変形・肥厚した爪を削る効果と、削る過程動画・使用機器の紹介

爪が変形、肥厚する原因は様々あります。

巻き爪、嵌入爪が進行する場合、怪我、病気などがあります。

私には爪の変形、欠損を伴う持病を持った家族がいます。

家族の肥厚し、変形した爪の手入れについてお知らせします。

変形爪、肥厚爪の写真

爪が変形する持病を持つ、夫の手の写真がこちらです。

右手

右親指

正面

側面

二か月以上手入れをしていなかったので、モリモリです。

中々良い造形となっています。

削るのに時間がかかるので、ゲーム好きな夫は中々手入れをさせてくれません。
指が拘束されるのが嫌なんだそうですよ。

一か月に一度手入れさせてもらえるのが理想なのですが。

右中指

正面

側面

正面から見ると山のようになっているのがわかります。

爪母と呼ばれる爪を作る組織や、通常爪が伸びる部分(マニュキュアを塗る部分)の爪床が損傷したことで、変形しています。

山になっている部分には肉が盛り上がって密着しています。

左手

右手、左手共に、薬指の爪の変形が一番少ないです。

手の中で一番薬指の出番が少なく、衝撃を受けにくいからでは? と患者間で言われています。
夫の薬指は他の爪に比べて変形が少ないものの巻いているため、爪の端が肉に刺さり、棘爪になって痛みが出ることがあります。

左親指

正面

側面

左人差し指

正面

右手同様、山のようになって巻いています。

重度の巻き爪と言ったところでしょうか。

足の爪はほぼ欠損しています。

他の指の写真は割愛します。

爪の役割と偏見

爪の役割

指先には神経が集中しています。

爪は指先を衝撃から守る役割があります。

爪が欠損したり、変形して収縮しているような場合は、指先が守られないため、外傷を受けやすくなります。

足の指の爪は、地面を蹴り上げる助けをします。
手の指は、指先を守る役割意外に、細かい作業をする助けをします。

夫のように爪が指先までない場合は、指先を守るために指先の肉が盛り上がり、固くなります。

そのためテーブルや床に落ちたコインが拾えない、紙を掴めない、プルタブを開けられない、裁縫などの細かい作業ができなくなります。

偏見

当人たちが一番気に病むのが、見た目の問題です。

物理的な不便は道具を使ってカバーすることができますが、他人の目は指先を隠さない限りカバーできません。

「変な爪」という偏見や憐み。
「白癬菌に感染してるんじゃないの?」という事実と違う憶測。
「汚い」という非難。

これに晒されて、コンプレックスを抱えることが多くあります。

「知ってる。見たことある。色んな人がいるよね」と特別視せずに受け入れてもらうのが理想です。

爪の補正技術・ペディグラステクノロジー

夫は母親から、持病の難病が遺伝しました。

夫の母は、女性ということもあり爪を非常にコンプレックスに感じています。
家族の前でさえ、爪を見せないよう、常に手を握り込んで生活しています。

夫も夫の母も、爪の変形が遺伝する家系なのだと思っていました。
皮膚が一般とは違うと義母は自覚していたようですが、非常に珍しい病気のため、病院で診断に到らずに生きてきました。

爪の変形が難病のせいだと知らずに夫と私は結婚し、出産しました。
三女に遺伝し、手の皮膚が全て剥けた状態で産まれました。

前例がなかったため、総合病院内の医師たちがぞろぞろと三女を見学に訪れました。
その後文献を当たると言われ、一か月を待って診断に到っています。

幸い軽度でしたので一生を全うできるだろうと言われていますが、痛い想い、かゆい想い、運動の制限、毎日の処置に加え、爪の欠損や変形が進んで行く何重苦をどうにかできないものかと考えました。

どれか一つでもどうにかできないかと、夜な夜な検索に取りつかれ、行きついたのが、ペディグラステクノロジーの技術者である高崎先生のブログでした。下記の記事で紹介しています。

私はペディグラステクノロジーの技術者になり、夫と三女の爪の手入れをしようと思い立ち、現在勉強中です。

爪を削る様子

見習い中の私が、夫の爪を削る様子がこちらです。

削る前Beforがこの状態でした。

After

変形爪・肥厚した爪を削った写真

削った後の写真がこちらです。

右手

右親指

正面

側面

爪が相変わらず山になっています。

山の頂上を削り過ぎると、中の肉に到り、出血するためギリギリでやめています。

ペディグラステクノロジーの器具を使って山の両端を広げ、補正をかけて行く必要があるのですが、現在専用のジェルを使い切ってしまい手元にないため、削るのみで留めています。

右親指Befor-After

右人差し指

正面

右人差し指Befor-After

左手

左親指

正面

側面

左親指は、古い爪を削っただけで、肥厚方向(上に盛上がる)ではなく前に伸びるようになりました。

変形爪を補正する場合は古い爪を削り取ります。
古い爪が乗ったままだと、新しい爪の動きが制限されて本来伸びる方向へ進めなくなるからです。

しかし削り過ぎになることもありますので、注意が必要です。

また、爪先は二ミリ程度残してカットする方が、変形の進行を防げます。
爪床から離れた爪は丸まろうとする習性があるためです。

かと言って、爪をギリギリまで短く切ってしまうと、爪と爪床の間に見えるハイポニキウムまで無くしてしまいます。
ハイポニキウムを切ってしまうと爪床と爪の剥離に繋がります。つまり深爪になりやすくなるため、爪先は少し残して切るのが理想です。

昔は爪ギリギリまでカットしないと衛生的でないと言われていましたが、そうすることで深爪を起こし、棘爪や嵌入爪を生み出す原因となっていましたので、現在は推奨されていません。

上に乗せた右中指は爪先が3mm程度ありますので、もう少しカットしなければなりませんね。後ほどカットします。

左親指Befor-After

左人差し指

正面

この爪も爪先が長いですね。あと1mmは切らないと。

左人差し指Befor-After

古い爪を削っただけで正常な生え方に近づく場合がありますが、やはり器具で補正をかけないと変わらない場合が多いです。

今後は器具とジェルを使って補正していこうと思います。

現在、夫の変形した爪にペディグラステクノロジーの技術がどれだけ効果があるかを検証中です。
一般の爪まで戻るかはわかりませんが、一定の効果は見られています。

爪の手入れ道具

私が使っている器具はこちらです。

使っているビット(サンダーの先に着ける、器具)とネイルニッパーはペディグラステクノロジーの物を使用しています。
このように市販されているビットでも削ることができます。

ネイルニッパー(ハサミのような爪切り)は刃先が湾曲していないものの方が使いやすいです。

爪のコンプレックス

夫の爪の手入れをすると、毎度夫は喜びます(手入れするまでは面倒臭がっていますが)

見た目にスッキリするし、邪魔にならないからです。
肥厚したままだと服を着る時や靴下を履く時(趾の場合)に引っかかります。

それが原因で内出血ができることもあります。

変形爪、肥厚した爪に悩み「恥ずかしい」と隠している方が少なくありません。

病気が原因の場合は根治がない限り繰り返す可能性がありますが、怪我や生活習慣が原因で変形した爪の場合は、爪を作る組織である爪母が生きていれば、元に戻る可能性があります。

ペディグラステクノロジーのネイルリストア(変形爪を処置できる技術者)にかかるか、すぐにかかれない場合には古い爪を削ってみることをお勧めします。

Afterは16か月後

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