公立校教師がW不倫をしたある例があります。
双方とも離婚をして、再婚をしました。
その後の二人の様子を見ていると、妻となったかつての不倫相手の女性が幸せそうには見えませんでした。
私が実際に知るその夫婦についてお知らせします。
W不倫をした男
私は苦学生でした。
大学に通いながら、休日や平日の深夜にアルバイトをして生活費や画材費を稼いでいました。
深夜はビジネスホテルのフロントのアルバイトをしていました。
時給がよかったからです。
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そのビジネスホテルはホテルチェーンが経営しているわけではなく、違う業界の会社が初の試みとして始めたものでした。
観光地にあるため立地は恵まれていましたが、昼と夜とでは客層が極端に変わります。
暴力団が幅を利かせている土地(当時)でしたので、警察が出入りすることも多くありました。
そんな土地柄からか、支配人は肝が据わっていて、どこか凄みのある男性でした。
彼の話は凄みのイメージとたがわず、刺激があって面白いものでした。
弁が立つとはこういうことを言うのでしょう。
問題がある客にも毅然とした態度で対応をするので、問題が大きくなることはありませんでした。
しかし彼は口が軽い一面がありました。
ホテルの経済事情や警察から内密にと伝えられたことや、法人契約をしている芸能事務所の薬物疑惑などを簡単に漏らしてしまいます。
支配人は仕事を終えるとホテル周辺の飲み屋に繰り出して、深夜に酔っぱらってホテルに戻ってくることがよくありました。
深夜のフロントを担当するナイトメンバーに、夜食として出前を取ってくれて、食べながら談笑するのが常でした。
支配人の妻が、度々ホテルに顔を出しました。妻は中々家に帰らない夫を迎えに来ていたのです。
妻は年齢は重ねていますが、とても可愛らしく、そして美人でした。
ナイトメンバーは私以外男性でしたので、「支配人の妻が可愛い」とよく話題になっていました。
支配人が酔っぱらってホテルに顔を出したある晩。あるナイトメンバーが支配人に、「奥さん可愛いですよね」と話しかけました。
支配人は得意そうに、「ああ、あいつは若い頃は抜群に可愛かった。だから手を出した。でも『私は離婚したから、あなたも早く離婚して』って言われた時は焦ったよ」と語り出しました。
どういうことかと聞くと、「俺もあいつも同じ学校の教師だった。W不倫だったんだ」と言うのです。
職場でW不倫をした教師
意外にも彼の前職は教師でした。
弁が立つのはその影響でしょうか。
武勇伝を語るかのように、支配人は詳細を話し続けました。
俺は「へぇ」とか適当に返事をした。この時は本当に離婚するとは思っていなかった。
最初は、自分が将来結婚しようとか言ってた後ろめたさから、すぐには離婚できないとか、子どもがいるからとか言って先延ばしにしてたけど、だんだん面倒になってきて、あいつと別れようと思った。離婚する気は全くなかったから。
でもすぐに帰ってこなかった。
支配人の語った内容は、決して嘘とは思えないものでした。
そしてあまりに自分勝手でした。
ナイトメンバーはその語り口が「面白い」と感じたものの、「こいつはヤバい」とも思い、一様に閉口しました。
私は、支配人が醸し出す凄みが、この一件で生みだされたのだろうかと想像しました。
W不倫をした教師のその後
面倒なことになる前に、俺は教師をやめた。
支配人の経験はなかったけど、どうにかなるだろうと思って強気の発言をしたら、採用された。
このビジネスホテルをホテルチェーンが経営していたら、素人を支配人にすることはなかったでしょう。
私は「なんだかすごい話を聞いてしまった」と思いましたし、他のナイトメンバー2人も同様に思ったようです。
翌日勤務に就くと、昼間のメンバーにまで「支配人はW不倫の末調停を起こされ、暴力事件未遂を経て再婚したらしい」と知れ渡っていました。
不倫を経て夫婦になった男女の違い
支配人はかつての不倫相手である現在の妻が、身の回りの世話をしてくれることを自慢げに語っていました。
支配人の勤務が終わる時間や、深夜酒を飲んでホテルに来た時も、妻は度々迎えに来ていました。
支配人の妻への物言いは、酷いものでした。
これやっとけよ。
クズが。
こんな発言をよく聞きました。
妻は苦笑いをしながら聞き、支配人のすこし後ろを歩いていました。
妻は可愛らしい笑顔で挨拶をするのですが、女性フロントメンバーには、少し様子が違うように感じられました。いかに自分が支配人と一心同体であるか、生活が密着しているかをアピールするような発言が度々見られたのです。
支配人は、再婚前にも不倫の経験があるような事を得意げに話していましたので、妻は女性を警戒していたのかもしれません。
二人のなれそめを知っている女性メンバーの多くは、妻を憐れに感じたようです。「他に頼れるところがない。行き場がないのだろう」と噂しました。
私は当時学生でしたので、妻に対して「これでよかったのかな。それも人生か」と思っていました。
他のナイトメンバーの男性達は「あんなに可愛い奥さんに、熱烈に好かれてる支配人は凄い。羨ましい」と口にしていました。
不倫で幸せを掴める女はいない
支配人が学校の先生をしていた時も、恐らくは物怖じせずに発言したのでしょう。
彼女はそれを男らしいと感じたのかもしれません。
不倫から妻になった女性は、一世一代の恋愛だと思ったのでしょうか。
離婚をして、職を捨てて手に入れた不倫相手の本当の姿は、いつまた不倫してしまうかもしれないモラハラ男でした。
夫の職場の女性をけん制しなければ居られない心境で、幸せを感じられるのでしょうか。
今私は、結婚して子どもを育てています。
夫をいつまでも信用できない状況は、辛いだろうと想像します。
それもまた人生なのだと思いますが、不倫で幸せになる「女性」は、もしかしたらごく少数なのかもしれないと想像させる一件でした。
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