警察24時で知り合いが捕まった【育った環境と犯罪率を考える】

警察24時ファンです。

いつものように録画して観ていたら、知り合いの女性が出てきました。
女性は薬物の使用で逮捕されました。

彼女の生い立ちは以前から聞いており、孤独感が大きいのではないかと思っていたところ、逮捕となりました。
育った環境と犯罪率について考察します。

警察24時で捕まった女性の生い立ち

彼女は両親がいません。

詳しい話は分からないのですが、幼い頃から両親が居らず、親族の家で育てられました。
親族の家では最低限の世話以外、放置されている状態だったようです。

進学をせずパチンコ屋で働きました。

親族の家を出た後、車を購入しようとローンの審査を受けると、ブラックリストに載っていることがわかります。

理由が分からず調べると、育ててくれた親族が、彼女の名前を使って借金をし、返済をしていないことがわかりました。
親族を問い詰めると、「育ててやったのだから、それくらいいいだろう。」と開き直られます。

借金を働きながら返すことになりました。2~300万でした。

安定しているとは言えない精神状態ではありましたが、長く付き合った男性と結婚をします。
結婚後も仕事をしながら返済をしていました。

夫の名義でマンションを購入し、結婚式の計画を練り、順風満帆に思えました。

しかし生活の中で少しずつ夫とすれ違いが生じていきます。
家事のやり方、お金の使い方で喧嘩が増え、挙式の話しも進まず、不満が募っていきました。

薬物に染まるまで

私の夫は、彼女と彼女の夫と長く友人でした。

私と夫、彼女とその夫、その他数人を含め食事をしたり、偶然街中で会って話すなどの付き合いがありました。

しかし徐々に彼女の夫は彼女の話をしなくなり、結婚式の話しもしなくなりました。
彼女と私たち夫婦が会うこともなくなっていました。

彼女は仕事を辞め、プロのギャンブラーになったと聞きました。
付き合う人たちが代わり、あまりいい人たちではないようです。

もともとギャンブルが上手いと聞いていましたが、プロとして稼げるものなのだろうかと疑問でした。

生い立ちの話しを聞いていたので、彼女の精神状態が心配になりました。

私は育った家庭が安らげる場所ではありませんでした。
精神的不安定が強いのを隠して生活をしていました。

私は結婚をし、夫が安らげる環境を与えてくれて徐々に安定していきました。
家庭不和が続くようになったとしたら、どれだけ不安定になったかわかりません。

心配になったものの、私は彼女と親しくなく、連絡先も知りませんでした。

薬物と逮捕までの変化

彼女がプロのギャンブラーになってから、攻撃的になることが多くなりました。

彼女の夫が女友達と二人で会ったことがあり、それが発覚して「浮気だ」と責め立てました。

浮気ではないと夫が否定しましたが、取り合いません。
延々責められ、夫婦の亀裂が決定的となりました。

彼女が家を出て別居状態となりました。
離婚調停を起こし、浮気の証拠として女友達と会ったことを持ち出しました。

夫は弁護士をつけず、自暴自棄になり、本当にその女友達と付き合いだしました。
夫婦関係が破綻してからの付き合いだったものの、調停中に探偵をつけて証拠を押さえられ、夫は窮地に立たされます。

子どもがいませんでしたので、請求されたのは慰謝料のみでした。
その額は500万円です。

結婚期間が数年に対し、法外と言える額でしたが、夫は終わりにしたいと支払いました。
しかしその後も彼女は、元夫を責める連絡を続けました。

お前のせいで人生が狂った。
お前が悪いんだ。

元夫は、「頭がおかしい」と彼女を非難しました。

警察24時に撮影される

ある日、録画していた警察24時を家族で観ていました。

不審な自動車に職質をかけるシーンが流れました。

運転席に座っていた男性が薬物を所持しており、逮捕されました。
助手席に座っていた女性は事情を知っているとして話を聞く、という内容でした。

番組ではそこまでの映像でしたが、恐らく女性も使用しているのだろうと思える内容でした。
モザイクが入っていたのでその時はわからなかったのですが、知っている場所でしたので、身近なところに薬物があるのだと思いました。

数日後、彼女の元夫から、警察24時に出ていたのが元妻だと聞かされます。

元夫も警察24時を観ていました。
モザイクが入っていても、佇まいなどからすぐに彼女だとわかったといいます。

番組の放送から遡ること少し前、元夫は警察から、彼女が薬物の使用で逮捕されたと聞かされていました。
事情を知りたいので、協力してもらいたいと言われていたそうです。

しかし元夫は、離婚で大金を持っていかれ散々な目にあっていたこと、その後も執拗に責め立てられており、関わりたくないと突っぱねていました。

初犯では執行猶予が付くことが多いと聞きますが、彼女は実刑になりました。
初犯ではなかったということなのか、理由はわかりません。

一緒に捕まった男性は、既婚者でした。

実刑が明けてすぐ、彼女はすぐに元夫に、「あなたのせいだ。恨む。死ね。殺す。」というメッセージを送っています。

薬物に逃げる女性

上に挙げた女性は、見た目で言えば「ギャル」と言われるタイプでした。

私が子どもを産み母になってから、様々なタイプのママ友ができました。元(現?)ギャルタイプや、かつて暴走族と暴走しまくっていたタイプのママさんもいます。生活していた環境が違うので互いの話が面白く、仲良くさせてもらっています。

私は特に目立つこともない普通の風貌の人間です。タイプの違う彼女たちと打ち解けた背景には、抱えているものの共通点があったからでした。

関連記事

毒親にはいろいろなタイプがあり、軽いものから犯罪に当たるものまで様々です。親と子の相性の違いも関係してくるでしょう。これは私が体験した話しです。☆ 毒親に悩んだら読む本・8選毒親家族私はごく普通の一般[…]

彼女たちと私の共通点は、「親や環境との軋轢を経験したことがある」ということでした。

〇 暴力や暴言を見て育った
〇 両親仲が悪い、両親の暴力や暴言を見ている
〇 経済的不安が強い、或いは経済的DVがあった
〇 親の離婚後、環境に恵まれなかった
〇 親の記憶がない

これらの項目のいずれかに該当しているケースが多かったように思います。環境への不満を抱え、なめられないようにと暴走に走っていた人もいました。

(※ギャルの方全てがこれに該当するわけではありません。あくまで私の周囲の方10名弱をモデルに書いています。ギャルスタイルはファッションのジャンルとなっていますので、上に挙げた特徴に該当されない方も多く居らっしゃると思います。ご指摘いただき修正、加筆しています2021.5.13)

ギャルタイプのママ友達は若くして結婚に至ることが多く、離婚率が高い特徴がありました。(高校生で妊娠出産し、その後も長く円満に家庭を築いている夫婦もいますから、二極化している印象です)

離婚後はママ友が子どもを引き取りますが、養育費を払う夫は少ないのが現状です。
実家に頼れないママは経済的不安が大きく、精神的不安が増しやすくなりました。

そのため、子どものわがままや甘えを受け止める余裕がなくなっていくことがありました。親から激しい口調で育てられたママは、子どもにも同様の接し方になることがありました。

不安から、新たな男性に憩いを求めていくママもいます。

 

もともと精神的に不安定な部分があるギャルのママ友が、離婚後しばらくして激やせしたことがありました。

彼女は実の両親が居らず、施設から里親に預けられて育ちました。今は里親の家で子どもを育てています。

彼女は里親を大事にしています。
里親を親と呼び、稼いだ給料でプレゼントするなど、友好な関係を築いています。

しかし付き合う男性のタイプは落ち着いているとは言い難く、既婚者だったり、バツイチで前妻へ養育費を支払わずに開き直って遊んでいるタイプだったりと、信用に足る相手ではありませんでした。

彼女は付き合っている男性と日常的に薬を使用するようになったと、知り合いつてに聞きました。
整形手術も繰り返すようになりました。

元々綺麗な子なのですが、変身願望なのでしょうか。
そのお金がどこから出ているのかもわかりません。

ママ友が里親に引き取られる前の状況を知りません。
何歳で引き取られたのかもわかりません。

特別養子縁組でないことからも、少なくとも6歳以上になってから引き取られたということでしょう。

幼い頃に特定の大人に守られた経験がないと、愛着障害を引き起こしやすいと言われています。

☟こちらに紹介している「子ども虐待による第四の発達障害」参照。
☆ 毒親に悩んだら読む本・8選

愛着障害があると、人との接し方に困難を生じやすくなります。
里親が愛情をもって育てても、後から完全に取り戻すのは難しいと言われています。

芸人コンビEXITの兼近さんは、育った環境がその後の人生に大きく影響すると話しています。

経済面や教育環境が大きく影響することはもちろんですが、何より両親と子どもの関係の築き方が子どもの精神の根本を作っていると言えます。

希望の先の失望

警察24時に出演した彼女は、結婚生活に希望を抱いていたのかもしれません。

元夫をとても愛していたし、依存していたようにも見えました。

元夫が「女友達と会っただけで何もなかったのに疑うなんて」と言っていましたが、その後結局付き合っていますので“その気があったんだろう”と腹立たしくなる気持ちが理解できます。

不安の解消が難しく、刺激に敏感になるのが精神不安を抱える人の特徴です。
希望の光であった夫が自分を裏切った、という認識が彼女を打ちのめしたのでしょう。

元夫が「彼女の精神不安を支えきれなかった」ことを責めることはできません。
支えるということは、簡単なことではないからです。

当人が胸の内にある不安を自覚し、なぜそういった精神状態になるのかを、育った環境から見直して分析する必要があると私は経験から思っています。

しかし、分析は簡単なことではありません。

嫌な記憶を呼び起こし、再度心を傷つける行為と言えます。
傷が深ければ深いほど、一人で挑むと危険です。

過去を消化しようとして、これまでよりずっと深い精神不安に陥ることも珍しくありません。
場合によってはそのまま精神のバランスを崩してしまうこともあります。

引き金になりやすい行動、事例からできるだけ離れて暮らすよう精神科医から求められることもあるようです。
育った環境が精神不安を抱えさせ、不安に振り回されて犯罪に引っ張られやすくなることは珍しくありません。

自分ができることが何か、考えさせられた事件でした。

 

最新情報をチェックしよう!