レディースマンションが危険!?経験者が語る、実際にあった事件と物件選びの注意点

“レディースマンションは安全”と思っている方は多いのではないでしょうか。

しかしレディースマンションは「女性しか住んでいない」と周囲に知らせている物件でもあります。

私はレディースマンションに4年間住んでいました。
レディースマンションだからこその危険と、物件選びで注意するべき点についてお知らせします。

レディースマンション経験者が語る、実際にあった事件

私が住んでいたレディースマンションは、単身者向けの物件でした。

一階が駐車場になっていて、二階から三階が部屋になっています。
全ての部屋が1Rで、風呂トイレ別。ベランダがついていました。

全20戸のその物件は所有管理共に司法書士事務所でした。税金対策で持っている物件だと担当者は笑っていましたが、司法書士事務所だけあり対応は良心的でしっかりしていました。

レディースマンションに住んでいた4年間の間に起きた事件は、以下の通りです。

下着泥棒

下着泥棒が4年間の内、少なくとも3回ありました。

住人が被害を報告し警察を呼んだケースは、マンション入り口の掲示板で報告されたのでわかりました。
毎回ベランダに干されていた下着を盗られるというパターンでした。

近隣の建物とは接していませんでした。
毎回角部屋が被害に遭っていましたので、外壁をよじ登って盗ったようです。

私は最初に下着泥棒の被害があったと知った時から、下着を部屋の中に干すようにしました。
そのため被害に遭う心配はしていませんでしたが、気持ちが悪かったです。

下着泥棒からしたら、レディースマンションは恰好の的だと思いました。

「どの部屋にも女性が住んでいる。仮に住人と鉢合わせをしても、相手は女性。力で勝てるので、捉えられる心配も少ない」

そう思ったのだろうと想像しました。

水質検査詐欺

マンションの管理組合から水質検査の依頼を受けていると称し、水道局を名乗る男性が半年から一年に一度の頻度で訪れました。

部屋に入る検査がある場合は、管理会社(司法書士事務所)から事前連絡があるはずだとインターフォン越しに応えると、「事前連絡があったはずです」と断言されました。

その時友人女性が家に遊びに来ていて一人ではなかったこともあり、友人に許可を得て部屋に通しました。

部屋に来たのは作業着を着た20代~30代前半と見られる男性一人でした。
首からそれらしい身分証明証を下げていたように思いますが、じっくり見たわけではないのでわかりません。

水質検査は台所の水道を使うと事前に言っていましたが、台所奥の1Rの部屋を覗き込み、「お友達が来ているんですね」と苦笑いしていました。

家の透明のコップを貸してくれと言い、水道の水を入れると何かしらの試薬を入れました。
「黄色になったのでカルキが入っている。ある工事をしたらいい水が飲めるようになる」とよくわからないセールスをされました。「水道水にカルキ(塩素)が入っているのは普通ですよね。工事は必要ありません」と断りました。

私は苦学生でしたので、お金はありません。
ましてこんなに怪しい男が持ち掛ける工事など、まともとは思えませんでした。

「この検査が本当に事前連絡があったのかどうか、今から管理会社に電話して確認します」と言うとそそくさと帰っていきました。

「ヤバい奴だったね」と友人が言いました。
「怪しすぎる。家に入れるべきじゃなかった」と反省しました。

レディース物件に限らず、一般宅にも営業をしているのでしょうが、気味が悪い印象を受けました。

性被害

私が住んでいた物件は大学の側にありましたので、周囲の物件にも大学の学生が多く住んでいました。

「怪しい男が来た」という話しを近所に住む友人にしたところ、すぐそばにあった別のレディース専用アパートの学生が、同様の手口で尋ねてきた水道局を名乗る男性を部屋に入れてしまったことを、本人から聞いたと言います。

世間話で盛り上がり、なぜかそのまま男性が女学生と部屋で酒を飲むことになりました。そしてその場限りの関係を持ってしまったとのことでした。

男性の目的はセールスなのでしょうが、かなり質が悪いようでした。勤務中に酒を飲み行為に到ることは、通常の会社員では考えられません。
日にちが同じだったため、私の部屋に来た男性がそのあと訪れたのがその学生の部屋であった可能性もありました。

男性がレディース物件を対象にしていたのか、たまたまなのかはわかりませんが、益々気味の悪さを感じました。

学生も学生で、奔放な子だったのも問題ですがね……。

男性の連れ込み

私の住んでいたレディースマンションは、入口のロビーに管理人室がありましたが、常駐していませんでした。

基本的に家族以外の男性の入館は禁止されていましたが、みな守っていませんでした。
中には彼氏が住み着き、同棲している部屋もありました。

レディースマンションの定義は何なのでしょうか。
入居者名義が女性に限定されているだけの状態でした。

そのレディースマンション、大丈夫?物件選びの注意点

都市部に住む多くの女性が、電車や道端で痴漢に遭っています。
訊ねた先のマンションのエレベータで痴漢に遭う、なども珍しくありません。

少しでも心配を減らすため、安心、安全を目的にレディースマンションを選ぶ方が多いのではないでしょうか。

私の場合は、祖父が「孫に安全を」と勧めてきたのがこのレディース物件でした。
しかし実際はセキュリティに穴が多く、単に「女性が多く入居しているマンション」でした。

レディースマンションにしたのは、大家の目線から、女性の入居者の方が問題を起こされる頻度が少ないと思ったからでは? と感じました。

レディースマンションを選ぶ際に、チェックするべき点を以下に挙げます。

オートロック

セキュリティ設備の代表と言えば、エントランス入口のオートロックです。

多くのマンションで導入されているのが、暗証番号をエントランスのドアについているテンキーに入力して、ロックを解除する方法です。
次に多いのが、各戸の鍵を差し込み、回すことで解除できるタイプです。

スマートキーやカードキーを使って解除できるタイプもあります。

どのタイプも、解除されたドアが閉まる前に続けて入られてしまう危険性があります。
また、テンキーの暗証番号が住人から知り合い伝に伝わってしまい、容易に開けられてしまうケースもありますので、オートロックだけで安心してはいけません。

やはり自衛は必要です。

裏口の施錠

エントランスのドアにオートロック機能があっても、実は裏口は無施錠で、簡単に侵入できてしまうマンションが少なくありません。

例としては、管理人やゴミ収集業者が入る裏口が無施錠で、知っている人であれば誰でも出入りできてしまう等のケースです。
特に管理人が常駐していないマンションに多い形態です。

また、裏口は施錠されていても、各戸前の通路が裏道路に面しており、柵を乗り越えれば簡単に入ることができてしまう構造となっているケースもあります。

駐車場からの侵入

エントランス、裏口、通路からの侵入ができないケースでも、地下駐車場からマンションのエレベータホールに繋がる入り口が無施錠になっているケースがあります。

抜け道があっても、エントランスにオートロック機能があれば不動産情報には「オートロック完備」と記載されます。
内見の際には、各入口の確認をお勧めします。

管理人の常駐

管理人が常駐している物件は、人件費がかかっているため管理費が高くなる傾向があります。
しかし管理人がいることで、清掃やゴミ収集業者等の出入りを管理したり、何かあった時に相談できる窓口となります。

管理人が常駐する物件の方が管理体制は整っていると言えるでしょう。

レディースマンションだから安全とは限らない

私は空き巣に入られたことがあります。(当時住んでいたのはレディースマンションではありません)

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鑑識が入り調べられましたが、侵入経路が不明のまま処理されました。
玄関はピッキングやサムターンの形跡がありませんでした。
ベランダの外には足場がなく、隣部屋から伝って入った形跡もありませんでした。
警察は、鍵を持っている人物の犯行である可能性が高いと話しました。
その物件は鍵交換代を払って入居していましたが、退去する際に管理会社でもある不動産屋に「鍵を変えてなかったですよね?」とカマをかけると、その反応は「YES」でした。
つまり前の入居者がスペアキーを作って持っていて、その鍵で入ってきた可能性があるのです。
オートロックがついている物件でも、スペアキーを持たれていては簡単に突破されてしまいます。
入居の際に渡された鍵は使用感があり、新品でないことが明らかでした。
退去した部屋同士で鍵を交換していると説明されていましたが、実際は行われていませんでした。
しっかりと交換されていれば、空き巣被害に遭うことはなかったかもしれません。
管理会社が正しく管理しているかも、物件選びでは重要ですね。
マンションとは関係がありませんが、あるビジネスホテルの無施錠の従業員通路から侵入者が入り、怖い事件に繋がった実体験もあります。
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施錠は大切です。
レディースマンションだからしっかりしているはずだと思い込まず、現地で防犯対策を確認することをお勧めします。
どなたかの参考になりますように。
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