家を新築すると不幸に見舞われる!?不幸が続いた実体験と回避方法

家を購入、新築すると、その後不幸に見舞われるという話しを聞いたことがありますか?

そんなことあるかい!!

と笑っていた私ですが、引っ越し後丸一年、怒涛の不幸に見舞われました。

本当に怒涛でした。
周囲に「続くねー!!」と言われたくらいです。


丸一年経った後は落ち着き、一年半経つまでに新型コロナの影響で収入が減りましたが、これは世界中が見舞われていますので、別問題と捉えます。

続いた不幸の内容と、我が家が怠っていたこと、回避するために必要なことをお伝えします。

新築後の怒涛の不幸7連発

私が見舞われた不幸を一覧にすると☟

① 骨折・通院
② 祖父の死
③ 祖母宅の片づけで大忙し・親戚のゴタゴタ
④ 義父が脳梗塞で入院(義母の代わりに手伝い・義父の説得)
⑤ 見舞いのための駐車場で小動物と事故
⑥ 次女の軟部腫瘍疑いで検査続き
⑦ 車を停車中追突され、三ヶ月毎日通院

全て私に関連している事柄です。

明らかに例年とは異なるトラブルが続出しました。

骨折・通院

2018年11月に新築に引っ越しました。

新居で快適な暮らしを送りたいと、せっせと片付けやDIYを進め、引っ越し後二週間が経つ頃には片付いていました。

引っ越しに関わり購入したアイテムの請求が100万を超え、ドキドキしながら引き落としを待っている頃、庭の倉庫の設置がされました。引っ越しから二か月程度経っていました。

キャンプ用品やタイヤなど、倉庫に入れる予定の物を家の一角に固めていました。
それを倉庫に入れれば片付けが全て完了します。

重く持ちずらい荷物が多いため、

 

麒麟が一人でやるのは危険だから、俺が休みの日に片づけよう。

 

と夫が言っていたにもかかわらず、

 

私力持ちだし(小学6年生当時で背筋力120kg)、早く片付けたいな。

 

と思った私は、夫の出勤を見送ったあと、一人でせっせと片付け始めました。

 

これを片づければ理想の家が完成だー!!

 

と浮足立っていた私は、文字通り足元を見誤り、非常に重い荷物を持ったまま足を捻りました

捻りながら、このままでは荷物が両足に落ち、足を潰してしまう! と悟った私は咄嗟に右足を一歩無理に踏み出し、荷物を投げ落としました。

右足からバチン! という音なのか感覚なのかがした後、痛みが走りました。

 

ジンジンする。痛いな。

 

足を引きずりながらも、片づけてしまいたい! という思いから、倉庫の片づけを全て終えました。
終えた後どれだけ冷やしても痛みが続きます。

5時間後、痛みが引かないので病院に行くと、

 

親指の骨が折れてますね。

 
 

ガーン! (独身時代に酔っぱらって11センチピンヒールで足を挫いたとき以来の骨折。人生二度目。ピンヒールはマジで危険。

 
 

だから言ったのに。

 
 

すみません……。

 

それから約一か月半程度の通院が続きました。

祖父の死・祖父母宅の家の片づけ・親戚のゴタゴタ

骨折が完治したころ、祖父が亡くなりました。

亡くなる一か月ほど前、何度言っても手放そうとしなかった車を突然手放したので驚いていました。

二年ほど前から味覚を失い、苦しい状況が続いていましたので、ついに来たか、という思いでした。
祖父が好きでしたので、ショックもありましたが、仕方のないことでした。

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祖父の死により、久々に親戚が集まりました。
詳しくは☝別記事に書いています。

両親から距離を置いている私には、気が張る状況が続きました。
年老いた祖母を一人にするのは危険だと、私の両親との同居の話しが出ましたので、祖父母宅の片づけをすることになりました。

私の母は片づけができませんので、私が子どもたちを連れて車で二時間ほどの祖父母宅に行き、怒涛のごとく片づけをしました。

親戚関係の話しも別記事にあります。
とにかく気を遣う、疲れる事態でした。

義父が脳梗塞で入院

近居の義母が足を悪くし、手術をしました。
手術後は杖をつき、満足に歩けない状態でした。

そんな時に義父が体調不良を訴え、自ら運転をして一人で病院に行きました。

すると病院から義母のもとに電話が入ります。

 

大切な説明がありますので、ご家族の方にお越しいただきたい。

 

義母は驚きました。

義父の身に何かあったのだと心配になりましたが、足のせいで思うように動けません。
義母は私に電話をかけ、病院に連れて行ってほしいと頼みました。
私は車を運転し、飛んでいきました。

私が義両親の家に行く30分程度の時間で、数回病院から早く来てくれと電話があったと言います。

 

何があったんだろう。病院は教えてくれないの。

 

義母を乗せて病院へ向かう途中、今度は私のスマホが鳴ります。
運転中で出られなかったのですが、番号を見る限り、義母のもとにあった病院からの番号と一致しました。

 

病院から私にかかってくるってことは、多分、お義父さんが病院に私の番号を伝えているんですよ。
だからお義父さんが危険な状況とか、そういうことではないと思いますよ。

 

義父は脳梗塞を起こしていました。
脳梗塞を起こした場所も悪く、1、2mmズレていれば半身マヒになったと言います。
自力で動くことができる状況が奇跡的と、医師が言いました。

即入院が必要、という医師に対し、

 

大丈夫だから家に帰してくれ。

 

と義父が訴え続けました。

 

自ら車を運転してきたと言うし、非常に危険です。
運転は絶対にさせられないし、このまま家に帰ったらどうなるかわかりません。
どうなってもいいと言うなら帰宅を許可できますが、その前にご家族が同意したというサインが必要です。

 

お義父さん!! お願いだから大人しく入院して!!

この日、説得に説得を重ねて何とか入院をした義父ですが、その後何度も退院したいとゴネました

義母の話しも聞きません。私の夫である息子は口下手過ぎて説得になりません。
義姉も夫と同様に穏やかな方なので説得には不向きということで、何故か一番立場が弱いはずの嫁の私が駆り出されることになりました。

医師の説明を受け、義母の要望もあり、義父の説得に挑み続けました。

しかしその後、高齢な割りに珍しいほどの回復を遂げ、数週間で退院に到っています。

見舞いのための駐車場で小動物と事故

そんなこんなで何度も病院に通っていたある日の帰りのことです。

雨が降っていて、日が落ちた薄暗い頃でした。
義母を病院の待合に待たせ、私が正面玄関まで車を移動しようと車を動かしたところ、石を踏んだような感触がありました。

車の下で雨宿りしていた小動物でした。
助かりませんでした。

車の周囲を確認して乗り込んでいましたが、車の下は確認していませんでした。
覗き込んでも真っ暗で見えない状況でした。

ごめんなさい、ごめんなさいと繰り返し叫んで動揺が止まりませんでした。

一旦近くにあった草むらに移し、警備員に話すと、あっさりと「あとはこちらでやりますので大丈夫ですよ!」と言います。

口ぶりから、珍しくないことの様でした。知っていたら回避できたかも知れないと、人のせいにしたくなる自分の浅ましさに嫌気がしました。

義母をずっと待たせておくわけにもいかず車を回しましたが、命を奪ってしまった重圧で動揺が止まりませんでした。
この状況では仕方がなかったと義母が何度も言いましたが、動揺は数ヶ月続きました。

本当に申し訳なく、これまで殆ど人に話せていないことです。

次女の軟部腫瘍疑いで検査続き

病院の駐車場での影響が残るころ、次女の臀部に妙な窪みがあることに気が付きました。
触ると奥に4センチ大位の大きなしこりがあります。

インターネットで調べると、軟部腫瘍の疑いがあると書かれていました。
本人は痛みはないと言います。

悪性腫瘍は悪化するまで痛みがないことが多いと聞きますので、益々心配になり、近所の皮膚科にかかりました。
するとやはり軟部腫瘍の疑いがあると、総合病院に紹介状を書かれます。

総合病院でも同様の話があり、検査をすることになりました。
検査のため、日を空けて何度か通院をしました。

表情に出さないようにしながらも、心は動揺が続きました。
結局悪性ではないだろうとの診断が下りましたが、良性の確信もなく、経過観察となっています。

車を停車中追突され、三ヶ月毎日通院

車の運転に抵抗を感じながらも、状況的に運転をせざるを得ませんでした。

ある日長女の歯列矯正のために車で向かう途中、渋滞に巻き込まれました。
車を停車していると、後ろからガン! とぶつけられました。

追突された! と自覚してすぐに、後部座席に座らせていた次女と三女を確認しました。
二人は二列目のシートでキョトンとした顔で座っていました。
三列目に座らせていたら、凹んだトランクのドアに当たり、危ない状況でした。

相手の運転手は弁護士でした。
弁護士会でも有名な方で、交通事故案件の対処を心得ていました。

すぐに謝って来られ、路肩に車を誘導する案内をしてくれました。
警察を呼び、事故説明の最中、弁護士さんは私や子どもたちが心配だから病院にかかってくれと言います。

その場では自覚症状がなかったため、物損事故として扱われました。(保険会社とのお金のやり取りで学ぶことがありましたので、そのうち別記事に書こうと思います)

その数時間後、ディーラーで修理の見積もりを出してもらう際、

 

この凹み具合だと身体に症状が出るレベルなのですが、大丈夫ですか?

 

と言われます。

そういえば腰が痛いような……。加害者の弁護士も病院にかかってほしいと言っていましたので、翌日整形外科にかかりました。

子どもたちは骨が柔らかいため問題なし。
私一人影響大。骨が曲がっている。ということでその後三ヶ月、毎日通院することになりました。

これが私の一年間の不幸と犯してしまった過ち7連発です。

新築で不幸が起こる理由

不幸が起こるのは迷信と言われていますので、たまたまなのかもしれません。

迷信ながらよく挙げられるのが、以下の理由です。

① 死期が近づくと、無意識に家族に何かを遺そうと、家を建てる人がいるので、新築後人が死ぬと言われるようになった。(by江原啓之氏)
② 分不相応な物を手に入れた戒めとして災いが起こる。
③ 土地の神様(自然霊)が怒っている。

私が納得したのは、②の分不相応です。

私は結婚してからしばらく、平穏な家庭が怖いと思っていました。
こんなに幸せでいいのだろうか、どこかでどんでん返しが来るのではないかと思っていました。

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そんな中夫婦の危機があり、その後はますます仲が良くなり、不安は少しずつ消えていきました。

しかし家を建て替え、(予算の範囲内で)理想の家を作ることができ、こんな恵まれていいのだろうかという不安がまた少し再燃していました。

こんなに恵まれるような人ではないよね、私。という感じです。

その臆病な思いが不幸を呼んでしまったり、新築に結び付けてしまったように思います。

実際、夫は何の不幸もありませんでした。
夫はもともと裕福で落ち着いた家庭で育っています。分不相応だとも思っていないのでしょう。

家は夫名義なのに夫に何も起こらない時点で、“新築したら不幸になる”は迷信なのだと思いました。

不幸を回避するには

迷信とは言いながら、もしかしたら関係しているかもしれない、心配を潰しておきたい! と思う場合の回避方法は、地鎮祭と氏神様への挨拶だと言われています。

因みに我が家は地鎮祭を行っています。

地鎮祭はその土地の鎮守神(その地を鎮め守る神)に、土地の借用を認めてもらう祭りです。

地鎮祭を行ったけど、私はトラブル続きで夫は何もありませんでした。
地鎮祭に真面目に取り組んだ夫と、目新しさに集中しきっていなかった私の違いということもあるのでしょうか。

地鎮祭とは別に、土地の氏神様に挨拶に行き、「ここに住まわせていただきます。」と挨拶をするとよいと言われています。

氏神様への挨拶は、今まで行っていません。

私の実家は葬式に坊さんを呼ばない完全な無宗教です。
しかし私は、土地の神様はいる気がするんですよね。そう言いながらお参りに行っていないんですけど。今度行こうと思います。

関西の田舎に住む友人宅周辺では、毎年イノシシが突っ込み、ブロック塀が壊される家があると言います。
私が好きな漫画、百鬼夜行抄には、神様の通り道に人間が建物を作ってしまい、事故が起こる話と重なりました。

そういった目に見えない力がないとは言えない、と少し信じてしまいます。

私の怒涛の不幸は、引っ越しから丸一年を迎えたころに終了しました。
ちょうど車を追突されて通院を終え、保険会社とのやり取りを終えた頃でした。

気の持ちようと言えばそうでしょう。
しかし何かあった時に、疑心暗鬼になってさらなる不幸を呼びこまないよう、地鎮祭や氏神様に挨拶しておくのもいいかもしれません。

以上、どなたかの参考になれば幸いです。

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