「晩酌をする夫婦は心も身体も仲が良い」の真実と実例

「共通の趣味を持つ夫婦は仲が良い」と言われます。

私は3人の子どもを育てる40代の主婦です。
多数のママ友の中で際立って仲が良い夫婦には、「晩酌」という共通の趣味があることに気が付きました。

酒を楽しんでいる夫婦は、夫婦生活の仲も良いという特徴がありました。

あくまで私の周囲にいる夫婦を例にした話ですが、興味深かったので以下に記します。

晩酌をする夫婦は心も身体も仲が良い・実例

ママ友が集まると、夫の愚痴で盛り上がることが多々あります。

そんな中、愚痴に参加することなく黙って聞いている女性がいます。

個人的に話しを聞いてみると、彼女達は夫についての愚痴がありませんでした。いえ、不満が全くないわけではないのですが、問題視するまでに至っていないのです。

そして、「皆(ママ友達)が旦那さんに不満があるみたいだから言いにくいんだけど、私は夫のこと大好きなんだよね」と漏らしました。

私の周囲にはそういう女性が5人ほどいます。彼女たちには共通点がありました。どの夫婦も、毎日か、数日に一度の頻度で夫婦で晩酌をしていたのです。

晩酌が夫婦にもたらす効果

何を隠そう、私と夫も晩酌を共通の趣味としています。

かつて離婚危機があったものの、夫婦の再構築が進むと同時に互いの理解が進み、自他共に認める仲良し夫婦となりました。今は抵抗を感じることなく「夫が好き」と言えます。

「晩酌」が主ですが、夫婦が揃う休日に子どもの用事がないなどの条件が重なると、昼から飲むこともあります。

「次はこのお酒を飲んでみようか」と夫婦で話したり、「このお酒が美味しいらしいよ」「このおつまみが美味しいらしい」と噂を聞いては一緒に調べて購入を検討することを、共通の楽しみとしています。

また子どもがいない時間に夫婦で出かけて居酒屋に行き、普段とは違う食事やお酒を楽しんでデートできるのが最高に楽しいです。テレビ番組で店を紹介しているのを見て「行きたいね」と盛り上がることもあります。

お酒を飲みながら子どもの話しをして共通認識を深めたり、仕事の愚痴を聞くなどして「運命共同体」の意識を高められるのも、「晩酌」の大きな魅力です。

酒好き夫婦の交流

ある平日の昼間。私は夫と、安くて美味しいことで有名な寿司屋に出かけました。寿司も美味しいし、酒もしっかり楽しめるお店です。

人気店のため、事前に予約して向かいました。予約せずに向かうと入れないことが多々あるからです。

オープンに合わせて店に向かうと、「本日は予約者限定」の看板が出されていました。そんな看板が出されていてもなお、飛び込みで訪れる客が複数人いました。偶然にもその先頭に、前述した5人のママ友の内の一人と、その旦那さんがいました。

私と夫が通された席が座敷だったことや夫同士が顔なじみだったこともあって、相席を申し出ました。

子どもたちは同じ学校に通っているため、帰宅しなければならない時間も同じです。気兼ねなくランチを楽しめる状況でした。

ママ友夫婦は寿司屋に訪れる前に、自宅で一杯飲んできていました。夫婦で散歩に出かけて、席が空いていたら寿司屋でランチを食べて帰ろうという算段だったとか。

その夫婦は長く付き合って結婚。妊娠出産で一緒に酒が飲めない時期があったものの、卒乳してからは夫婦で晩酌をするようになり、共通の趣味として夫婦の時間を楽しんでいるそうです。

見せかけではなく、本当に仲が良い夫婦であることがよくわかりました。ママ友夫婦からも、私と夫がとても仲良く見えているようです。

晩酌好き夫婦が育てる一体感

酒を共通の趣味としている夫婦は仲が良い、と以前より感じていましたが、ここでもう一つ共通点があることに気が付きました。

それはたまに酒を飲み過ぎて夫が潰れたり妻が潰れたりしても、互いに介抱することを厭わないということです。

一方が頻繁に潰れてしまっては負担が偏ってしまいますが、お互いにフォローし合えることで、安心感と愛情が深まりやすくなります。夫が「酒で潰れる女は嫌い」と言うこともありません。「たまにはこういうこともあるよね」と寛容です。

例えばわが家の場合、自宅で飲むことが多く、食事を用意するのはもっぱら私です。
しかし夫婦で酒を飲むことを楽しみの一つにしている夫は、皿を食卓に運んだり酒の用意を進んでやってくれます。食事中に酒を注ぐのも主に夫です。

酒を飲んで夫が寝てしまう時はその後の家事を私がやりますが、私が潰れてしまった時は夫が食器を下げて洗い物をしてくれます。

夫婦で晩酌が好きだったとしても、妻が夫に給仕するようなスタイルなら、私は夫を好きとは思えないでしょう。

晩酌夫婦は性生活も多い?

夫婦二人で助け合っている、同じことを楽しんでいるという一体感や、互いの話を聞く時間が多い状況が愛情を深めるのだと感じます。

この安心感は夫婦の性生活にも影響します。
晩酌を趣味とする仲の良い夫婦は、夫婦生活の頻度が明らかに多いのです。

これは以前、ママ友間で偶然下ネタ話になった際に聞き、酷く納得したことでした。

もちろん子どもの年齢や夫婦の年齢、状況によって変化しますので一概には言えませんが、夫婦としての安心感は性生活に大きな影響を与えるのだと再確認しました。

共通の趣味が夫婦に与える影響

私は酒が好きなので「晩酌」をテーマに書きました。

酒は日常で気軽に楽しめるという利点がありますが、酒が苦手な方や体質的に飲めない方もいます。妊娠出産や病気などで飲めない期間もあります。

夫婦で共通の趣味を持つ利点は酒に限らず、例えばキャンプやツーリング、スポーツなどでも得られます。

ただしいつも夫婦の一方が酒を飲み過ぎて潰れてしまったり、キャンプを家族で楽しんだものの夫婦の一方が食事の準備や帰宅後の片づけを強いられるなど負担が偏ると、安心感も愛情も感じられず逆効果です。

稼いだり家事をすることも家族としての一体感があってこそのことですが、義務として最低限しなければならないことではなく、プラスアルファの楽しみを持ち、互いに助け合うことが夫婦の魅力をさらに高めるのではないでしょうか。

因みにわが家は経済的に余裕があるわけではありませんので、安価で酒を楽しんでいます。

ソーダストリームを使い焼酎のサワー割りを作ってポッカレモンや梅干しを入れて飲んだり、ウイスキーを割ってハイボールを作って飲みます。アルコールの強さを好きに変えられるので便利です。

私はなぜか、缶の酒で悪酔いしてしまうんですよね……。

また、安価だけど美味しいお気に入りのスパークリングワインを、同じく安価だけど形が好みのグラスに注いで楽しんでいます。

安価なグラスだと割ってもそれほど後悔がないので、日常使いができて便利です。何度かリピート購入しています。

高価なお酒はたまの楽しみにしています。
そうでないと毎日飲めないのでね!

スパークリングワインは酒屋の「やまや」で購入できます。
店舗で購入した方が安いので、辛口が好きな方は是非試してみてください。

私にとって夫は運命共同体であり、「飲み友」でもあります。夫が仕事で帰れないと、寂しく感じます。

一人で飲む酒も悪くないのですが、一緒に飲める酒の方が美味しいんですよね。

夫婦で晩酌をしてみてはいかがでしょうか。

お勧めです。

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