子どもの弁当にコストコのマフィンを持たせるのはヤバイ!?関東と関西の違いも

私は三人の子どもを持つ母です。
子育てにおいてお弁当作りは常に付きまといます。
特に私の住む横浜市は中学校の給食がない!!
これは非常に大きい問題です。中学校に上がるのはまだ先ですが、今から憂鬱です。
先日、子どもたちが通う小学校で給食室の改装工事があり、三か月間お弁当を持たせなければならなくなりました。
その三か月間に直面した問題について、関西出身のママ友二人に、関西にはない問題だと指摘されました。
関東と関西の感覚の違いではないかと盛り上がりましたので、記します。

弁当のメニューは他人の評価が付きまとう

○○ちゃんのお弁当が美味しそうだったから作って。
○○君のお弁当にこれが入ってたよ。

他の子の弁当の内容を娘が報告してきました。

誰がどんな弁当を持ってきたっていいじゃないか、と思うのですが、子どもは興味を持って見ているようです。

先生が私のお弁当美味しそうって言ったんだよ! と嬉しそうに報告してくることも。
つまり先生もお弁当を見ているということです。

日本では複数のおかずでバランスを考え、彩が豊かであることが理想とされていて、そこに親の愛情が反映されているかのような言われ方をします。

そのため手作りではない冷凍食品の使用を控えるように指示する幼稚園も珍しくありません。
反面、キャラ弁をその他の子が羨ましがり、さすがに手のかかり過ぎるキャラ弁を毎朝作れない親が多いことから、揉め事を避けるためにキャラ弁を禁止する園もあるわけです。

手作りの入園グッズが好まれる、或いは手作りを指定する園があるのも同じ考えだと思われます。

“適度に手をかけるのが愛情”といった曖昧な基準が、暗に“母親(父親)の沽券”に繋がっているのです。

私は料理は適当ですし、裁縫も嫌いです。
料理は義務感でやりますが、そこに愛情が関係あるかと言えば、愛情うんぬん関係なく、必要だと思うからやっているだけです。

子どもへの愛情はたっぷりあります。
私は裁縫は苦手ですが、日曜大工のようなDIYが好きです。
子どもの勉強机を作ったり、自由研究で木工作品を作るなどしています。

しかしそういうと、日曜大工はお母さんができなくてもいいでしょ。
お母さんぽいものを頑張ってあげなよ、と言われるのです。

お母さんの呪縛は厳しいです

弁当の手抜きはどこまで許されるのか

ご飯に野菜の副菜二品、フライや唐揚げとサラダとトマト、チーズやブロッコリーで彩を添えた弁当を作りました。
翌日はご飯に海苔と生姜焼きを二段敷きにして、副菜を二品から三品、フルーツと、生姜焼きが茶色が強いので彩を考え豆苗などを散りばめます。では明日は……。

考えるのが面倒になってきて、そのうちキャベツの千切りとフライや、ハムとチーズとレタスを突っ込んで焼いたホットサンドを持たせるようになりました。

子どもが喜ぶし、ラップやオーブンペーパーで包んで持たせるので、弁当箱や箸箱を洗う必要もありません。おかずから汁が出ていたと言って子どもに怒られる心配もありません。

楽だ、と思っていると、

「なんで普通の弁当持ってこないの? へん」とクラスメイトに言われたと報告してきました。

その子には“弁当はこういうもの”という先入観があるのでしょう。

娘は私が作るお弁当を好んでいましたので、なんでそんなことを言われるのだろうと疑問に思ったようです。もしや弁当が理由でいじめに繋がることもある? と少し心配になりました。

しかし家庭ごとに「普通」は違うものなんだよ、と説明すると、娘はあっさりと納得しました。

今度はコッペパンに茹で卵を潰してマヨネーズで和えたものを挟んで持っていきたいと言うようになります。
ホットサンドを持っていくと、クラスメイトに羨ましがられるので、今度は人気が高そうなコッペパン総菜系で持っていこうと思ったようです。

私としても、日本ぽい弁当より手間がかからないので楽です。

いいよいいよー、とレタスと卵を挟み込んだものや、焼きそばやウインナーや、スーパーで安く買ったコロッケをキャベツなどと挟んで持っていくようになります。

海苔にご飯を敷いておかずや野菜を挟み、海苔をかぶせて包む“おにぎらず”も持たせましたが、意外と手間がかかりました。
海苔が安くないし、形を綺麗に作るにはラップを使用することになり、崩さないためにラップごとカットすることになりました。

そのラップを剥がし、改めてラップに包んで持たせることになり、コストがかかってもったいないと思ったのです。
もっとうまいやり方があるのかもしれませんが、わからず、ごくたまにしか作らなくなりました。

我が家の弁当は手抜きだと思われるのでしょうが、野菜も多少入っているし、夕飯でしっかり野菜を摂っているし、子どもが喜ぶならいいだろうと思っていました。

コストコのマフィンを弁当に持たせるのはアリか、ナシか!?

するとついに娘が、「お弁当にコストコのマフィンを持っていきたい!」と言い出しました。

ま、マフィン!?

子どもにせがまれて、コストコに行った際にマフィンを購入していました。

店舗では二箱セットで販売されています。
一個が大きくてボリューム満点で、中々減らないのです。

それを半分に切り、二種類をラップに包んで持っていきたいと言うのです。

「私は楽だからいいけど、これを持っていったら果たしてなんと言われるか」
一瞬にして逡巡します。
これ、菓子パンを持たせるのと同じでは?
いや、一度出してカットし、ラップで包んで持っていくのだから、セーフ?
「お休みの日はお昼にマフィンを食べるのに、どうしてお弁当に持っていくのはダメなの?」娘が純真な目で私に問いかけます。
私的にはダメじゃない。むしろ楽で助かる。しかし世間的にダメかどうかと訊かれたら……。
ここで葛藤がうまれたのは、幼稚園時代にお弁当にコンビニのサンドイッチを持たせたママさんがいたからです。
子どもたちの口づてに保護者間に伝わり、
「コンビニのサンドイッチってやばくない? もうちょっと手をかけてあげたらいいのに」と噂されていたのです。
私はその時、作ったものと買ったもので愛情が量られるのはなぜなのだろうと思ったものでした。
できれば私もやってみたかったです。
因みに子どもたちの間では、羨ましがられていたそうです。
仲の良いママ友に相談してみると、ママ友の子どもも「大好きなたこ焼きだけ入れた弁当がいい。」と希望していると言います。
うちはマフィン持っていくから、たこ焼き弁当やってみてよ!! と持ち掛けましたが、「(周囲に)何を噂されるかわかんないから無理」と断られました。
娘にせっつかれ、悩んだ挙句、持たせてみることにしました。
レッツチャレンジ!!
コストコのマフィンと果物を持って、娘は元気に登校していきました。

弁当の評価は誰のため?

娘は美味しかった! と嬉しそうに帰宅しました。
ラップに包んでいましたが、コストコのマフィンだと気づいたクラスメイトが数人いたと言います。

家で保護者に報告され、「出来合いの菓子パンを持たせる親だ。」と思われると想像しました。

しかし一度やってしまえば、何度やっても変わらない気がして吹っ切れます。
それからは普通の弁当、ホットサンド、コッペパン総菜サンド、たまにおにぎらずとマフィンを織り交ぜて持たせるようになりました。

海外ではパンにジャムやフルーツを挟んだ簡単な弁当を持たせると聞きますので、我が家の弁当を“エセ海外風”と名付けました。

クラスメイトのママに会うと、マフィン持たせたんだってー!? 子どもから聞いたよ、と突っ込まれますが、「チャレンジャーでしょ。手抜きだけど子ども喜ぶからいいの」と割り切って返すようになりました。

一度吹っ切れてしまえば、周りの評価など大して気にならないものでした。

弁当の評価・関東と関西の違い

一連の話しをママ友達にしたところ、関西出身の二人に意外な話を聞きました。

「子どものころ、ねだって弁当ぽくない物を持たせてもらってたけど、からかわれた覚えがない。突っ込みどころがいっぱいだったのに、なんでだろう? と考えたら、関西は目立ってナンボだからって結論づいた」
「他の子に突っ込まれるのに慣れてるんだよね。見てみてー! 弁当こんなん入ってんねん! て他の子と違うことを自分でアピールしたりする。変なもの入れられてたらそれで笑いが取れて、お前のおかんおもろいやん! てなる。おかんやめてーやーと言って笑いが取れてその場が盛り上がる」
関西の特徴がよく出ていて、素敵な反応だと感じました。
「他の人と違うことを求める価値観がある。人の目を気にしないから、ヒョウ柄や豹の絵の服を着て闊歩するおばちゃんが出来上がる」と言って関西出身のママ二人は笑いました。
関西と一言で言っても突っ込みや突っ込まれることが苦手な友人もいますので、人それぞれなのでしょうが、人の目を気にする文化は関東の方が強い気がしました。
人の目を気にして弁当作りを頑張っている親御さんには、エセ関西人になることをお勧めします。
子どもが喜んで食べるのならそれでいい。
一日を通してバランスが取れた食事ならそれでいい。
私の結論です。
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