【カナダ・アメリカ医療現場通訳が語る】海外で日本人女性の性犯罪被害率が高い理由

2007年にアメリカで性暴力被害者支援のスローガン「Me Too.」運動が始まりました。

世界的に活動が広まったのは、2017年でつい最近のことです。

同意のない性行為を許すべきではないと訴える活動も、スウェーデンの法改正と共に広まりを見せます。

しかし日本では依然として「嫌よ嫌よも好きのうち」「女性は恥じらいを持つべき、性を公言するべきではない」という男性主体の風潮が残っており、性被害を訴えると被害者への避難が起こる理不尽が続いています。

性犯罪の罪は加害者にあります。
しかし「女性にもNO.という意思」を表す努力が必要である、と強く感じるようになりました。

それは、アメリカとカナダの医療機関で通訳として働いていた女性から、日本人女性にありがちな態度と、それが男性にどう受け取られるかの生々しい話を聞いたことがきっかけでした。

この記事は、海外における日本人女性の性被害から、日本人女性がわきまえるべき姿勢について提唱するものです。

※家庭内や未成年への性被害、或いは支配関係の中で「NO.」を示すのは極めて困難です。この記事は支配関係外の性関係を対象にしています。

日本人女性の性被害・通訳の話し

医療現場通訳の話し

「日本人の女の子は断トツで性被害率が高かったですよ。」

アメリカやカナダの医療機関で、日本人留学生やワーキングホリデー滞在者が、医療機関を受診する際に通訳を担当していた女性が言いました。

夜に呼び出しがあると、レイプに遭った被害者の通訳であることが殆どだったといいます。

彼女たちはショックや混乱といった、大きな傷を負っているから、対応も気が滅入るんです。
でもね、話を聞いていると、どうしても日本人の女の子は警戒心がなさすぎると思ってしまいます。

日本人女性のあいまいな態度

街で知らない現地の男性に話かけられて、愛想笑いをして返事をしてしまうんです。

ナンパについて行ったり、男友達の車に乗るよう誘われて、「大丈夫かな?」って心配をしながら、愛想笑いをしたまま「きっと大丈夫。」と都合がいいように考えて乗り込んでしまいます。

あるいは促されるまま歩くなどして、一緒に移動してしまう。

黒人男性なら危ない人かもしれないって警戒することもあるようだけど、なぜだか白人男性は大丈夫だろうと勘違いしているんです。
黒人も白人もアジア人も変わらないのに。

家に連れて来られて、入る時には少し警戒しても、笑顔で誘われると愛想笑いをして入ってしまいます。

ベッドに誘われるときにやっと「NO.」と言うけど、「無理やり手を出しては来ないだろう。」と断り方が優しいんです。
それでも続けて誘われると、断りながらもベッドやソファに座ってしまいます。

男性は当然「OK.」と受け取ってしまうんです。

もっと言えば、二人きりの部屋に入った時点で「OK.」だと受け取っています。

後から被害を訴える日本人

そしてことが終わり、愛想笑いをしてわかれて、自分の部屋に戻って初めて被害に遭ったと言い出します。

嫌なら表情や態度で示さないと伝わらないのに、愛想笑いをしてやんわりとしか伝えないので、「まさか本当に断っているとは思わなかった。」と加害者は言います。

日本人女性が被害を訴えた時の特徴が、加害者側に犯罪意識がないことだったんです。
これは非常に大きな問題です。

日本人女性が「NO.」と言っても、態度は全て「YES.」なんです。

彼女たちは事が終わってから、「NO.」と言ったのに、と声を発します。
あまりに遅すぎます。

日本人女性の被害率が高い

世界各国から留学生が来ているのに、明らかに日本人の被害者が多いのは、その態度にあるとしか思えないんです。

彼女たちが悪いわけではないんだけど、やっぱりはっきりと意思を示さないと、相手には伝わりません。
日本の性犯罪で女性被害者の訴えがいつまでも認められない根源は、結局この態度にあるように感じます。

日本人女性には意思表示が必要だ

「はっきりと示さず、角を立てない言い方が日本の文化なのかもしれないけど、日本国内にもセクハラや性被害は蔓延しています。

つまり日本人男性にも女性の意思が伝わっていないのです。
日本人女性は角を立てないために意思をなくしてしまったのですか? 

日本人女性は誰のために、何を守っているのでしょう。」

彼女は女性が性犯罪を助長しているとは思っていません。

しかし、意思表示が弱い女性が、男性の誘いに自らついて行ってしまう現状は、同意ととられても仕方ないと指摘します。

彼女自身も日本人でありながら、日本人の被害女性特有の「男性を勘違いさせる中途半端な態度」に憤りを感じていました。
泣いて苦しむ被害者をどうにか減らしたい、と強い望みを持つからこそ、彼女は怒りを持って語りました。

日本人の女性の特徴的な態度

通訳の女性は日本人の問題点をあげました。

本心とは裏腹な愛想笑い
意思の薄弱さを感じさせる、子どもっぽい服装
はっきりとした意思表示をしないため、勘違いされかねない態度
きっと大丈夫だろうという警戒心のなさ

これらを改めるべきだと力説します。
また、NO.が上手く伝わらない場合は、怒りのジェスチャーも必要だと言います。

表に出ていない性犯罪被害者がまだまだいるはずです。
被害者を減らすためには意思表示が必要不可欠です。

外務省-海外における女性の性的被害

海外で性犯罪に遭う日本人が増えている状況から、外務省が注意を呼び掛けています。

日本人女性は簡単にヤレると有名です。

警戒心を持ってください。

NO.がなければOK.なのか

性的関係において、NO.をはっきり示さなかった場合、それはYES.なのでしょうか。
答えは“違い”ます。

しかしこれまで男性優位だった社会が、男性に都合のいい解釈を許し、今まで続いてきました。

都合のいい解釈では、強いNO.以外はYES.なのです。

女性が声を上げることで、世界の認識が徐々に変化を見せています。

2018年にスウェーデンで「性行為には積極的な同意が必要」と刑法が改正されました。

「はっきりイエスと言うか、それに準ずる発言、何らかの身体的行動による表現などが必要」
被害者がノーと言えなかったり、抵抗できなかったりしても、自発的な参加ではないと客観的に認められれば加害者は有罪となり、二~六年の拘禁刑となる。

東京新聞

日本でもこのような改正がされることを望みます。

改正の声を高めるためにも、「NO.」をはっきりと示す必要があるのではないでしょうか。

性の議論

日本産婦人科医会会長前田氏の発言

海外86か国で医師の処方箋なしに緊急避妊薬が購入可能でありながら、日本は未だ実現に到っていません。

日本でも市販化をするべきかどうかの有識者会議において、日本産婦人科医会会長の前田氏の発言が驚きを持って報じられました。

日本で16万人の人工妊娠中絶が行われていて、それを緊急避妊薬でのアクセスが良くなることで、減らすことができるのか。まずは性の知識を“一般の女性”に普及する方が、圧倒的に効率の良い社会がつくれると思う。

医療の原則は対面診療だと思うし、いかに他の国々が緊急避妊薬、それから低用量ピルを薬局で簡単に入手できるといっても、それぞれの国の事情と、それぞれの国の文化がある。
日本でこれだけ“若い女性”が性に対して知識がない状況で、それはできないし、責任が持てない。
「ずっとダメ」ではないですが、時期が早いのではないか。

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5cf73140e4b0747b8c5e1c26

望まない妊娠をしてしまうのは“若い女性”に“知識がないから”と取れる発言が物議をかもしました。

この発言は女性に学がないと思っているからこそ出てきたのでしょう。
それほど日本社会における女性が甘く見られているとも言えます。

若い女性にというよりは、男性があまりに性や女性を軽く考えているように思うのですがね。

女性は意思表示を

日本は綺麗事を掲げ、何十年も変化を拒んできました。
結果、口を噤んでいた女性だけが傷つく構図が出来上がりました。

前田氏はこの発言に続いて、緊急避妊薬の市販より先に教育を進めるべきだという、日本の性教育の不足を危惧した発言をされています。

発言は最もなのだけど、慎重さを求めて足踏みしていたら、結局何も変わらないのです。

性犯罪加害者に甘い刑法も同様です。
社会や制度を変えるのは一人一人の「声」の力です。

NO.もYES.も一人一人が持っている力です。

声が社会を作り、自分を守ります。

 

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