港南台バーズ2023・関東最大級の無印良品とロピアが凄い

関東最大店舗となる無印良品が、2021年に港南台バーズの1FとB1にオープンしました。

地下の食料品売り場はその後客足が衰え、2023年12月5日に無印良品を一部残し、残りの大部分がロピアとして生まれ変わりました。

その様子をリポートします。

2021年関東最大の無印良品がオープン

港南台バーズは、隣接していた高島屋跡に店舗を拡大し、2021年4月22日に新たな港南台バーズとして生まれ変わりました。

地上1Fの無印良品の紹介をしている記事がこちらです

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近年、無印良品の食品は大きな注目を浴びています。
特に冷凍食品は、本格的な味で非常に美味しいと話題でした。

しかし食品の扱いが少ない店舗が多く、手に入りにくいことでも知られています。(当時)

“ここに行けば手に入る”店舗のオープンに、期待が高まりました。

無印良品・港南台バーズパンフレット

入口で手を消毒するとすぐに、店員から大きめのパンフレット(382×272mm)を手渡されました。
調べてみると、B4タブという寸法です。
これから買い物をする客に渡すビラとしては、明らかに大きいです。
でも高級感があるし、洒落てます。
表紙☟
裏表紙☟
中開き☟
中にはこんな紙が挟み込まれていました。
表☟
裏☟
無印良品の港南台バーズ配置図です。
ちょっと厚手の紙で、質感たっぷりでした。

B1無印良品食料品売り場

B1階全体が無印良品色に染まっていました。

しかしフロアすべてが無印良品の食品で埋められているわけではありません。

2021年当時は無印良品に、クイーンズ伊勢丹と中島水産が協業して展開されました。

無印良品の商品が7000点の他、地産地消をコンセプトに神奈川県産の野菜、精肉、鮮魚、総菜など約1万点が取り扱われたのだとか。

オレンジで囲まれている部分が、主に無印良品の食品が陳列されているところです。
それ以外の部分には、クイーンズ伊勢丹と中島水産の協業製品が中心となって陳列されました。

無印良品・食品陳列棚

無印良品陳列部分の様子がこちらです☟
人が写らない場所を撮りましたので、これが全てではありません。

お菓子だけではなく、ドレッシングなどいろいろなものがあります。

バーズがリニューアルする前にも無印良品がありましたが、食品売り場はそれほど大きくありませんでした。
その時にはなかった商品が多数見られました。

無印良品・冷凍ショーケース

冷凍ショーケースはこれの3倍~4倍あったかな??

美味しそうなものがたくさん並んでいました。

話題のキンパも沢山並べられていました。

無印良品・量り売りコーナー

こちら☟は無印良品の量り売りコーナーです。

ガラスで囲われたブースとなっています。
密を防ぐために入場人数制限がされていますが、この時は誰もいませんでした。

コーヒー、ナッツ、ドライフルーツを量り売りで買うことができます。
20g以上から、1gずつ購入が可能です。

無印良品外・ギフトコーナー

こちらは無印良品をテーマに、他社のギフト商品が取り扱われています。

茶葉の量り売り

茶葉を量り売りで購入できるコーナーです。

写真は撮れませんでしたが、洒落てました。
私は緑茶や紅茶が好きなので、嬉しいです。

ベーカリー

ベーカリーコーナーは、オープン直後の時間にも関わらず混雑していました。

女性客が目立ちました。
ベーカリーを購入された方のツイートがこちら☟

キッチンカウンター

B1階には大きなオープンキッチンがあります。

店内で販売されている生鮮食品を使って、デモンストレーションが行われるのだとか。
店内のモニターや公式アプリ等でライブ配信されます。

※2023年B1にロピアがオープンするのに先駆けて、無印良品エリア内で配置換えがあったため、ベーカリーコーナー等の作りが変わったりなくなっています。キッチンカウンターはB1に移っています。

無印良品食品・購入品

今回購入したのはこちらです☟

小学生の娘と一緒に行ったので、大々的に陳列されていたお菓子を多数取ってしまいました。

こちらには映ってないけど、キンパも購入しました。(2021年当時)

ポテトチップス ¥99
果汁100%ゼリー3種のフルーツ ¥390
北海道牛乳のドーナツ ¥299
キンパ(韓国風のりまき) ¥490
塩チョコスティックパイ ¥299
プチケーキ ¥299
塩チョコスティックパイと、100%ゼリーが気に入りました。

塩チョコスティックパイ

甘さ控えめで、表面に塩が振られています。
大人味で、サクッとした触感も良く、紅茶と一緒に食べたくなる味でした。

果汁100%ゼリー3種のフルーツ

100%なだけあって、味が濃くて美味しいです。

凍らせてシャーベットにしても美味しいですし、冷したり常温でもゼリーとして美味しいです。

子どもたちのオヤツとして購入しましたが、気に入ったので私もこっそり食べる予定です。

キンパ

冷凍食品のキンパは、細めの太巻きといったところ。
韓国風のりまきなので、辛みがあるのかと思いましたが、全くなく、優しい味でした。子どもでも食べられます。

冷凍食品とは思えない再現具合でした。

ただ温めてから、均等に熱が行き渡るために暫く置くことを推奨されているので、すぐには食べられないのが難点です。

プチケーキ

1個当たり87kcalでボリュームたっぷりです。

ふわふわしっとりでほのかな甘みです。
子どもたちは大喜びで食べていました。

2023年12月港南台バーズにロピアが出店

「関東最大級の無印良品」という売り込みでしたが、B1の食料品売り場は無印良品が一部に限られ、その他は高級志向のスーパーマーケットというのが実態でした。

現在「バーズ」となっているこの建物はかつて高島屋で、地下食品売り場は小規模なデパ地下といった位置づけで、以前は家計にゆとりのある高齢者が買い物する姿が良く見られていました。

私の印象では当時若い世代はあまり利用していなかったように思います。

高島屋が撤退すると、隣のビルを持っていたバーズが旧高島屋ビルを飲み込む形となりました。
その後無印良品が入り、「若い世代を呼び込もうとしている」という印象がありました。

無印良品がオープンしてすぐは若い客が大勢訪れていましたが、少しすると落ち着きました。私が特別無印良品に詳しくないからなのかもしれませんが、ちょっと大きめなだけの普通の無印良品でしたので、無印良品だけのために客足を引き寄せるには少し魅力が足りなかったように思います。

地下には高級志向のスーパーが入っていたものの、高齢者の脚は遠のいたままとなりました。そのためB1はいつも閑散としていました。

これは長続きしなそうだと思っていたら、知らぬ間に無印良品の食品売り場以外が閉店していました。

そして2023年11月末にこんな張り紙を発見。

高級志向スーパー跡地がロピアになる!!?

ロピアは総菜が豊富で肉が美味しいです。
とんでもなく安い! というスーパーではありませんが、安価なスーパーであることは確か。

そしてロピアのオープンセールは大盤振る舞いで魅力にあふれています。

オープンイベントにも興味はあったのですが、参加できず、12月9日に行ってきました。

前述の通りロピアのオープンセールは安いし、長いです。
ロピアの他店舗がオープンした際、以降通っているなかで気づいたのは、オープンセールを他社よりかなり長く行い、「安い」というイメージを徹底的に植え付けてから徐々に徐々に価格をあげていくということです。(私調べ)

私の予想では短くても一か月は安いと予想しています。

というわけでオープンから4日経った9日の今日も、もちろん激安でした。

めちゃくちゃ混んでいました。
店の入り口付近は「明らかにコストコ意識してるな」と思われる大量の総菜が並びます。

ピザは二枚、三枚と枚数が増えるごとに割引があります。(二人前くらいの大きさです)

ロピアピザ

大振りシュウマイが¥700。

冷凍の鮭の切り身10枚入りで¥1000。

生食用うにが¥1000。

大きいトマトが8個入って¥399。

有名所のポテトチップスLサイズが一袋¥99など、めちゃくちゃ安かったです。

その他の総菜の一例がこちら。

ロピア肉寿司
ロピアのチキン「ロピチキ」

ロピアの総菜が充実しているのは知っていますが、「こんなの初めて見た」というものが沢山ありました。

ロピアのスイートポテト
ロピアのアップルパイ

また、めちゃくちゃ美味しそうな一貫売りの寿司コーナー(専属の店員により、パッケージに詰めてくれるよう)があったり、海鮮系の総菜も充実しています。

ロピアネギトロ海鮮巻き

若い人はもちろんですが、高齢の方も好みそうなラインナップでした。

このあたりに「バーズらしいロピア」を感じました。
ロピアは何店舗も行ったことがありますが、他店舗とはちょっと違う印象を受けました。オープンセール中だからでしょうか。

目指す客層はズバリ、若い人から高齢者まで!!

実は私の義母もかつて港南台の高島屋の地下街をよく利用していましたが、無印良品にかわってから全く行かなくなってしまいました。

「無印良品なんて知らない。若い人向けなんでしょ」と言うのです。
高級スーパーになったエリアも「すぐに食べられるもの」が充実しているとは言えず、あまり興味がないようでした。

しかしこのロピアであれば高齢の方も楽しく買い物ができるのではと思い、11日の月曜日に義母を連れて再度行ってきました。

義母は身体が悪く、杖をついています。普段は立つことも辛いと言い、家ではほとんど座りっぱなしです。外出は近所のスーパーへの買い出しと病院や銀行に行く程度。全て付き添い人が必要となります。

月曜であれば少しは空いているだろうと思って行ったのですが、激混みでした。義母に負担をかけてしまい失敗したと深く反省したのですが、予想に反して義母は沢山の総菜や安さに目を輝かせ、買い物を大いに楽しんでいました。

義母はロピア自体が初体験です。
買い物中、「来週の買い出しの時も、ロピアに連れて来てくれる?」と何度も確認されるくらい気に入っていました。安くて美味しいものに胸が躍る体験は、生活に張りをもたらすのですよね。

ロピア港南台バーズ店は駐車場までの導線が不便

バーズに車で訪れる方に、一つ注意点があります。

港南台バーズ店は駐車場棟と繋がっていますが、ロピアで買い物を終えたあとカートに荷物を載せた状態で直接駐車場に向かう場合は、ロピア店内を抜けて駐車場入り口に行かなければなりません。

これがかなり不便です。
なぜならロピアが激混みだから!

会計を済ませたあとに袋詰めをするサッカー台も客の多さに比べて少ないので、空き待ちをしなければならない場合があります。やっと詰め終えたあとは、激混みの店内を抜けることになります。

その上バーズ駐車場は同じフロアでもAとBに分かれており、Bに停めた場合は数段の階段を降りないと駐車している車にたどり着かないので、カートのまま車まで行くことができません。

行けるところまでカートで行ったら、そこから車までは手運びです。さらにロピアのカート置き場が駐車場の各階にないので、ロピアまで戻ってカートを戻すことになります。

ロピアで大量の買い物をして車で帰るなら、駐車場棟のB2階(バーズB1のロピアと繋がっています)に停めるのがお勧めです。

B2に停められなかった場合は別のフロアに停める他ありません。買い物終了後はロピア店内を抜けて駐車場棟に直接行くより、会計の割りと近くにあるエレベーターでバーズの別フロアに行き、そこから駐車場棟に行く方が楽かもしれません。ロピア店内の混み具合により、判断することをお勧めします。

少し不便がありますが、ロピアの商品と価格はとても魅力的です。

港南台バーズはイオンとも隣接しており、電気屋やセリアやダイソーなどの100均、子ども向け雑貨店やフードコートもあります。

幅広い世代が楽しめるショッピングモールを目指している様子がよくわかりました。

お近くの方は行ってみてはいかがでしょうか。

 

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