離婚弁護士直伝「モラハラ男の見分けかた」と、おすすめ探偵事務所

2023年5月10日にフジテレビで放映された「ホンマでっかTV」で「ダメ男の見分け方」が紹介されました。

ダメ男の代表として「モラハラ男」が挙げられ、実例と「モラハラ男の見分け方」が詳細に説明されたのです。

私の経験に当てはまる部分があり非常に興味深かったので、備忘録をかねて以下に記します。

離婚弁護士が伝える、モラハラ男の実例

法律評論家としてホンマでっかTVに出演されている堀井亜生先生は、離婚を扱う「離婚弁護士」でもあります。

堀井先生が離婚に至る夫婦について、ある特徴を挙げました。
近年、性格の不一致と並び、「モラハラ」を理由に離婚する夫婦が増えているとのこと。

モラハラの代表例として以下を挙げました。

夫は銀行員、妻は専業主婦という夫婦の例です。

夫は給料の額を一切妻に知らせませんでした。

銀行の社宅に住んでいるため、妻は奥様達の集まりに参加しなければなりません。
しかし夫は服を買ってくれません。妻は自分の貯金から服を購入していたのですが、夫は妻が新しい服を購入したことを知ると、「浪費家の妻がいると思われるだろう!」と怒りました。

妻がアクセサリーをつけると「下品なことをするな」と怒り、下着を購入すると「浮気をするのか」と怒ります。妻はボロボロの身なりで弁護士事務所を頼り、「美容室に行きたいのですが、どうしたらいいですか」と相談しました。

その時妻は離婚を考えているわけではなく、ただ「身なりを整えたいのに叶わない」ことに悩んでいたのです。

こんな男は滅多にいないだろうという「ホンマでっかTV」の出演者に対し、堀井先生は「よくある話。モラハラの一種の典型」と断言しました。

このケースのモラハラ夫は妻が「何かを買うこと」が許せないので、夫が稼いだ金でも、妻がもともと持っていた貯金を使ったとしても怒ります。嫉妬心があるので、「妻は家にいるもの」「綺麗にするということは、浮気をするのだ」という思考に到ります。

この夫婦は離婚裁判までもつれ込み、夫はその場でも「妻の美容代は家計から出すものじゃない」と堂々と主張しました。

結果的に夫に財産を提示させ、半分に分けて離婚が成立。
裁判が終わると妻は、とても綺麗になったという話しでした。

離婚弁護士が信用する、おすすめの探偵事務所

男女問題評論家として初出演した山村佳子さんは現役の探偵で、浮気調査や素行調査のエキスパートです。

堀井先生は山村さんの経営する探偵事務所に何度も依頼をしていて、とても信用しているのだとか。
堀井先生曰く、「良い証拠を撮ってくる探偵は少ないが、ちゃんと撮って来てくれる数少ない探偵」だそう。

山村さんの経営する探偵事務所は、リッツ横浜探偵社です。

リッツ横浜探偵社HP>

私の友人が夫に不倫をされた際、探偵事務所や弁護士事務所の選定にとても悩んでいました。

伴侶の裏切りで精神的に疲れ果てている時に、それでも前を向くために気力を振り絞って事務所を探し、コンタクトを取って相談、大金を支払うことになるので、「満足な結果が得られるか」が重要です。

下手な探偵(弁護士)に頼んでしまうと気持ちが大きくかき乱されて、より自己肯定感を下げてしまいかねません。

テレビで紹介されているからといって必ずしも「よい探偵事務所」とは言い切れないかもしれませんが、堀井先生の発言にはいつも説得力がありましたし、現役の弁護士が特定の探偵事務所をメディアで「しっかり褒める」シーンは中々ありません。

堀井先生が紹介するからには信用できる探偵事務所である可能性が高いと感じましたので、ここで紹介させていただきます。

探偵事務所に迷われている方は、検討してみてはいかがでしょうか。

モラハラ男の見分け方

モラハラ男は付き合っている段階では正体を隠し、結婚してからモラハラを発揮するケースがあります。

付き合っている段階で見分ける方法があるのか? という質問に、堀井先生は以下の例を挙げました。

結婚相手の母親が未来の自分

結婚相手の実家に行き母親の身なりを見たり、両親の様子を見ることが一番わかりやすいと言います。

子どもは親を見て育つため、自然と親の言動に似ていきます。
結婚相手の男性が、「両親みたいになりたくない」と言っていても、やはり似てしまいやすいのだとか。

前述した銀行員の妻も、夫の実家に行った際に父親が母親に上から言われていることや、質素な服を着ているのが気になっていたとのこと。

まさかそれが将来の自分の姿になるとは思っていなかったそうです。

彼氏の両親を見て「憧れるような関係」であるなら、結婚後に失敗しにくい

と説明しました。

倫理的・道徳的なことを語る男は要注意

生物学評論家として出演している池田清彦先生は、「倫理的な発言をする男性とは結婚しないほうが良い」と発言しました。

倫理的なことを語る男性は価値観が固まっていて、反対意見を認めない傾向があると言います。
妻が反論するとしつこく嫌味を言うなどして、寛容さが足りないケースが多いのだとか。

堀井先生は加えてこう説明しました。

モラハラ、パワハラをする人は自分の正義感・倫理観が正しいという自信があるため、自分に常識があると思っている。
そのため交際中に「あいつはおかしい」と、他人の倫理観を非難する人は要注意だそう。

因みに福井先生によると、顔の幅が狭い男性にモラハラ夫が多く、ふくよかな人は少ないのだとか。

強引な誘いを断れない女性は、モラハラ男と付き合いがち

男女問題評論家の山村佳子先生は出演女性陣に「一度誘われて断ったのに、再度『どうしてもだめ?』としつこく言われたことはあるか」と聞きました。

普通の男性であれば「じゃあ別の日は空いてる?」と誘うが、モラハラ気質の男性は自分が指定した日をゴリ押しする傾向があるとのこと。

女性側は好きな男性が相手の場合、ゴリ押しされると嬉しくなって応じてしまうことがあり、そういう女性はモラハラ男性と付き合いがちなのだとか。

モラハラ男は自分都合で物事を考える傾向があり、相手がダメだと言っているのに聞き入れないのは自分勝手だという現れ。そのまま結婚をすると夫が「上」である主従関係になってしまい、モラハラを成立させてしまうと説明されました。

強引な誘いを断れる女性はモラハラ気質の男性が寄って来にくく、言いなりになってしまう女性は男性のモラハラを助長させて夫婦関係が悪くなるのだそう。

流行に敏感な男にも要注意

モラハラではないのだけれど、「流行に敏感な夫は不倫しやすい」という例も紹介されました。

流行に敏感な夫は不倫しやすい

流行に乗りやすい夫は移り気で、その時々の趣味を利用して不倫をしやすいとのことです。

最近流行しているのは、ソロキャンプ不倫。
ソロキャンプに行くといって一人で出かけるが、その先で不倫相手と落ち合い、キャンプ場で不倫をするのだそう。この例は現在とても多いのだそうですが、本当にソロキャンプが好きな既婚者にはいい迷惑です。

ある例では、夫のキャンプグッズを見た妻が女性の陰に気付き、離婚裁判までもつれ込みました。

夫は「キャンプ場でYoutubeの撮影を手伝ってもらっていただけ」と主張しました。最近の傾向として不倫の言い訳に「Youtube撮影を手伝ってもらっていただけ」と言う例が増えているのだそうです。

しかし裁判官は証拠を元に、「浮気はあった」と認めました。

夫は苦し紛れに「妻に冷たくされたら浮気をしていいと法律で決まっている」と主張。

堀井先生は、このような発言をする有責夫が増えていると説明します。そんな法律はないのだけれど、ネットに出ている都合のいい情報を切り貼りして、「不仲だったら浮気をしていい」と本気で思い込んでいる人がいるのだとか。

この夫は開き直り、「勝手に尾行して写真撮影をするのは違法。(不倫の)慰謝料を請求しない代わりに見逃してやる」と、逆に攻撃をしてきました。

結果的に夫の不倫が認められて、離婚が成立しています。

女性宅への出入りだけでも高確率で浮気と認定されるため、狭いテントで昼夜一緒にいる行為は深い関係と認められるのが普通だそうです。

浮気する男性は、シャワーを浴びても怪しまれない趣味を探している

堀井先生は「浮気する男性は、シャワーを浴びても怪しまれない趣味を探す傾向がある」と言います。

一つの趣味を続けているのであれば不自然はないが、趣味がコロコロ変わる男性は要注意なのだとか。

不倫する場所も昔はラブホテルが主流だったが、今はビジネスホテルのテレワークプランなどより安いプランが出ているので、そこが現場になることが多いそうです。

気弱な男性は「念のため」に浮気する可能性がある

異常心理評論家の杉浦義典先生は、気弱な男性は一人になるのが嫌なあまり、「念のため」「滑り止め」で浮気する可能性があると語ります。

堀井先生は「最近の『浮気する人』はオラオラ系ではなく、どちらかというと弱々しい男性が多い」のだとか。

不倫した夫側からの弁護士相談には夫の母親が出てくることが多いのが特徴で、その場合は母親が「うちの息子が浮気して……」と弁護士事務所に予約の電話をいれてくるのだそうです。

相談予約や説明の場も母親が取り仕切り、母親は息子を怒らないばかりか、「うちの子は悪くない」とお嫁さんに言いに行くケースがあるそうで、妻と夫の母親が喧嘩になるケースも珍しくないとか。

そういった例を数多く目の当たりにしている堀井先生は、「マザコンと不倫は親和性がある」と言いました。

つまらない男は浮気しない!?

堀井先生は「浮気しない男性の特徴」を聞かれると、「つまらない男性を選ぶこと」と言いました。

理由は「女性が惹かれないから」。

うーん、これはどうでしょうね。結婚している男性は妻の存在に安心して、精神的な余裕を持って性欲を晴らそうとすることがありますから、面白くない男が「余裕のある男性」に見えることもあるのかなと思っています。(私の心の声)

ルールを決めたがる男は要注意

池田先生は、結婚においてルールを決めようという男は要注意、と語りました。

自分に都合のいいルールを持ち出すのは明白。イギリスの人類学者であるロビンダンバーが「小さな集団はルールを決めないほうが上手くいく」と提唱しているといいます。

ルールを決めることで揉め事が増えるからだとか。

相手への思いやりがあれば、ルールは必要ないのですよね。(私の心の声)

電話番号を教えてくれない男は要注意

堀井先生は、LINEやDMしか知らない関係が増えている今、「電話番号を教えて」と聞いたときに断る男性は要注意だといいます。

教えられない理由があるからだそう。
本命かそうでないかの判断基準にもなります。

私からしたら、電話番号を教えてくれないなんてどこからどう見ても「やましいことがある」と感じてしまいますが、教えてもらえないことで悩む方が少なくないのだとか。

スマートフォンを持って連絡が取りやすくなったのに、なぜか人と人との関係が希薄になっているように感じてしまいますね……。

私が出会ったモラハラ男

私の父親はモラハラ気質が強いです。

母親が化粧水を使うことも生理用品を使うこともよく思わず、何を購入するにも「高い」と非難する傾向がありました。宅配便を届けに来た男性や保険屋の男性と母親が話すだけで不機嫌になり、酷い喧嘩に発展していました。

モラハラ父の娘が選ぶ男は、モラハラ率が高い

私は三人の子どもを育てる主婦ですが、結婚前に付き合った男性の数人は「モラハラ男」でした。

育った家庭に居場所がなかったので自己肯定感が低く、束縛をされたり、前述のように私の意思を無視した「ゴリ押し」をされることで「こんなに求められている。愛されているんだ」と勘違いしていました。

どの元カレも(というか付き合った男性ほぼ全員)男性から求められてお付き合いが始まっていますが、モラハラ男の割合が多いということは、私が引き寄せてしまったのかもしれません。

親を嫌悪していても親に似た人を好みやすいのは、慣れ親しんだ「親近感」があるからだと言われていますが、「父親とは違う人」と思って付き合っているのに結果的に似た人を選んでしまっているのですから、怖い話です。

モラハラ気質の元カレの一人と別れた後、年下男性とばかり付き合っていた時期がありました。年下男性は一生懸命愛情を示してくれますし、私を都合のいいように扱おうとはしないので、対等に感じられたのです。

モラハラ二世の元婚約者

年下男性と数名付き合った後に、一歳年上の男性と長く付き合い婚約しました。

婚約した男性は入籍前に両家の顔合わせを済ませて同棲を始めてすぐに、突如態度を変えてモラハラをフルで発揮してきました。

元婚約者の両親は父親の両親と同居をしていました。母親は肩身が狭いのに父親は気持ちに寄り添わず、家事要員として扱い、子どもたちが問題を起こすと父親は母親を叱ったといいます。

元婚約者は当時20代後半でしたが、母親に「ババア」「うるせぇな」「お前おかしいんだよ」など暴言を吐いていました。私はそれを目の当たりにする度に注意していましたが変わりませんでした。同棲後はそのまま私に発言するようになりました。

このままでは結婚はできないと思い話し合いを持ち掛けましたが、一切応じてもらえなかったため、婚約を破棄して家を出ています。

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思えば元婚約者に初めて「二人で会おう」と誘われた日、私は仕事で忙しかったので別の日に変えて欲しいと返答しました。しかし彼は「どうしてもだめ? 少しの時間でもいいから」と求めてきました。

私は困りましたが、それほど彼が求めるならと何とか仕事を調整して会いに行きました。そこで告白をされて付き合い始めたのですが、これがモラハラのフラグであったことに全く気が付きませんでした。

元婚約者と同棲を解消した頃に、夫と出会いました。

夫は私を好いてくれましたが、私はそれほど夫を好きだとは思えませんでした。仕事もプライベートも全てに疲れていて、何も考えられなかったのです。
ただ一緒にいて楽だと感じていました。この人となら平穏な生活が送れるだろうと具体的な生活が容易に想像できたのは、夫が初めてでした。

夫が結婚に前向きで、流されるようにスピード結婚をしました。

夫は結婚しても態度が変わることはありませんでした。私の父と違い、癇癪を起しませんし束縛もしません。私の行動を否定することもありません。結婚をしてから夫への深い愛が生まれました。

結婚生活の中で一度離婚危機があったものの、乗り越えた今は、愛のある生活が送れています。

私が惹かれる男性はモラハラ気質が多いので、「恋心」を抱かなかった夫と結婚したのは良い選択だったのかもしれません。

親に似る子ども・親を反面教師にする子ども

ホンマでっかで紹介されていたように、相手の両親を見ることはとても大切だと痛感しています。

夫の両親は落ち着いていて、義母は明るく溌溂としています。義父はたまに義母に苦言を呈することがありますが、互いの言動を否定せずに尊重しています。それを見て育った夫だから、「妻を尊重するのは当たり前」という感覚です。

「妻は夫に従うもの」と思って育つと、いざ自分が夫となった時に従わない妻にストレスを感じます。無駄な争いを生まないためには、落ち着いた両親に育てられた子どもである方が問題は少ないでしょう。

私は精神的に不安定な両親のもとで育っています。ホンマでっかTVで「両親を反面教師にしていても、似てしまう」と言われたことに、少なからず傷つきました。傷つきながらも、残念なことにその傾向は「強い」ことを知っています。自分の中に、あれほど嫌った両親の影を見ることがあるからです。

その度に自分を奮い立たせます。
両親がなぜあれほど荒れてしまったのかを、何十年も考え続けています。

両親に同情したり理解する面もありますが、だからといって自分が両親のように不安定になって良いとは思いませんし、夫や子どもたちに当たって良いとも思いません。

夫は私の両親の不安定さを目の当たりにしてから、両親を苦手に思っていますが、「あなたと両親は違う」と言ってくれています。

私は不安定な両親を反面教師にして常に気を付けているからこそ、夫と良い関係を築けているのだとも考えています。

伴侶を選ぶということは「人を知る」ことです。
自分という人間を知ることも難しいのに、人を知るのは尚更難しいですね。

備忘録でした。

 

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