お水持ってくるね。何なら食べられそう？
……ありがとう。お水だけ欲しい。
夫にだけは見せたくなかったのに。
他の人に見せない姿を見せても安心できるのが、夫婦でしょ。
俺には見せていいんだよ。
夫がとっても優しい。そして何だか甘い。
酔っぱらって醜態晒して嘔吐して、その片付けや着替えをさせてくれていて、子どもたちの寝かしつけやらをした上で、翌日（休日でした）も介抱してくれるとは。
怒られて当然なのに。
夕方まで酒が抜けず、寝かせてもらいました。
回復後、
本当にゴメンね。ありがとう。
夫に嫌われちゃったらどうしよう……。
もうこんなことにならないように気を付けるから。
と話すと、
それ。その言葉、いいよね。
と言います。
え、どの言葉？
夫に聞き取り調査をしたところ、
夫に嫌われちゃう！ 嫌いにならないでー！！
☝この言葉が夫の琴線にガッツリ触れたようでした。
それが甲斐甲斐しい介抱に繋がりました。
しょっちゅう泥酔してたら問題だけど、一度嘔吐したくらいで嫌いになるわけないよ。
……そうなの？
そうなんだ！
これって夫だけに通用するのか？ と疑問に思い、ネットの掲示板で聞いてみました。
すると、
〇 好きな人の失態は許せる。
〇 「嫌われたくない。」と猛反省していたら可愛く思う。
〇 嘔吐なんて一度でもあり得ない。
〇 嘔吐以前にベロベロに酔う女が嫌い。
といった意見が寄せられました。
☆ 彼女を好きな気持ちがあり、本人が反省していれば「許せる。」
☆ 頻回で繰り返していても、「俺だけが彼女を理解している。」と思えれば許せる。
☆ 彼女を好きで、その彼女が「俺に嫌われたくない。」と言ったら嬉しい。
という好意的な取り方と、
☆ 女が泥酔するのは許せない。
☆ 嘔吐する姿を見せるのはもっての外。好きだったとしても冷める。
☆ ドン引きするし怒りが湧く。
という意見に分かれました。
しかしもともと好きな相手であれば、一発アウトで「別れる」ということはないようです。
別れに繋がるのは、「決定打」になった場合だとか。
なるほど。
彼氏や夫の前で大失態を犯し、焦った時は
あなたに嫌われちゃう！ 嫌いにならないでー！！
と焦りながら謝ることをお勧めします。
頻繁に使っていたら「嫌われたくないなら、嫌われることするな。」と言われますのでご注意を。
ここぞという時に試してみて下さい。
余談
ところで、酔っぱらって家族に迷惑をかける“夫”の話しを度々聞くことがあります。
知り合いの夫は酒を飲むことが好きだけど、毎回ベロベロになってしまい、道端に寝たり、帰宅して騒いで家族を起こして玄関で寝てしまうそうです。
うんざりして何度も喧嘩をしていたある日の晩、夫がまた仕事帰りに飲みに行っていました。
妻は仕事を終えて帰宅し、家事と子どもたちの世話で忙しくしていました。
夫の帰宅は深夜になるだろうと、そのまま就寝しました。
翌朝夫は帰宅していませんでした。
どうしたのだろうとスマホを見ると、たくさんの着信が残っていました。
夫だけでなく、知らない番号からも着信があり、留守番電話が何件も残されていました。
聞くと、病院や警察、夫と飲みに行っていた夫の同僚からでした。
内容は、
旦那さんが酔って転び大怪我をされました。
状態が悪く、今後手術になります。ご家族の同意が必要です。
奥さん！ 怒っていると思うけど、電話に出てください！
酒癖の悪い方の奥さんが怒っていて、電話に出られないことは多くあります。
お気持ちはわかりますが、奥さんの力が必要です。
妻が怒って電話に出ないと思われている。
何だこれは……？ どういうこと？
混乱した妻が連絡を取ると、夫が酔って転び、複雑な骨折をして救急車で運ばれました。
今後ボルトを入れる手術が必要になり、入院することになったものの、家族と連絡が取れずに困り、留守番電話の嵐になったようです。
迷惑をかけてゴメン。
これまで酷い酔い方をしている自覚がなかったようです。
今回の件でようやく目が覚めました。
怪我が酷くて笑っちゃった。骨折とか手術とかは面倒だったけど、酒癖の悪さを自覚してもらえて助かったよ。
あのままいってたら見放してたかも。
妻は私に笑って話しました。
夫はしばらくギプス生活になり、飲みに行けなくなりました。
足が治ったあとは子どもたちの世話をよく見るイクメンになりました。
何事も反省が大事ですね。
そして失態のあとの姿勢が重要です。
私は二度と人前で泥酔して嘔吐しないよう努力します。
