外国人男性は積極的?韓国人男性のアプローチにビビッて逃げた話

これは国籍の違う男女の付き合いの実例と共に、私が外国人男性に気に入られその積極性にドン引きした実体験を綴る記事です。

外国人男性は積極的!?

男性からとてもモテる友人がいます。

決して容姿やスタイルがいいわけではないのですが、臆せず自分の意見を発し、喧嘩するのも厭いません。
男性に合わせることもないのに、とてもモテるのです。

まさに、「自分を持っている女性」だからこその魅力でしょう。

そんな彼女は日本人男性からも、外国人男性からもモテていました。

外国人はアメリカ、ヨーロッパ(どこの国か忘れた)、トルコ、インドネシア、オーストラリア出身の方達でした。

石油産出国でも何人目かの妻にすると言われたことがあるようです。
牛を何頭与えるとか、金を与えるだとか言われて「この国はヤバい」と感じ、早々に撤退した話を聞きました。(現地では安い提示だったようで少々怒っていました)

特にインドネシアの男性たちはとても積極的でした。

インドネシア内には複数の宗教があります。
異性と婚前に接触することや飲酒が禁じられている男性であっても、少しではありますが飲酒やキスをするなどして彼女に合わせようとするほどでした。

彼女が帰国した時には、積極的な電話やメールに加えて手紙も送ってきていました。

彼女は、婚前の接触ができないのは面白くない。キス程度であれば付き合っているうちに入らないといって、他の男性とも交際をしようとするので、いつかバレて刺されるのではないかと心配しました。

それほど熱烈な愛情表現でした。

中国人女性と日本人男性

仕事で中国出身の女性と知り合いました。
小柄で丸顔の可愛らしい女性でした。

彼女は中国の富裕層の出身で、日本に留学生としてやってきました。
卒業後は日本の企業に就職をします。

私は年が近かったこともあり、仲良くなって度々飲みに行くなどして友好を深めました。

話しは専ら恋バナでした。

彼女は日本人男性と付き合っていました。
アプローチはどちらかというと彼女からではあるものの、自然と引きあったそうです。

それでも「日本人男性は消極的。全然押して来ない」と言いました。

彼は外国人女性が好きらしく、前の彼女も外国籍の女性だったそうです。
彼女はあっけらかんと、「外国人好きな男っているよね」と笑って話しました。

外国人好きに好かれることに抵抗はないのかと聞くと、「そういう人としか付き合えないから」といいます。

彼の志向がどうであれ、彼女は彼氏を好きでした。
3年ほど付き合っていましたので「そろそろ結婚したいんだけどね」と呟きました。

「結婚の話は出てるの?」
「結婚出来たらいいねという話しはあるけど、彼は進めようとしない。私が外国人だから抵抗があるんじゃない?」
「外国人好きな男性なんだよね? それなのに国際結婚に抵抗があるの?」
「日本人の親は中国人と結婚しようとすると嫌がるでしょ。国際結婚は面倒もあるし」

中国出身の彼女が、日本人男性と付き合いながら日本家庭が中国人に抵抗があることを、ここまであっけらかんと話すものかと驚きました。

「中国にいる親御さんは、日本人との結婚は賛成なの?」
「中国と日本なら近いからね。国籍はあまり気にしないみたい。でも日本人は違うよね」

「日本では中国人の反日運動の報道が度々あるけど、ご両親は気にしないんだね」
「反日なんて、中国のほんの一部だよ。私の周りは日本好きな人ばっかり。でも日本人は違う。中国人と付き合ったり結婚ってなると抵抗ある人が多い」

それ以上言えることがありませんでした。

暫くして彼氏の浮気が発覚しました。
浮気相手は日本人でした。

彼女は浮気相手に日本人を選んだことに、怒りを爆発させていました。

浮気が発覚してから、彼氏は何かしら理由をつけて彼女を避け続けたそうです。

「なんで日本人は逃げるんだ! ちゃんと話せ!」
彼女の怒りを聴きながら、私と酒を飲みかわしました。

少しして、彼女が結婚すると言い出しました。
相手は中国出身で日本企業に勤める男性でした。

彼は決して裕福ではない家庭の出身で、大手日本企業の外国人採用に応募して日本に来ました。

「日本語が話せる」と半ば嘘をついていましたので、日本に来た後は苦労したようです。
必死に勉強をして習得し、バリバリと国際的な仕事をしていました。

彼もまた日本人女性に抵抗を示されることが多く、付き合ったとしても誠実ではない扱いをされたようです。
真剣に交際するなら日本に住む中国人女性がいいと思うようになり、彼女と出会いました。

二人は日本に住み続ける希望が一致しており、同じ苦労をしていたこともあってすぐに結婚に到りました。

現在は東京に一軒家を購入し、永住権を取得して住んでいます。
遊びに行くと手厚くもてなしてくれます。

話す内容も気遣いも、日本人とそう変わりません。
それでも日本人と付き合うには障害が多いのだなと感じました。

国籍を超えた男女の交際

私は日本人男性としか付き合ったことがありません。

友人達の国籍を越えた付き合いの話しを、興味深く聞いていました。

国籍が違うと文化が違いを感じることがあります。
文化の違いは、価値観にも関わります。

言葉の受け取り方や宗教、生活習慣の違いも付き合いに影響します。

結婚する事になれば宗教の違いをどう受け入れるかや、家族との付き合いかた、お金の使いかたなども関わってくるのですよね。

そう考えると私は外国人男性と付き合う勇気が持てませんでした。
これ自体が偏見なのかもしれませんね。

クライアントに連れられて、恵比寿にあるバーに通っていだ時期は、客として来ていた白人男性によく声をかけられました。

彼らがどういうつもりで声をかけているのかわかりませんでしたが、私は「日本人女性は軽いと思われている! 遊ばれる!」という先入観で一言二言話す以外はシャットアウトしていました。

今思うと単なる自意識過剰女ですね。

当時は相手国の文化を理解してからでないと、口調や会話の内容から人となりを読み取れず、怖いと感じていました。

国際交流イベントに参加して韓国人男性に好かれる

上に挙げた中国人女性に誘われて、多国籍イベントに参加しました。
モテる友人を連れて行きました。

せっかくのイベントなので、日本在住の他国籍の方と会話を楽しみました。

するとそのうちの一人の韓国人男性が、私に興味を示しました。
私は彼氏がいましたので、異性との出会いを探して参加した訳ではありません。

男性にも彼氏がいることを伝えると、上手く行っているの? と聞かれました。
当時彼氏の束縛に息苦しさを感じていたので、「うーん、微妙」と中途半端な返事をしました。

そこから、どこに住んでいるのか、何が好きなのかなど矢継ぎ早に質問をされ、今度一緒に出掛けようと誘われました。

他にも参加者は多く居たのに、完全にロックオンされているのがわかりました。

これはマズイ。振り切ろう。と思い、「彼氏がいるから」とやんわり断ると、「結婚しているわけじゃない。上手く行ってない彼氏だし別れれば問題ない」ときっぱり言われました。

他の人に話しかけてその場から逃げようとしますが、男性は「誰も近寄るなよ」と周囲に言わんばかりの距離の近さで、私をガン見します。

日本人男性なら「彼氏がいるから」といえばある程度引きますし、しつこい人であっても連絡先を聞くくらいでその場を終えられます。
予め連絡先を教えてしまっていたとしても、メールを無視するか、そこでも彼氏の話しをしていれば、大抵フェードアウトしていきます。

それが全く通じないことに気が付きました。

マズイ、マズイ。

少し離れていた友人を捕まえ、イベントの後私の部屋で飲みなおそうと話しました。
誘ってくれた中国人女性と、イベントの企画者の一人の外国人男性も来ることになりました。

イベント解散後にわが家に向かおうとすると、男性が連絡先を聞いてきました。
とにかくその場を切り上げたかったこと、友好イベントだという事もあり、連絡先だけならと教えました。

韓国人男性のアピールにビビる

友人達を連れてわが家に向かう電車に乗ると、男性もついてきました。
「方向が一緒だから」といいます。

マズイ気がする、と思っていると、案の定「俺も行きたい」と言いました。

私の気持ちを知らない企画者の男性が「いいね、一緒に行こう」と言ってしまい、すっかりその気になってしまいました。

モテる友人は韓国人男性をキープにすればいいと言いたげな表情をしていましたが、私はそんなに器用ではありません。

彼氏から「今どこにいるの。これから家に行く」と連絡が来たこともあり、「ごめん、彼氏来たら修羅場になるから家はダメになった。帰るね!」と断って一人で家に帰りました。(誘っておきながらダメだといって帰るという、勝手者です)

家に帰ると、束縛の強い彼氏は少々立腹していました。

束縛が強い彼氏でも、付き合うまではそれほど押しが強い人ではありませんでした。
私の反応を伺いながら、恐々アプローチしてきました。

韓国人男性の猛烈な積極性に、面食らっていました。

その後男性からメールや電話が何度かありました。
いつ会えるかという内容でした。

「彼氏がいるから会えない」と答えると、彼氏がいても友達なのだから会えるでしょと言われます。

これは遠回しな言い方ではダメなのだとやっと理解して「あなたと付き合うつもりはないから連絡はもう返さない」と送りました。

すると「一度会ってくれ」と返信がきました。

「都合がつかないし、会いたいと思わない」と返すと、「なんで避けるんだ。きみが好きなんだ。きちんと会って話をするべきだ。家に行くから住所を教えて」と送られてきました。

何でこんなに断っているのに通じないんだ!!
くそー!!

と思った私は、「あなたが怖い。もう連絡してこないで」と返信します。

すると男性の様子が一転しました。

「怖がらせているとは思っていなかった。怖い思いをさせてごめんなさい」

好意がないと匂わせても通じず、付き合うつもりはないといっても諦めなかった彼が、「怖い」のワードで意気消沈しました。
それから一二度やり取りがあった後、個人的な連絡が来ることがなくなりました。

少ししてSNS上でコメントが来ることがありましたが、友人として割り切った付き合いでした。

外国人男性には意思表示をはっきりと

同じ国の方でも、人によって違うでしょう。
他の国の方であれば、尚更傾向は変わるのかもしれません。

ですがモテる友人が言うには、やはり外国人男性の積極性は日本人とは大きく違うといいます。
愛情表現が直球で熱烈。はっきり意思表示をしなければ通じないとも教えられました。

海外の医療現場で通訳の仕事をしていた方の話では、日本人女性は意思表示が弱く、諸外国に比べて性的被害に遭う率がとても高いとのことでした。

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理由はひとえに、「意思表示が弱いから」です。
振り返ってみれば、韓国人男性に対する私の言動も、意思表示が弱かったのだと思います。
もっとはっきり、「彼氏がいる。あなたは好きじゃない」というべきでした。
私は割と物事を言うタイプではありますが、初めての人に対してはっきりと「好きではない」というのは抵抗がありました。
でもはっきり言わないと、相手に期待をさせたり混乱させることがあるのですよね。
因みに友人としてやり取りをするようになった韓国人男性は、時に白熱するタイプではありますが決して空気が読めないタイプではなく、知的で面白い方でした。
勉強になった一件でした。
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