☆ BBQをやりたいけど、BBQコンロは手入れが面倒だから億劫になっている
☆ 災害対策として暖房とコンロ代わりになるものを探している
こんな方に七輪をおススメする記事です。
七輪に必要な物、BBQコンロではなく七輪をお勧めする理由、手入れや保管方法、災害時にどう使用できるかをお知らせします。
七輪で近所を気にせず簡単BBQのすすめ!
自宅でBBQを楽しむなら、断然七輪をお勧めします。
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美味い~!!
これが気軽に楽しめる七輪は最高!!
BBQコンロより七輪をすすめる理由
我が家はキャンプなどで使用する大型のBBQコンロも持っています。
しかし手入れが大変でした。
BBQでお酒を飲んでいい気分になっているのに、「錆びないように、長持ちするように」と気を使って片づけなければなりません。
酔いが醒めてしまいます。
片付けで疲れてしまうと、気軽に「BBQやろう!」と思えなくなってしまうんです。
せっかくのレジャーがもったいない!
そこで何とか楽にできないかと考えていきついたのが、“七輪”でした。
自宅で七輪・ご近所への煙の影響は?
我が家は一軒家です。
周囲を住宅に囲まれていますので、匂いや煙が迷惑にならないよう配慮する必要がありました。
BBQコンロは焼き面が広く、一度に沢山の食糧などを焼けますが、その分臭いや煙が多く出てしまいました。
ご近所が布団や洗濯物を干していると、匂いがついてしまうかもしれないので、事前に知らせる必要がありました。
そのたびに手土産を持って、頭を下げて回らなければなりません。
手間がかかり過ぎ、せっかく庭があるのに気軽に行えませんでした。
しかし七輪に変えたところ、使う炭の量が減り、煙が減りました。
焼き面が狭くなり、少しずつ焼くため、匂いもかなり減りました。
ご近所に「庭でBBQやってるなんて全然気が付かなかったわ」と言われるくらい影響がなくなり、事前の挨拶も必要がなくなりました。
何て楽なんだ! と感動し、七輪でBBQをする機会がグンと増えました。
七輪は少人数BBQにおすすめ
焼き面が小さいと、焼くのに時間がかかって楽しめないのでは? と思われるかもしれません。
我が家は5人家族ですが、不便は感じません。
食べるタイミングで焼けるので、ちょうどいいと感じています。
家族で焼肉を食べに行くのと変わらない感覚です。
BBQコンロを使っていた時は炭の量が多くなりがちでコストがかかりました。
熱がもったいないからせっせと焼くのですが、食べるころには冷めていたりして、食べるペースと合わず、忙しかったです。
その点七輪は「ちょうどいい」ペースで食べれるので、スローライフならぬ、スローBBQを楽しめます。
マンションのベランダで七輪ライフ
友人達に七輪いいよ! と勧めたところ、数人は既に七輪を持っていました。
庭が殆どない一軒家のお宅でも自宅の玄関前にテーブルと椅子を並べて楽しんだり、掃き出し窓外のウッドデッキで楽しむなどしてました。
そして、マンションのベランダで楽しんでいるという強者もいました。
「ご近所は大丈夫なの?」と聞きました。
快晴で布団や洗濯物を干している方が多い日は気を遣うけど、小雨が降っている日は干している人はいない。
マンションのベランダは屋根があって雨が降りこまないから、雨を見ながら七輪で干物を焼いて酒を飲むんだと言います。
風流ですね~!
集合住宅のベランダでの七輪は賛否あるかと思いますが、状況によっては楽しめるようです。
自粛生活中のレジャー・家族で団欒七輪生活
感染予防対策で自粛生活が続いたときは、自宅から出られない子どもたちのエネルギーが有り余っていました。
友達に会いたいけど会えない。
遊びに行きたいけど行けないストレスで、テレビやゲームに向かいがちでした。
そんな中、自宅の庭でのんびり楽しめる七輪が大活躍しました。
学校が再開してからも七輪は子どもたちが喜ぶイベントとなりました。
ちょっとした非日常感が味わえるだけでも、大きな憩いになることがわかります。
これからも庭で手軽に楽しめる七輪が活躍しそうです。
七輪BBQに必要な物
我が家が七輪BBQに使用しているのはこちらです☟
☆ 火消壺
☆ 軍手・革手
☆ 炭
☆ 着火剤
☆ 火ばさみ
☆ チャッカマン
七輪
色々と探したのですが、結局はドン・キホーテで買いました。
ドンキに山積みされていて、一台¥2000程度だったと思います☟
☟こんな感じで通販でも買えるのですが、重いせいか送料を含めると高くなってしまいます。
店舗で購入される方がお得です。
火起こし器・火消壺キャプテンスタッグ
七輪は空気を入れる小窓がついていますので、七輪だけで火起こしすることができます。
しかし残念なことに、上手く空気が入ってくれなくて中々炭に火が点かないことがあるんです。
そのため、我が家では火起こし器を使っています。
実際使っているのがこちらです☟
これ、火起こしをするだけではなく、炭の火消や保管にも使えます。
普段は☟こんな感じで置いています。
開ける時はこんな感じです☟
蓋を開けると中に火起こし器が収納されています。
映っている炭は、前回使用した炭です。
使えそうな炭は、次回また火をつけて使用します。
火起こし器には取っ手がついています。
火起こし器を蓋の上についていた金具の上に置いて火を起こします。
炭で見えにくいですが、底には空気が通る穴がいくつも開いています。
火おこしをする際は、底の上に着火剤を乗せ、その上に適当に折った炭を乗せます。
先の長いチャッカマンなどで着火剤に火をつけて、炭に火が移るのを待ちます。
炭が赤くなったら七輪に移します。
火消壺
片づける時は炭を火消壺に戻して蓋をし、冷めるのを待ちます。
炭が冷めるまでは壺も熱くなるので注意してください。
完全に冷めたら不要な炭を捨てたり、次回使用するためにそのまま保管することができます。
※火消壺を使用しない場合は、炭を水に浸けて消化してください。
炭に水をかけると、炭に熱が残っている場合は飛び散って火傷の危険がありますので、水の入ったバケツなどに炭を入れて消火します。
少しでも熱が残っていると、燃え移る危険がありますので、確実に消化するよう注意してください。
軍手・革手
火の粉が飛んでくる場合がありますので、軍手や革手を使用しています。
我が家は普通の軍手を使用しています。
熱いものを触る可能性がありますので、熱で溶けてしまうような滑り止めがついていないものを使用しています。
ごくごく普通の軍手です。
大して熱い思いをしないので軍手を使っていますが、革手の方が熱に強く丈夫なので、革手もお勧めです。
キャンパーは革手を使っていますね。
炭
炭は安いものからそうでないものまで様々な種類があります。
木炭、豆炭、炭団、備長炭、オガ炭、黒炭、練炭などです。
炭によっては割れたり弾け飛ぶことがあります。
弾け飛びが少なく、煙が少ないのは備長炭やオガ炭です。
住宅街や室内で使う場合は、備長炭やオガ炭がお勧めです☟
アウトドアで有名なロゴスからはこのような炭が出ています☟
弾け飛ぶことはなく、着火しやすいので着火剤が必要ありません。
しかし保管状態が悪かったのか、着火しないこともあるようで、覚悟が必要な一品です。
1~2人用の七輪ではこれ一つで3時間程度使用できたという口コミもありました。(試していないので未確認)
着火剤
着火剤はこちらを使用しています☟
着火剤は色々あってよくわかりません。
火さえ点けばなんでもいいんですよ。
火ばさみ
炭を掴むための長いトングを火ばさみと言います。
我が家が使っているのは、ホームセンターで¥200くらいで購入した安いものです。
適当に買ったのですが、安いものだとバリの処理が甘くて手を怪我しそうになるので、何度も使うのであればメーカー物をお勧めします。
七輪の手入れ方法
七輪を使った後や、保管についてお知らせします。
使用後
使用後は七輪についたススを、小さなほうきなどで払います。
乾いた布で軽く拭くと長持ちしやすくなります。
我が家は特別払ったり拭いたりしていませんが、こんな感じです☟
洗ってはいけない
七輪は珪藻土でできています。
水に漬けたり乾いたりを繰り返すと、割れやすくなります。
水拭き程度は問題ありませんが、水洗いはしないでください。
保管が簡単
我が家の保管場所は玄関です。
倉庫に入れてもいいのですが、災害時の使用を考えているので、火ばさみや軍手と共に玄関に置いています。
使用後に炭を壺に移し、冷めたらここに戻すだけです。
めちゃくちゃ楽です!
七輪を雨ざらしにするのはNG
七輪は水に弱いので、雨ざらしにすると割れる原因になります。
室内に保管する場合は、段ボールや袋に入れて置いておくといいでしょう。
重いので、棚の上に上げず足元に置くことをお勧めします。
地震が来て七輪が落ちてきたら、命の危機!!
七輪の火の起こし方
火起こし器で火起こし
我が家は前述したように火起こし器を使って火起こしをしています。
七輪で火おこしを試みたこともあったのですが、空気の循環が上手くいかずえらく時間がかかったので、確実な火起こし器を使うようになりました。
火消にも使えるので、キャプテンスタッグの壺は本当に便利です。
☟空気が循環するようになっているので、着火したら後は放っておくだけです。
七輪だけで火起こしする方法
火起こし器を使わず、七輪だけで火起こしすることができます。
実際の写真を使って説明しようかと思いましたが、youtubeで動画がたくさん上がっていました。
こちらを見て頂いた方が早い!☟
コンロで火起こしする方法
このような火起こし器もあります☟
自宅で七輪を楽しむのであれば、炭を入れてガスコンロで手早く火をつけることができます。
コンロで炭に火をつけて、炭が赤くなったら七輪に移すだけです。
デメリットは、炭が跳ねた時にコンロ周りが汚れることでしょうか。
新聞紙で火起こしする方法
着火剤を使わずに新聞紙を使って火おこしをしたい! と挑戦する方もいるようです。
我が家は新聞を取っていないので、新聞を買う金の方が高くなるため使用していません。
新聞を取っている方は、着火剤の代わりに新聞を使われてもいいかも知れませんね☟
火の粉対策
因みに七輪からはまだ熱のある炭のかけらやススが落ちることがあります。
そしてこうなります☟
わかるでしょうか。
穴が開いています。
わが家は庭に防草シートザバーンを敷いています。
その上に人工芝を敷く予定でしたが、人工芝は夏場熱くなると聞き、防草シートだけでも不便がないのでそのままにしています。
防草シートも人工芝も、熱で溶けます。
火の粉が飛べば、穴が開きます。
その結果がこちら☟
土の上で七輪を使う場合はいいのでしょうが、地面を保護したい場合はこういったシートを使うと、痛みにくくなります。
我が家も買います……。
災害対策に七輪のすすめ
七輪を暖房代わりに
七輪は昔の暖房器具である火鉢と同じようなものです。
火鉢☟
七輪は簡易コンロ
七輪は食べ物を焼くことができますし、家庭用コンロよりは時間がかかりますが、網の上にやかんを置けば湯を沸かすことができます。
屋外で焚火台として使うこともできます。
災害でガスや電気が止まった時に、代用できる便利者です。
一酸化炭素中毒に注意!換気は必須です
屋内で七輪を使用する際に、必ず注意しておかなければならないのが一酸化炭素中毒です。
昔は隙間風が入る住宅が多かったので、たまの換気でも問題ありませんでしたが、最近の住宅は気密性が高いため本当に危険です。
窓を閉めたまま使用すると、気づかない間にあの世に行ってしまいます。
必ず換気をしながら使用しましょう。
災害対策・石油ストーブと七輪を比較
災害対策として石油ストーブを用意されている方が多いようです。
普段からストーブを使用できればいいのですが、気密性が高い家では一酸化炭素中毒の危険性が高くなるため常に窓を開けて使うことになります。
石油ストーブで使用する灯油は、引火点が40度から60度で低く管理にも注意が必要です。
また一年前の灯油でも劣化して使えないことがあるということで、我が家は石油ストーブの備えを諦めました。
七輪でも家で使う場合は窓を開けっぱなしにしなければなりませんが、災害時に限ったことですので仕方がないと覚悟しています。
灯油に比べたら炭の保管は難しくありませんので、七輪を備えています。
七輪のサイズ
一人用七輪
卓上七輪が人気です。
直径16cm前後で、重さが1kg程度。小ぶりで可愛いサイズです。
一人~二人用七輪
ホームセンターなどで取り扱いが多いのが、こちらのサイズです。
我が家が使用しているのもこのタイプです。
直径26cm、重さが5kg程度。
ゆっくりと焼きながら食べるなら、大人2名、子ども(小学生2人幼稚園児1人)でも使えます。
家族用七輪のサイズ
3人以上向けの七輪は、四角いものが多いようです。
こちらは5~6人用です☟12.3kgありますので持ち運びはちょっと大変です。
色々な七輪
BBQコンロ同様の素材の七輪もあります。
手入れが必要になるので面倒で選びませんでしたが、軽いので持ち運びには便利です。
七輪のある暮らし
七輪は昔から形が殆ど変わっていません。
重くて武骨で、それがいいんですよね。
魚や魚介や肉や野菜を焼いて、酒を飲むのが最高です。
子どもたちはマシュマロを焼いたり、大判焼きを炙って皮をカリっと香ばしくさせて食べています。
自宅でできる簡単スローライフです。
おすすめです。
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