トンガ沖海底噴火と「私が見た未来」たつき諒大津波予知夢のボコン地点のプレートを検証

日本時間2022年1月15日の13時10分頃、南半球に位置するトンガ沖の海底火山で大規模な噴火がおきました。

翌16日の深夜から14時にかけて、日本の北海道から沖縄まで太平洋に面している広い地域に津波警報や注意報が出され、一部で避難が呼びかけられました。

日本への影響は鹿児島に1m20cmの津波が観測されたほか、多くの地点で1m未満の津波を観測。
船の転覆や、避難の際に転んで怪我をした高齢者の被害が報告されました。

この一件でたつき諒さんの「私が見た未来」を思い出した方は多いのではないでしょうか。

私は横浜在住です。
後に行政が委託した会社の設定ミスだったとわかりますが、深夜から早朝までに実に20回ほどの緊急速報が鳴りました。眠れずにスマホで事態を確認すると、前日に起こった海底火山噴火の影響だとわかります。

これって、たつき諒さんの予知夢と似てない? と思い、Twitterを覗きました。

するとやはり「私が見た未来」で呟く方が多数見られました。

トンガの海底火山とたつき諒さんの大津波の予知夢の共通点を検証します。

トンガの島が消えた

2022年1月18日現在、トンガの被害状況ははっきりとしていません。
噴火による電波障害があり、電話やインターネットが繋がらないからと言われています。

そんな中、衝撃的なニュースがありました。

国連の衛星センターの調査で、トンガ諸島の火山島(285ヘクタールの火山島)が消滅したと報道されたのです。

海底火山噴火の威力

左が噴火前にあった島。右が噴火後の様子です。
噴火後は海しか映っていないことがわかります。

出典:NHK

噴火前にあった島の写真です。

出典:Google map

噴火はこの火山島で起こったようです。

この島はフンガ・トンガ・フンガ・ハアパイと呼ばれています。

島にあるフカヒレのような形の中央に水が見えます。
海水が入っていて、そこから噴火したから「海底噴火」と言われているのでしょうか。噴火地点が海底……なのか?

調べてみると、wikipediaに以下の説明がありました。(抜粋・要約)

フンガ・トンガ=フンガ・ハアパイは、トンガの首都ヌクアロファの港から65 km北に位置する海底火山。
元はフンガ・トンガ、フンガ・ハアパイと呼ばれる二つの島があり、間に位置する海底火山が2009年に噴火して双方の島を繋げ、285ヘクタールの一つの島となった

活発な地震帯の約100km上、ニュージーランドから北北東のフィジーまでの沈み込み帯に位置しており、活発な火山弧の一部にあたる。

つまり島自体が大きな海底火山の一部であるため、今回の噴火も「海底噴火」と表現されたのでしょうかね。

出典:Google map

Google mapのフンガ・トンガに噴火前と後の多くの写真が投稿されていますので、興味のある方は見てみてはいかがでしょうか。

消滅した火山島には噴火前、このような緑ある山がありました。
最大に高い地点は、149mでした。

これが消滅するとは、自然の力がいかに強大かわかりますね。

出典:Google map

噴火って陸を作るものだと思っていましたが、消滅させるものでもあるんですね。

海底噴火によって起こる津波

噴火はトンガの首都がある島から北に65kmの地点(消滅した火山島の地点)で起こりました。

噴煙は関東地方を覆うほどの広範囲にわたっています。

噴火地点から500km離れたフィジーでは雷鳴のような音が聴こえたとのこと。
その他1000km以上離れた国でも、爆発音が聴こえたと言われています。

出典:Google map

2022年1月18日現在、噴火によって引き起こされてトンガを襲った津波は80cmと言われています。

日本時間2022年1月18日夜の時点で、トンガを襲った津波は15mであったことがわかりました。(今後さらに訂正の可能性有)
人命の被害はまだ全貌がわかっていません。

衛星写真で確認すると、トンガ首都の島は沿岸から100mあまりが津波の影響で浸水したあとがあり、建物の影響も見られました。さらに火山灰が積もっていることも分かります。

今後数日の間は高濃度二酸化硫黄による酸性雨が降ることが予測されるため、建物に避難することや、生活水に入り込まないよう注意が呼びかけられています。

地球を一周回って津波が押し寄せる

トンガに80cmの津波が押し寄せたのに対し、トンガに少なくとも15mの津波が押し寄せたことに加え、遠く離れたアメリカのアラスカやカリフォルニアなどに最大で1m30cm、日本でも1mを超える津波が観測されました。

7700km離れた日本に津波をもたらした原因について、ウェザーニュースではこのように報じています。(参考:ウェザーニュースより抜粋)

15日(土)夜に急な気圧変化が観測される。30分程度の短時間に変化が起こっていたことが特徴的。
気圧変化はトンガで発生した大規模な噴火による衝撃波「空振」が、地球を1周して再び日本に到達したことで引き起こされた可能性が考えられる。

トンガから日本の距離と、地球一周の距離を考慮した場合、衝撃波の速度が一定であったと仮定すると、地球を一周して再び日本に到達する時間帯は17日(月)9時前後と想定されていたため、ほとんど一致。

東北大学災害科学国際研究所の今村文彦教授によると、トンガで発生した大規模な火山の噴火に伴う空振が、日本を含む環太平洋各地での津波を発生させ、津波を大きくした可能性があるとのこと。

地球を一周して影響を起こすなんて、そんなことがあるんですね。

当然ですが地球が丸いことを再確認するとともに、広く感じる地球でもひとたび災害が起これば世界に影響があるのだとわかります。

自然の力は本当に凄いですね。

「私が見た未来完全版」2025年7月の大津波の原因は海底火山!?

たつきさんは「私が見た未来完全版」の中で、2025年7月に起こる予知夢の大津波についてこう述べられています。

ドロドロのスープが煮えたったとき、ボコンとなるように、日本列島の南に位置する太平洋の水が盛り上がる—そんなビジョンが見えたのです。海底火山なのか爆弾なのか、そこまではわかりませんが。(出典:私が見た未来完全版P82)

「ドロドロのスープが煮えたぎる」をエネルギーが溜まり切ったマグマと捉えると、「海底火山」が噴火するのではと、容易に想像がつきますね。

またたつきさんは同ページにこのように記しています。

「私は空からの目線で地球を見ていて、Google Earthと同じといえばわかりやすいかと思います。突然、日本とフィリピンの中間あたりの海底がボコンと破裂(噴火したのです。その結果、海面では大きな波が四方八方に広がって、太平洋周辺の国に大津波が押し寄せました。その津波の高さは東日本大震災の3倍はあろうかというほどの巨大な波です。」(出典:私が見た未来完全版P82)

……噴火って言ってますね。

津波の原因が地震とは限らない

私はたつき諒さんの予知夢を9割方信じていますが、それでも「津波といえば地震が原因」とどこかで思っていました。

そのため深夜に緊急速報が入り津波の危険が呼びかけられたとき、どこかで地震があったのだろうと思ったのです。
しかし原因が遠く離れた南半球の、あまり馴染みがないトンガという国の沖合の、それも「海底火山の噴火」と知り驚きました。

これだけ距離があるのに影響が起こるのかと。

東日本大震災の際は、アメリカ等に1m程度の津波があったと記憶していますが、それでも自国でそれが起こると驚いてしまうのです。実際日本が海外の火山噴火の影響で津波が襲来したのは、今回が初めてのことだそうです。

海底噴火による津波は大いにあり得ること、たつき諒さんの予知夢はやはりあり得るのだと実感すると同時にさらに驚いたのが、トンガ沖の噴火地点とたつき諒さんの予知夢の噴火地点の共通点でした。

トンガ沖海底噴火と「私が見た未来」たつき諒大津波予知夢の共通点

トンガ海底火山地点とボコン地点のプレートの関係

ここに世界のプレート地図があります。

出典:内閣府防災情報、世界の震源分布とプレート

日本のからトンガの噴火地点までの距離は7700kmと言われています。(参考:朝日新聞)

ここに、たつき諒さんが予知夢で「海底がボコンとなった位置」を重ねてみます。

ボコン地点は、2021年7月5日の4:18分にたつきさんが見た夢の夢日記を参考にしています。(参考:私が見た未来完全版P83)

台湾のすぐ東側、日本の九州沖縄沖がボコン地点です。

海底火山の噴火がプレートを動かす可能性

たつきさんはボコン後に「巨大な波が起こる影響で香港から台湾、フィリピンまでが地続きになるように感じられた」と記しています。(参考:私が見た未来完全版P82)

台湾とフィリピンの距離は近く、また同じプレートに乗っています。

日本から台湾、インドネシア周辺のプレート沿線は地震が頻発していることからも、活動が活発であることが知られています。

トンガで大規模な噴火が起こったように、プレート沿線上にあるボコン地点で同様の、或いはさらに大規模な噴火が起こっても何ら不思議はありません。

ボコンもプレート沿線で起こり、波の影響もさることながらプレートの変動が起きたことで、台湾とフィリピンが地続きになったとしたら……。

それがプレートを動かし、「超巨大な地震」を引き起こしたことで、未曽有の巨大津波が発生して日本や周辺国を襲い、たつきさんの予知夢通りの甚大な被害に繋がる可能性は十分にあるのではないでしょうか。

トンガの海底噴火による津波被害は東日本大震災程ではありませんでしたが、1m未満であっても安心はできません。(2022年1月19日訂正)

トンガの津波被害が当初80cmと言われていましたので、たつきさんの予言通りの巨大な津波が発生するとしたら地震が起こるのではないかと推測していましたが、2022年1月18日夜にトンガの津波被害は少なくとも15mに及んでいたことがわかっています。

陸地を駆け上がるにつれて、或いは2波3波と続くにつれて津波の高さが増すことが知られていますので、ボコン地点でさらに強大な噴火が起きたとすれば、「東日本大震災の3倍はある津波が起こる」とするたつきさんの予知夢が起こり得ます。やはり地震は関係がないのかも? しれません。

参考に、東日本大震災の津波の高さは以下の通りです。(参考:内閣府東日本大震災防災情報)

福島県相馬:9.3m 以上
岩手県宮古:8.5m 以上
大船渡:8m以上
宮城県石巻市鮎川:7.6m以上
宮城県女川漁港:14.8mの津波痕跡が確認
遡上高(陸地の斜面を駆け上がった津波の高さ):国内観測史上最大となる40.5mが観測

それにしても恐ろしいですね……。

2025年7月に備えて

15日に大規模な噴火をしたトンガの海底噴火は、前日の14日にも一度目の噴火が起きていました。

大規模噴火は、翌日に起こっているという事です。

もちろん前兆なく大規模な噴火が起こる可能性は十分にあるのですが、今回のような「予兆」のようなものがあると、多くの人が「私が見た未来」を思い出して避難する方が増えるように思います。そうなったらいいですが……どうなるでしょうか。

噴火後に酸性雨が降るとか、飲み水に影響しないよう注意が必要という事を、今回初めて知りました。

今回の被害を教訓に、2025年7月に起こるかもしれない「ボコン」による被害に備えたいと思います。

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