守護霊からのメッセージ?危険回避とツキの知らせ・天の声を聞いた不思議な話

私は霊感がありません。
しかし不思議な体験をしたことが何度かあります。

これは守護霊の声なのか?

と思った例をお知らせします。

守護霊が伝える危険の知らせ

一番記憶に残っている一件です。

二人目の子どもが産まれて程ない頃、私は満足に眠れていませんでした。
当時の夫は家事にも育児にも、全くと言っていいほど協力をしませんでした。

近所のスーパーマーケットは高価でしたので、遠いスーパーに行く必要がありました。
車かバスを利用していかねばなりません。下の子を抱っこして、手を繋ぐのも歩くのも拒否をする活発な上の子を連れてバスを利用するのは難しい状況でした。

当時自家用車は一台しかありませんでした。
夫が通勤に使っていたため、夫の仕事が休みの日しか身動きが取れませんでした。

休日になると夫は仕事の疲れを癒すと言って、出かけてしまうのが常でした。
当然、子どもの面倒を見ることもありません。

私は喧嘩が激しい両親に育てられた経験から、夫と喧嘩をしたくありませんでした。家庭が平穏に回るよう我慢を重ねて、夫を腫れもののように扱っていました。

夫が休みの日は二人の子どもを車に乗せ、夫を希望の場所まで送ってから、迎えの時間に間に合うように急いで買い物に行く生活を送っていました。

ある休日のこと。

車に乗り込むと、明らかに自分とは違う誰かの声が頭に響きました。

「運転に気を付けて!!」

7年前のことですが、今でもよく覚えています。
左の頭上、後頭部方面から聞こえました。耳を通した声ではなく、脳内に直接聴こえるような声でした。

驚きましたが、同時に「運転に気をつけよう」と思ってエンジンをかけました。

しかし運転中は、寝不足や産後の体と精神的な疲れが響いて、集中できているとは言えませんでした。
そんな中、夫のことを考えてハンドルを握っていました。

私の結婚は間違っていない、これでいいんだ。
夫からの呼び出しがかかる前に買い物を済ませなければ。急がなきゃ、と。

買い出しのためによく通っていた、ある交差点に差し掛かりました。

赤信号で停車をしました。
私の運転する車は先頭でした。

信号が青になったので発進をしました。

直進で交差点に入ったところ、目の前に小学生の姉妹とみられる子どもが横断歩道を横断していることに気が付いて、慌てて急ブレーキをかけました。

小学生の2m以上手前で停車しましたが、姉妹は驚いて私を見ていました。

その信号はつい最近、歩者分離式の信号に変わっていました。
私は以前そうだったからと、歩行者信号の青を車道の信号と連動していると思い込んで発進させてしまっていたのです。

心臓がバクバクと音を立てました。
恐らく周囲で見ていた歩行者や車も、息をのんだと思います。

姉妹が横断歩道を渡りきったのを見届けて、路肩に車を寄せました。
姉妹は信号を見返して、歩行者信号が青であることを確認していました。

「ごめんなさい。信号を見間違えてしまった」と姉妹に謝ると、姉妹は頷いて去っていきました。

なんてことをしてしまったんだと、自分が怖くなりました。

帰宅後、「運転に気を付けて!!」と何者かに言われたことを思い出しました。
この危険を知らせるために誰かが「気をつけろ」と教えてくれたのだとわかりました。

ブレーキが間に合ってよかった。
あの子たちを傷つけて、子どもたちの親や周囲を悲しませずに済んでよかった。
私の家族を苦しめずに済んでよかったと、脱力するように安堵しました。

夫とは精神的な距離ができていて、危ない運転をしてしまったことを打ち明けることができませんでした。

その後夫がパチンコ中毒に陥っていたことや風俗通い、借金が発覚して、離婚危機に陥ります。(ちなみに私が夫の浮気に怒り狂って離婚を突きつける夢を、発覚5か月ほど前に見ています)

修羅場を繰り返し、散々ぶつかって理解を深め、夫婦関係を再構築していきました。

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夫と仲を深めてしばらくしたころ、次の声が聴こえました。

ツキを守護霊が教えてくれた話

夫婦再構築が進み、夫が私や子どもたちを大切にするようになって少し経った頃のことです。

夫の休日に、どこか出かけようという話しになりました。
どこに行こうかと悩んでいた時に、また誰かの声が聴こえました。

「競馬!」

パチンコ中毒で離婚危機があったのに、同じギャンブルである競馬を勧める守護霊なんているの? と笑ってしまいますね。

しかし確かに「競馬」という声が聴こえました。

中毒に陥っていたパチンコには行かないよう夫を止めていましたが、走る馬は美しいですし、小遣いの範囲内で家族でたまに楽しむ程度ならいいだろうと思い、「久しぶりに競馬に行ってみない?」と夫を誘いました。

数年ぶりの競馬体験でした。

夫と私はそれぞれ、メインレースに数百円を賭けることにしました。

発券機から戻ってきた夫は、「3連単で買おうと思ってたのに、間違えて三連複で買っちゃった。買い直そうか迷ったけど、どうせ当たらないだろうからいいや。でも一着は〇〇、二着は〇〇、三着は〇〇が来ると思うんだよね」とはっきりと言いました。

3連単は一着から三着まで馬を指定して購入する買い方で、三連複は複数の馬を選び、その中に一着から三着の馬が含まれていれば配当金が支払われるという購入方法です。

3連単の方が、当たった時の配当金が大きいという特徴があります。

夫の予想は穴馬(人気がない馬)ではありませんでしたが、固い馬(一番人気)でもありませんでした。

馬券を購入しましたが、メインレースが始まる前に会場を後にしました。

メインレースが終わったころに「そういえば結果はどうだったのだろう?」とネットで結果を確認して驚きました。
夫が予想した通りに着順が決まっていたのです。

3連単で26万円(100円購入で)の配当金がついていました。
夫は誤って3連複で購入していましたので、約8万円の値がついていました。

夫と私のテンションは爆上がりしました。

「俺の26万がー!!」と夫は嘆き、私は大笑いしました。

夫は当たった金で家族に出前寿司を奢ってくれました。

不思議なのはこの後です。

当たった金を元手に、数週間に一度の頻度で数百円ずつ馬券を購入するようになったのですが、夫は毎回欠かさず的中させました。それが2年間も続いたのです。

競馬好きでも、的中がそれほど続くことはありません。

配当金の総額はかなりの額になりました。

夫は行楽費を出したり、私に財布をプレゼントしてくれたりと家族に還元してくれていましたが、そのうち勝った金をスマートフォンゲームのパズドラのガチャ(くじ引きをして強いキャラクターを手に入れるイベント)に課金するようになりました。

課金して金が減ると共に家族への還元も減っていき、ツキも減ったのか、競馬で当たらなくなっていきました。

家族を大事にすることでツキを維持していたのにしなくなった、或いはガチャを回すことで小さなツキを失っていったように想像していますが、どうなんでしょう。

守護霊からのメッセージ

「競馬!」と誰かの声が聴こえた時のことは、「運転に気を付けて!!」と脳内に声が響いた時と同様によく覚えています。

恐らく女性の声でした。
どちらも似た声に聴こえましたが、同一人物なのかはわかりません。

すっかり関係が良好になった夫に「運転に気を付けて!!」と言われた時の話をしました。

私か、もしかしたら轢いてしまいそうになった姉妹の守護霊、或いは見守ってくれている何かしらの存在が教えてくれたのだろうと言いました。

夫は霊感が非常に強い知人から様々な話を聞いていることもあり、守護霊の存在を信じています。

「守護霊かもしれないね。見守ってくれているんだよ」と夫が言いました。

「夫が当たり始めた日も『競馬!』って声も聴こえたから、競馬に誘ったんだよね。それから当たり続けたという事は、私の守護霊じゃなくて夫の守護霊が私を通して夫に知らせようとしたのかな」

そんな話をしていて、思い出したことがありました。

離婚危機前の、夫が私や家族を蔑ろにしていた頃にも、声が聴こえたことがあったことを思い出したのです。

その時は「宝くじを買え!」でした。

宝くじにしろ競馬にしろ、ギャンブル要素が強い理由はわかりません。笑

その時も脳内に強く声が聴こえたので、「宝くじ買いに行こう!」と夫を誘いました。
しかし私の言うことをことごとく拒否していた当時の夫は「行かない。必要ない」と言い、買うことはありませんでした。

「あの時買ってたら、当たってたんだよきっと!!」と夫と話し、笑いました。

因みにそれから数年して知人がジャンボ宝くじで一等を当てました。
彼はやはり声に導かれるかのように「宝くじを買わなきゃ」と購入したとのことです。

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今でも、あの時宝くじを買っておけばよかった! と後悔しています。
もしかしたら億万長者になっていたかもしれないのに! 悔しい~! 笑

守護霊、動物霊が生命の危機を守る

夫が守護霊を信じることになった、大きなきっかけがあります。

夫は私と出会う前、バイクに乗っているときに事故に遭いました。

10tダンプカーと衝突したのです。
母親は医師から生命の危機であることと山場を宣告されました。

二日に渡る山場は越えましたが、意識が中々戻りませんでした。

10日~二週間ほど経った頃、夫は意識を取り戻します。

医師は「生きていることが奇跡」と言いました。

リハビリが長くかかるだろうと予想されていましたが、夫は驚異的な回復力を見せて、事故から一か月経つ頃には入院が続いていたものの、病院の周りを軽く走れるほどになっていました。

夫は鼓膜の手術を繰り返すことになりましたが、耳以外は大きな後遺症もなく日常生活に戻ることができました。

後に夫は、霊感が非常に強くオーラ診断ができる彼女と付き合うようになります。

彼女は夫について「強い守護霊がついている。守護霊が事故の時に夫を救った」と言いました。夫の守護霊は人間なようです。

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夫が言うには、事故現場が昔可愛がっていた猫が死後に埋められた場所のすぐそばだったので、猫が守護霊と一緒に助けてくれたのだろうと話しました。

そうでなければあれだけの事故で命が助かるとは思えないと。

霊感と守護霊の声を聴くこと

これまで私は、怖い体験や不思議な体験をいくつかしています。

冒頭に書いたように霊感はありません。

霊感がなくてもたまたまそういう場所に出くわすと、体験してしまうものなのかもしれないですね。

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霊感と守護霊からのメッセージを聴くことは関係ないのでしょうが、不思議な体験としては共通すると思います。

不思議な声を聞いたことがある方がいらっしゃったら、是非体験談をお聞かせください。

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