四つ切八つ切りってどんなサイズ? 画用紙サイズ一覧と、水彩絵の具が苦手な子に勧める絵の具

小学校で、四つ切画用紙に絵を描く宿題が出されました。


紙やキャンバスには規格が複数あります。

四つ切って何?

と聞かれました。

普段絵を描かない方にとっては聞きなれないこともあるようです。

主要な紙の規格についてまとめました。

四つ切八つ切り


画用紙などでよく指定される寸法に、四つ切、八つ切りがあります。

紙の規格は数種類あります。

各規格を裁断した大きさの言い方です。

☟寸法イメージ


大元のサイズを全判と呼びます。

その半分のサイズを半切と呼び、半切の半分を四つ切、四つ切の半分を八つ切りと呼びます。

八つ切りの半分を16切り、16切りの半分を32切りと呼びますが、あまり使うことはありません。

画用紙の規格・サイズ一覧


規格は数種類あります。

代表的なものは、四六判、A本判、B本判、ハトロン版、菊判です。

サイズ一覧

サイズmm四六判A本判B本判ハトロン版菊判
全版788×1091625×880765×1085900×1200636×939
半切り545×788440×625540×765600×900469×636
四つ切り394×545311×440380×540450×600316×469
八つ切り272×394220×311270×380300×450234×316

画材屋では種類ごとに分けられて売られていることもありますが、ホームセンターや100円均一、文房具屋で売られているものは「四つ切」というだけで、元の規格がわからない場合もあります。

子どもの宿題で四つ切画用紙を指定されたけど、どの規格の画用紙で描けばいいの!?


と迷われることがあると思います。


学校やコンテストなどから規格を指定されていなければ、四六判かB版を使用していれば問題ありません。


身近な店では四六判かB本判を元にしたサイズのものがよく出回っていますので、四つ切が指定なら、「四つ切」と書いてある物を購入すれば問題ないでしょう。

ダイソー画用紙


夏休みの宿題で四つ切の画用紙が必要だったため、100円均一のダイソーで購入しました。


八つ切りも売っていましたよ。


ダイソーの画用紙はB本判の規格を使用していました。

B本判の四つ切ですね。

画用紙とケント紙

画用紙が指定だけど、家にケント紙があった。
ケント紙でもいいの?


ケント紙は画用紙の一種ですが、用途が少し違います。

画用紙は表面の凹凸が大きく、水を吸収しやすくなっています。

そのため、水彩絵の具など水分を多く使う絵具を乗せるのに適しています。(水張りしていないと伸びて歪みますが)

ケント紙は画用紙より表面の凹凸が少なく、ツルっとした紙です。

水彩も使えますが、水分の吸収率は画用紙より劣ります。

滲みにくいため、水分量が少なめのアクリル絵の具やペンを使用したイラストを描く時などに向いています。

あとは……好みでしょうか。

水彩絵の具が苦手な子どもにお勧めの絵の具


小学生の子どもを見ていて、

水彩絵の具は子どもには難しい。

と良く思います。


小学校では水張りをしない画用紙に水彩絵の具を使って絵を描かせます。

水張りとは、刷毛で紙に水を含ませ、木板に貼って水張りテープで周囲を固定し、乾かすものです。
こうすることで、水彩で水分を含ませても紙が歪みにくくなります。

しかし手間と時間がかかるので、小学校ではそんなことをしていられません。


子どもたちが絵の具を使って思いのたけを表現する際、塗りたくっていくうちに水分を含み過ぎた画用紙が大きく歪んだり、表面が剥けてしまったり、すでに塗った色を落としてしまったりして、上手く表現できないことが多くあります。


絵が好きな子はたくさん繰り返してやり方を学んでいくのですが、

うまく塗れなかった。

という不完全燃焼の記憶から、

私は絵が上手く(思ったように)描けない。
下手なんだ。

と苦手意識を持ってしまう子がいて、勿体ないと思います。


学校が水彩絵の具を使用するのは、処理が楽だからです。多分。

水に濡らせば絵具を落とすことができるので、手軽なのです。


水彩絵の具は、プラスの芸術ではなく、マイナスの芸術だと思うんですよね。

良い、悪いのプラスマイナスではありません。

足して表現する絵具ではなく、仕上がりをイメージできている人が少量の絵の具を乗せて表現するものだと思っています。

水彩絵の具の魅力は、美術が好きで勉強を重ねた結果、行きつくような実感があります。

沢山絵具を乗せたいのに、水彩絵の具では描きにくい!

というお子さんには、アクリル絵の具をお勧めします。

アクリル絵の具


アクリル絵の具も水で溶いて使用するため、水彩絵の具に含まれますが、乾くと耐水性をもちます。
そのため、重ね塗りがしやすくなります。


含ませる水分量が学校で使用する水彩絵の具より少ないので、画用紙を破くことが少なくなるでしょう。

また、乾く前なら画用紙の上で色と色を混ぜることができます。
イメージとしては油絵の水彩版でしょうか。

絵具が画用紙の上で凹凸を作ります。

あまり重ねすぎると乾いたときに絵具が割れることがありますが、その上にさらに塗ると凹凸が一つの表現になるので、面白くなることもあります。


お子さんに扱わせるときに難点となるのが、乾くと洗うのが大変ということです。

パレットも乾くと絵の具が落ちなくなりますので、ペーパーパレットやプリンのカップなどを使うと便利です。
使用後は捨てるだけ終わります。

筆は水彩絵の具と同じものを使用できます。
筆が乾く前に水バケツに浸けておけば、使用後は流水で洗うだけです。


絵の具が好きじゃないというお子さんにも、絵の具が好きなお子さんにもお勧めです。

小学校の宿題やコンテストは、大抵の場合アクリル絵の具の使用が認められています。

興味のある方はお試しください。

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