カーテンレールをDIY・注意するべき事項3点と、イージーオーダーカーテン店でかかったカーテン代公開

家を新築するにあたり、意外と予算を食うのがカーテンです。

カーテンを業者にお願いするべく予算を取っていたにも関わらず、最終的にカーテンレールをDIYし、カーテンは通販でイージーオーダーしました。

その経験をもとにDIYする場合の注意するべき事項をまとめました。

カーテンレールを自力で取り付けた理由

我が家はバーチカルブラインドやハニカムシェード、ブラインド、ロールカーテンを採用せず、全てカーテンを取り付けました。

理由はひとえに、子どもたちに壊されるから! です。

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古家では障子や襖を各6枚ずつ破られています。
障子に至っては、格子ごと折られました。

カーテンを引っ張られ、カーテンレールが根元ごと折られたこともあります。
その時は数年後にリフォームか建て替えをする予定でしたので、ガムテープを貼って凌ぎました。

各アイテムを取り入れなかった詳細な理由は以下の通りです。

バーチカルブラインド

見た目にすっきりしていて素敵ですが、一か月を待たずに子どもたちに破られ、壊される確信がありました。
細い紐が出ている部分は、飼い猫に齧られる危険がありました。

どう考えても我が家向きではありませんでした。

ハニカムシェード

バーチカルブラインド同様に、あっという間に破られる姿が想像できました。

ブラインド

実家で使っていたのですが、掃除が面倒なのと、年月を経る中で折れたり曲がったりして美しくなくなっていく様子を見ていました。

既成品ではサイズが合わず、好みの素材も高かったため、コスト等を総合的に考えて諦めました。

ロールカーテン

ロールカーテンだけを取り付けた場合は、開けた時に外から家の中が丸見えになってしまいます。

わが家の場合は、昼間に外からの視線を遮るレースカーテンが必要でした。

レースカーテンとロールカーテンの双方をつける方は珍しくありませんが、デザインに統一性が失われやすいこと、ブラインド同様にオーダー製作となり、コストがかかるため選択肢から外しました。

カーテンを選んだ理由

我が家は珍獣でも飼っているのかな? という内容ですが、クラッシャーがいるので(最近落ち着いてきたものの)用心せざるを得ませんでした。

しかも想像通り、引っ越して一年経たず、主寝室のカーテンを根元からもぎました。
子どもたちが布団で遊びまわり、長女が30kgある体にカーテンを体に巻き付けて全身で引っ張った結果です。

しかしカーテンレールならプロの手を借りずに、自分で何とか直すことができます。

壁の下地がえぐられ、埋めてもビスが効かない状態になりましたので、取り付ける壁に板を打ち付け、下地を作って取り付けました。下に写真を載せています。

これがブラインドやバーチカルブラインドだったら、処分代や改めて作ってもらう金額が発生していたので、やはりカーテンにして正解でした。

消去法ではありましたが、イヤイヤカーテンにしたのではありません。

朝、シャーっとカーテンを開ける音が好きです。
将来部屋のイメージを変えたくなった時に、レールをそのままに、カーテンを変えるだけで様変わりさせることができるのも魅力的でした。

当初はカーテンレールのデザインに凝りたいと思っていたのですが、レールのデザインについて考えすぎてしまい、デザインが主張するとうるさく感じるのでは? という考えに到りシンプルなものにしました。考えすぎて志向が一周回ってしまったようです。

レールやカーテン生地は主張し過ぎず、部屋と一体化して馴染むものにしたかったため、家全体に統一した物を使用しました。

凝ったものを使用しないのであれば、カーテン業者にお願いしなくても自力で手配ができます。
カーテンレール、カーテン共に安価で購入できたのも良かったです。ホームメーカーの見積もりに入っていたオーダーカーテン代の60万を外構に回すことができ、助かりました。

以下に、実際に取り付けた画像と商品を紹介します。

カーテンレールをDIY実例写真

リビング

w2540mmの幅の窓に対し、伸縮性のある3mのカーテンレールを取り付けています。

階段下のテラスドア

トランポリン置き場になっているので、手前に黒いトランポリンがあります。

玄関

以下はほぼ同サイズを使用しています☟

階段

階段の中腹の窓です。

ここは今どき普通ロールカーテンだろう、と棟梁に突っ込まれた場所です。

二枚の細長い窓が二本あります。
窓が細く、窓枠内に収まる既成やイージーオーダーのロールカーテンやブラインドがありませんでした。

どうせ窓枠外に出るのであれば、カーテンでも変わらないと思い、家の中の統一性を持たせるためにもカーテンにしました。
階段はほこりが溜まりやすい場所ですので、外して洗えるのも良い点です。

二階廊下・書斎

階段を上がってすぐの廊下です。

書斎

子ども部屋

子ども部屋の入り口を、ドアではなくカーテンにしています。

入り口は三か所あります。
本棚の間、柱を挟み二か所と、左の本棚と廊下奥の主寝室入り口前に一か所です。

使っているのは、古家で使っていたレースカーテンです。

将来は部屋の中をカーテンで仕切る予定で、その時に部屋の入口のカーテンも新調します。

天井に下地を入れてもらっています。
下地がないと、落ちてきますので注意が必要です。

子ども部屋窓

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☝こちらの記事で書いている、九州の材木屋から買った木材を使って、棚を作り、その棚にカーテンを取り付けています。

ごちゃごちゃしています。

将来三分割する部屋なので、分割したあとのことを考えて窓上の棚板を一続きにせず、切り目を入れています。

子ども部屋の窓は全て、棚板にレールを取り付け、

棚板を壁に固定しています。

このL字金具は安いもので強度がないため、重いものを乗せたり、人がぶら下がったら曲がる、或いは折れます。
将来子どもたちが本などを乗せたいと言い出したら、強度のあるものに交換しようと思います。

今は子どもたちが作った作品を飾るのに使っています。

主寝室

主寝室の窓です。

☟この写真の右奥にも窓がありますが、写真内右の窓と同様なので割愛します。

左の窓のカーテンレール☟

主寝室のカーテンレールを、子どもたちに抜かれました。

この写真はカーテンごとレールを引っ張られて、ビスの根が折れた状態です。

無残にも変形し、ビス穴は大きく抉られました。

壁のビス穴を補修してもビスが効いてくれなかったので、窓幅に合う木材を購入しました。
W1820×D90mm×18mmの木板です。

ペンキを購入し、塗って乾くのを待ちます。

カーテンレールを外し、壁や窓枠を拭いて掃除をします。

下地のある部分にビスを打ち込み、板を固定します。

板にカーテンレールを取り付けます。レールは曲がっていなかったので、そのまま使用できました。

カーテンを取り付けて終了です。

カーテンレールの取り付けで注意すること3点

カーテンレールをDIYで取り付ける際に注意する点は以下の3点です。

① 下地の位置を確認すること。
② 障害物がないか注意すること。
③ 足場の安全に注意すること。

下地の位置を確認

素人がDIYで取り付ける際、苦労するのが下地探しです。
下地のある場所に打たないとビスが効かず、取れてしまいます。

我が家を施工したホームメーカーはカーテン取り付けのための下地を、窓上の際から高さ100mmまで入れています。
そこに打てばいいので施工が楽でした。

DIYでレールをつける場合は、

〇 下地をあらかじめ入れてもらう
〇 施工時に下地の場所や寸法を確認しておく
〇 下地チェッカーを使って下地を探せるようにする

ことをお勧めします。

☟下地チェッカー

ニトリやホームセンターのカーテンレールは大抵両際の金具の位置が決まってしまいます。
その場所に下地がないと、ビスが効かず危険です。
大抵は窓を取り付ける両端に柱が入っているはずですが、窓の大きさにも関係しますし、確認が必要です。

ご注意ください。

障害物がないか注意

我が家は一か所だけこんな場所がありました。

一階のテラスドアのレールです。

レールが階段下の傾斜に当たり、希望の位置だと窓の端が少し見えてしまうため、2cmほど下げました。
その影響でカーテンが少し床に乗っています。

最近はわざと長めにするオシャレもあるので、そういうことにしておこうとあまり気にしていませんが、気になる人は気になると思います。

ご注意ください。

足場の安全に注意

足場については注意が必要です。

しっかりと脚立を立たせることができない危険な場合は、プロに頼まざるを得ません。
決して無理は禁物です。我が家は階段中腹の窓のレールのみ、棟梁にお願いしました。

施工に取り掛かる前からお願いしていたので、追加料金もかからず取り付けてもらうことができました。

一人でカーテンレールを取り付ける際の注意点

我が家のカーテンレールは私(30代主婦、素人)が一人で取り付けました。

リビングの3mのレールと、主寝室の2mのレールを一人で取り付けるのは辛かったです。
長ければ長いほどしんどいです。

できればレールを支えてくれる人がもう一人、それが無理ならば、高い位置にレールを支えておけるよう、高めの脚立が二脚あると便利です。

当時一歳の末っ子をおんぶしながら取り付けたのは中々痺れました。夫の仕事が忙しく、時間もなかったので私一人で取り付けましたが、お勧めできません。

使用した物

〇 メジャー
〇 マスキングテープ(取り付け位置の印を壁につけるため。鉛筆でも可)
〇 水平器
〇 ドリル(我が家はインパクトドライバーを使用)
〇 脚立

ビスはカーテンレールに予め付属しているものを使用しました。
レールによっては別にビスを用意しなければいけませんので、ご注意ください。

イージーオーダーカーテン店でかかったカーテン代公開

引っ越しに関わるものを、ほとんど楽天で揃えました。
ポイント万歳!!

カーテンを注文した店はこちらです。

楽天市場mois

注文したカーテンがこちらです。

窓のサイズに合わせ、既成寸法とオーダーを織り交ぜて注文しました。
子ども部屋のみ水色で、その他は全てベージュで統一しています。

家中に取り付けたカーテン、レースカーテンの合計額は、¥80705(送料、税込)でした。※2018年当時の価格

幅が広い窓枠のカーテンレールは二人以上で取り付けること、レールを取り付ける場所に下地を入れること、足場(脚立などを置く場所)があれば、問題なく自力で取り付けられます。

費用を抑えたい方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

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