信頼していてた夫や妻に裏切られた時、足元から世界が崩れ、アイデンティティの崩壊を招きます。
楽しかった思い出が嘘に感じ、怒り憎しみ喪失感や寂しさに襲われます。
踏みにじられた尊厳を取り戻すために自分の価値を確認しようとしたり、辛い状況から救い出してほしいという思いから、異性に頼るケースがあります。
実際あったケースについてお知らせします。
サレ妻が頼ったのは、既婚者男性だった・実例
仕事から帰宅した夫が、通勤で使用している車から降りず、長時間電話をしていました。
やっと電話を終えて家に入った夫は
と呟きました。
「学生時代の同級生の女の子の旦那が不倫していて、もう三年になるらしい。 子どもが3人いるから離婚できないって言ってる。
メールに何て返していいかわからないから電話したんだけど、結局言えることがなかった。相手は話し続けてたけど、しんどかった」
その女性とは卒業後に数回やり取りがあった程度で、15年以上連絡を取っていなかったと言います。
それからというもの、頻繁にメールのやり取りをし、毎日のように電話をするようになりました。
夫は思いを言葉にすることが苦手です。
メールの返信に非常に悩み、しょっちゅう私に見せてきては、何て返したらいいかと聞いてきました。
でも俺はうまいこと言えない。他に頼れる人はいないのかって聞いたけどいないって言う……。疲れる。
頻繁な連絡が一か月程度続いていました。
わかってないな、夫よ。
それはね、上手い言葉を言ってほしいわけじゃないのよ。
ただ、女としての価値を確かめたくて特定の男性に愛されたいだけ。
夫はそのターゲットにされているのよ。
サレ妻が既婚者を狙う理由
女性の友人に聞いてみました。
「え!? 麒麟の旦那さん、昔の女友達に頼られて毎日長電話してるの!? めちゃくちゃ狙われてるじゃん!やめさせた方がいいんじゃない!? それで旦那さんと友達が不倫関係になっちゃったらどうするの?」(友人)
「今は心配してないけど、もし先々そうなったら離婚するね」(麒麟)
「不倫で苦しむ人が、不倫を仕掛けているように見えちゃうな」(友人)
誰かに頼らないと崩壊してしまいそうなのでしょう。
夫に相談してきた女性は、さばさばして付き合いやすい子だったそうです。
そんな彼女が酷く落ち込んでいるから、夫はいい方向に行くようにアドバイスしたかったようですが、上手く言えないようです。
元凶は女性の夫です。
不倫されたショックが女性を変えてしまったのだと思います。
「悠長なこと言ってて大丈夫なの?旦那さん優しいから、そのうちほだされちゃうんじゃない?」(友人)
サレ妻が不倫相手に選んだのは、既婚者の元カレだった
これまでもメールで何度かそう伝えていましたが「それはいい」とはぐらかされていました。
夫は私にメールを見せて、なんて返信したらいいかと相談していました。
私(妻)と連絡を取るように送っていたことや、はぐらかされていたことを知っています。
しかしまさか電話で伝えた際に切られるとは……。
女性からしたら「私を女として見て」「男として甘えさせて」と思っているのに、女性の夫との修復のアドバイスをし続けられ、「俺を通さず妻に相談したら?」と言われてプライドが傷ついたのでしょう。
その後も何度か「会いたい」など言われたようですが、徐々に連絡の頻度が減って行きました。
そして最後は、
もう連絡返さない。
女性は昔の元カレに相談して、会ったことを嬉しそうに夫に報告してきたと言います。
相手も既婚者にも関わらず、付き合うことになったと浮かれていたのだとか。
やはり。
あなたに望みがないってわかってターゲットを変えた結果、その人が落ちたってことだよ。
俺の労力は何だったんだ。
不倫のショックはサレ妻を変える
不倫されたショックは人を変えるほどの衝撃なのでしょう。
問題の女性がその後どうなったのかは、夫が連絡を取らなくなったためわかりません。
女性の不倫相手となった男性の家庭にも影響が出たのは確かでしょう。
既婚者をターゲットにしてしまうのは、罪が深いと言えます。
ダブル不倫を選ぶ理由に、家庭を壊したくないという心理があると言われています。
つまり女性は不倫をしながらも、自分の夫を求めているのかもしれません。
それで心の穴が埋まることはあるのでしょうか。
サレ妻が知人男性に頼る理由
夫のキャバクラと風俗通い、嬢と連絡を取っていたこと、金の使い込みが発覚し、ブチ切れて離婚を考えたことがあります。
実はこの時、私も男友達に頼りました。
男性として頼りたかったわけではなく、男性の意見が聞きたかったのです。
二名に連絡を取り、二名ともたまたま元カレでした。
なぜならそれ以外の男友達は束縛が強かった昔の彼氏に連絡先を消されてしまっていて、わからなかったのです。
一名は別れた後も同窓生として付き合いがあり、SNSで繋がりがあったことから連絡を取ることができました。
もう一名はどれだけ拒絶しても何らかの手段で連絡しようとしてくるちょっとヤバい男性でした。
同窓生には数日の間メールで相談しました。
彼にも家庭がありますので、電話は奥さんが嫌がるだろうと考えました。
彼の見解を聞いて、礼を言って終わりました。
ヤバい元彼からちょうど連絡が来たので(無視していても定期的に連絡が来ていた)数年ぶりに返信する形で相談してみると、夫と離婚するべきだ、夫はキャバ嬢が好きなのだと不安を煽られ続けました。
聞けば彼も数年前に結婚したけど、別居中だと言います。
俺も離婚するから再婚しようと迫られました。
離婚したとしてもヤバい彼と再婚する気は全くなく、相談しても参考にならなかったため連絡をやめようとしたころ、別居は奥さんが出産のために実家に帰っていただけだったことがわかります。
奥さんと共謀してあなたを潰すことはしても、付き合うことも再婚も絶対にない。
吐き気がするわ!!
ブチ切れて暴言を吐くだけ吐き、連絡を絶ちました。
男の意見が聞きたいだけなのに、女として求められたことに嫌悪感を抱きました。
男性の意見を聞きたいだけ、女性として求められたい、この境は性格や期間や傷の深さで違うのでしょう。
家庭を崩壊させる不倫
男性は性的欲求などの本能で浮気するのに対し、女性は理性で浮気をすると言います。
女性は彼氏や夫に不満を感じたとき「このままこの人と一緒にいるのは最善なのか?」という不安から新たな相手を探すのです。
自分の価値を確かめたいと思うことも、彼や夫に認められていない不安が影響しています。
しかし夫の不倫など強いショックやストレス状態にあると、脳は正常な判断をしません。
夫に相談してきた女性は、冷静な判断ができていませんでした。
不倫はたくさんの人を傷つけ、人生を狂わせます。
悪いのは彼女ではなく不倫をした夫なのですが、混乱したまま縋り付いたものが、さらに自分を傷つけることもあります。
誰かに頼りたくなった時、その相手が本当に頼るべき相手なのか、今一度考えることが必要です。
危うい事態を招いたのは最初に不倫をした夫であっても、妻が不倫をしてしまっては、加害者になってしまうからです。
激しい感情に振り回されますので、はけ口が必要です。
そんな時はサレ妻の掲示板に吐き出しあうのもいいかもしれません☟
何故か不倫相手側が攻撃的に書きまわっていますね。不倫相手も自己顕示欲が満たされず暴れているようです。
不倫は憎しみしか生みません。
自分を大切にしてください。