私が見た未来完全版の歩道橋はどこ!?似ている歩道橋情報まとめ

たつき諒さんの「私が見た未来完全版」に描かれている歩道橋はどこなのか!?

について、寄せられた情報をまとめている記事です。

私が見た未来完全版・歩道橋条件

「私が見た未来」に出てくる歩道橋について、以下のような情報が記載されています。

・1996年当時、横浜のどこかの駅前に新しくできた歩道橋に似ている
・階段がいくつもある歩道橋
漫画「私が見た未来」の最終ページには、実際の歩道橋の写真が掲載されています。

歩道橋ができた時期

たつきさんが大津波の夢を見たのは、漫画「私が見た未来」が発表された時点(1996年9月号ほんとうにあった怖い話掲載)より15年前のことだと、漫画「私が見た未来」の中で話されています。

つまり1981年に大津波の夢を見たことになります。

1981年当時は、夢で見た歩道橋に心当たりがなかったそうです。

しかし1996年9月号に掲載する漫画「私が見た未来」を描いたころに、たつきさんが住む横浜のどこかの駅前(駅名は伏せられています)に新しくできた歩道橋に似ているのだそうです。

まとめますと、歩道橋のヒントは以下のようになります。

・1981年にはまだできてなかった歩道橋
・漫画私が見た未来が描かれた1996年7月頃より前(雑誌は一か月後の号として発売されるため)に完成している歩道橋
・横浜のどこかの駅前に「新しく」(1996年当時)できた歩道橋
・階段がいくつもある歩道橋

「新しい」が差す時期はいつ?

この「新しくできた」の「新しい」は人によって定義が変わるでしょう。

たつきさんは1954年12月2日生まれです。
漫画「私が見た未来」を描かれた1996年7月は41歳でした。

40代が「新しくできた」とみなす範囲は、3年程度でしょうか。

私も40代に乗る年齢ですので自分を基準に考えると、その程度だと想像します。
最近放映されたドラマだと思っていたら3年前だったとか、最近できた建物だと思っていたら3年経っていたとかはよくありますから。笑

念のため幅を持たせて、5年程度とします。

私の予測では、歩道橋のヒントは以下のようになります。

・1991年~1996年7月までに完成した歩道橋
・横浜のどこかの駅前にある歩道橋
・階段がいくつもある歩道橋

その他、私が見た未来完全版に掲載された夢日記から読み取れる、歩道橋のヒントがあります。

・歩道橋の階段は5本程度
・駅の近くにイトーヨーカドー(服が売っている?)がある

私の予測と私が見た未来の情報を合体させると、以下の通りになります。

・1991年~1996年7月までに完成した歩道橋
・横浜のどこかの駅前にある、階段が5本程度の歩道橋
・イトーヨーカドーが近くにある駅

歩道橋はどこ!?似ている歩道橋情報まとめ

私は横浜在住で、それも横浜港周辺からそれほど遠くない土地に住んでいます。夫は湾岸地域に勤めていて、親族も海にほど近い場所に住んでいます。

ですから津波の範囲がどの程度なのかや、この歩道橋がどこなのかがとても気になります。

想像をしても答え合わせができるわけではありませんが、気になるので以前こんな記事を書きました。

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磯子は生活圏内なので頻繁に利用するのですが、磯子駅前の歩道橋がどう見ても似ているのです。

そんなわけで記事を書いたのですが、先に申した通り、正解はたつき諒さんにしかわかりません。

たつき諒さんは「身近にできた歩道橋に似ている」と漫画「私が見た未来」の中で話されていましたが、漫画で描かれた歩道橋そのままのものが現実にあるのかはわかりませんし、もしかしたらまだできていない歩道橋である可能性もあります。

“その時”にならないと予知夢だったかどうかはわからないとも、本の中でおっしゃられていますから。
(2025年7月の大災難はあるとおっしゃられていますが)

とにかく歩道橋に興味がある私は、以前の記事に「似ている歩道橋をご存じの方がいたら教えてください」と記載しておりました。

私のブログは好きなことを書くために運営しており、閲覧数がそれほど多くありません。コメントをいただくことは少ないのですが、親切な方が情報を寄せてくださったので嬉しくて、備忘録をかねて情報をまとめるこの記事を書きました。

正解はたつきさん以外わからないことや、漫画から得られる情報が正しいとは決まっていないことから、検証したい方の参考にするに留めて、ジャッジは目的としません。予めご了承ください。

①横浜市磯子駅前歩道橋

以前にも記事にした、横浜市磯子区にある磯子駅前歩道橋が候補①です。

私が見た未来の最終ページに載せられている写真(?)にも似ています。

右側に載っている歩道橋がそれです。

この歩道橋については以前「絶対これでしょ!」と思い、のめり込んで記事を書きましたので、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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②横浜市本牧元町357号線上歩道橋

候補②は首都高速湾岸線高架下を走る、国道357号線上「本牧元町入口」交差点付近にある歩道橋です。

住所で言うと、横浜市中区本牧元町から錦町付近になります。

南方方向に見た図がこちらです。

北方向に見た図がこちらです。

歩道橋の形がよく似ています。

しかし駅は遠いです。
「駅前の歩道橋」とはとても言えません。

買い物ができる建物もありません。

元町にイトーヨーカドーがありましたが、現在は閉店しています。
この歩道橋から1,5km離れた位置にありましたので、近いとも言えないですね。

海からは700mと近いです。

神奈川県の津波浸水想定図(2020年版)でこの土地周辺を見てみます。

759944

津波浸水想定図の国道357号線上「本牧元町入口」交差点付近は赤丸の部分です。

浸水深は緑部分が0.01m~0.3m、黄色が0.3m~1.0m、オレンジが1.0m~2.0mですので、歩道橋付近は津波が来た際に0.01m~2m程度の浸水が予想されています。

「私が見た未来」に描かれている、津波に見舞われた後の“船が繋がれている場所”を見渡しやすい位置にあるのでは、と想像できます。

位は

③横浜市保土ヶ谷駅東口前歩道橋

保土ヶ谷駅の歩道橋が似ているのでは、とコメントをいただきました。
候補③です。

保土ヶ谷駅東口を出てすぐにある歩道橋です。

北方向を見た図がこちらです。

大型の歩道橋として印象深いものとなっています。

保土ヶ谷駅東口から、国道一号線とバスやタクシー乗り場を跨ぐ形で駅前に建つURマンションに繋がっています。

出典:townphoto.net 保土ヶ谷駅と駅前

保土ヶ谷にはイトーヨーカドーやヨークマートはありません。
(イトーヨーカドー閉店店舗リストでも保土ヶ谷店は確認できませんでした。保土ヶ谷居住経験者に確認したところ、1996年当時もヨーカドーはなかったとのこと)

歩道橋の端に商店があるのは、漫画の印象と近いですね。

出典:townphoto.net 保土ヶ谷駅と駅前

海からは3.6kmと少し距離がありますが、津波浸水想定図で見るとこのようになっています。

保土ヶ谷

赤丸が保土ヶ谷駅です。

浸水予想区域には入っていませんが、海から距離がある割に約700m程度の距離まで浸水区域が迫っています。

神奈川県のHPによると、この津波浸水想定図は9つの地震を対象として津波浸水予測を見直したものとされています。
津波浸水予測図を基に、「浸水域」と「浸水深」が最大となるよう重ね合わせたものがこの図面です。

具体的にどんな想定がされたのかわかりませんが、これまでの地震や、現在想定されている予測から製作された図面と言えます。

たつき諒さんは横浜を襲う津波について「東日本大震災の3倍はあり、日本の太平洋側に甚大な被害をもたらす」と表現しています。

南海トラフ地震の想定をはるかに超える壊滅的な大津波(私が見た未来完全版P86注釈から抜粋)で、日本の太平洋側の土地、1/3~1/4を大津波が飲み込む(P83注釈抜粋)とまで。

もしそれが現実となれば、保土ヶ谷駅まで水が来ても不思議ではありません。

④横浜市東戸塚駅東口前歩道橋

東戸塚駅の歩道橋も可能性があるのでは? とコメントをいただきました。
候補④です。

東戸塚駅東口を出てすぐにある歩道橋がこちらです。

立派な歩道橋です。

東戸塚駅周辺はかつて山林でした。
1887年(明治)に東戸塚駅の東側に東海道線が開通したものの、この地に駅は設けられませんでした。住人の誘致運動により1923年(大正)に駅の設置が決定しましたが、同年に発生した関東大震災でとん挫します。

東戸塚駅ができたのは、1980年10月のことでした。
現在から42年前の、比較的若い駅と言えます。

1981年より駅前の開発が活発化して、数十年をかけて現在の形になっていきました。

東戸塚街づくり開発委員会サイト」にて、東戸塚駅前の写真を見ることができます。
1965年、1985年、2005年、2015年の様子です。(サイトにて写真の複製を作り転用することが禁止されていましたので、文言での説明となります)

たつき諒さんの「私が見た未来」が発表されたのは1996年です。
東戸塚街づくり開発委員会サイトにて1985年の写真を見る限り、駅前に歩道橋はありませんでした。駅前は畑や空き地が多くある長閑な環境だったようです。

次の2005年の写真では、歩道橋ができていることがハッキリと確認できます。1985年から2005年の20年の間に、急ピッチで商業施設やマンションが建ったことがわかります。

東戸塚駅から伸びている歩道橋が通じているのは、オーロラシティと呼ばれるショッピングモールです。

オーロラシティは1983年完成の予定でしたが、幹線道路となる環状二号線の完成を待つことになり、1999年に竣工しました。

建設を待つ間、全く施工せずにいたのか、徐々に建設を進めつつあったのかはわかりません。
駅直結の歩道橋ですので、歩道橋の一部を先に施工していてもおかしくはないですよね。

もしオーロラシティの竣工に先駆けて歩道橋が完成していた場合は、1996年ごろに「駅前に新しくできた」と言われるような歩道橋だったかもしれません。どなたかご存じの方がいらっしゃったら教えてください。

因みに東戸塚にはイトーヨーカドーがありません。
最寄りのイトーヨーカドーやヨークマートとも距離がありますが、東戸塚駅にはイオン(旧ダイエー)があります。

たつきさんが居住地をオブラートに包むために、ダイエーをイトーヨーカドーだと敢えて書き換えた可能性もあるかも?(ないかな?💦)

ただ東戸塚駅前のダイエーはオーロラシティ内に開業しましたので、1999年のオープンでした。
私が見た未来が発表された後という事です。

しかし正解はたつきさんにしかわかりません!

東戸塚駅の歩道橋はとてもしっかりしているので、大津波で街に多大な被害がでたとしても、“残る”可能性は十分にあります。
また、歩道橋を渡った先に服屋があるという環境も私が見た未来と共通しますね。

東戸塚駅周辺をハザードマップで確認すると、津波の想定地区には含まれていませんでした。
海まで7~8kmあるからでしょうか。

周辺の川の氾濫によって浸水の危険があるかについて洪水ハザードマップでは、東戸塚駅から南東に約500mの位置に、0.5m~3.0mの浸水が想定される土地があります。

そこからに戸塚駅(東戸塚駅より南南西に4~5km)にかけて、最大5.0mの浸水が想定される地域が広がっています。

出典:戸塚区洪水ハザードマップ
出典:戸塚区洪水ハザードマップ

巨大な津波が押し寄せると川も大きな影響を受けますから、たつきさんが見た“東日本大震災の3倍はある津波”が来たら、東戸塚駅の歩道橋まで影響があるかもしれません。

⑤横浜市港南区ひまわりトンネル付近

私が見た未来(漫画)の最終ページの写真に似た景色がある、とコメントをいただきました。
候補⑤です。

その景色がこちらです。

伝わるでしょうか。

この景色が、私が見た未来(漫画)の最終ページに載っている写真の景色に似ています。

私も本とひまわりトンネル上の景色を見比べてみましたが、確かにとても似ています!

そしてこの付近にも歩道橋があります。

それがこちら。
わかりにくいですが、奥に先ほどのトンネルが見えています。

歩道橋の形は漫画と違います。

しかしトンネルは1998年に開通しているため、トンネルが開通するまで現在とは違う形の歩道橋が暫定的にかけられていたのかも、という予測がありました。

漫画では「駅前にできた歩道橋」というセリフがありますが、最寄りの駅までは少し距離があります。歩道橋から港南中央駅までの直線距離は約900mです。屛風ヶ浦駅までは約1.4km。

900mあると「駅前とは言えない」であったり、周囲に「商店がない」という“引っかかり”はありますが、海まで3kmと近く、しかも直線状に、他記事で書いた造船場があるんです。

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私が見た未来(漫画)に出てくるこの部分が、ここに当たるのではないかと想像している場所です。

出典:私が見た未来

因みに、ひまわりトンネル付近の海抜は31.5mです。

国土交通省の特別機関である国土地理院が出している横浜のデジタル標高地形図で見てみます。

出典:国土地理院

海岸付近が真っ青なので、津波を想像するとドキッとしてしまいますが、青い部分は標高0m~20mの土地だそうです。

デジタル標高地形図でひまわりトンネルと造船場を見ると……。(赤丸部分がひまわりトンネル付近の歩道橋位置)

海岸線からは標高40m程度の山を越えた場所なようです。

しかし海が観光の一部となっている湘南や鎌倉方面から見ると……。

(右上の小さな赤丸がひまわりトンネル付近にある歩道橋です。左下の海が湘南)

湘南方面は標高が低い土地が広がっています。

私が見た未来完全版では、フィリピン沖で発生した巨大な津波が台湾等の地形を変えるほどの威力を持ってくると表現されています。P86の速記メモには、「南海トラフどころではない」とも書かれています。

鎌倉は歴史上、何度も津波に襲われています。

鎌倉の大仏が流されたという話しも有名ですが、これは「俗説だ」という話しがあるようなので置いておいて、とにかく3m~8m程度の津波を何度も経験してきました。

その際、津波が川を遡上したことがわかっています。

たつきさんは夢で見た津波を、「東日本大震災の3倍はある」と表現しています。

東日本大震災では福島原発が14mの津波に襲われ、最大21mの津波が観測された地域もあります。津波が山などを駆け上る遡上高は、40mを超えた地域も確認されました。

その3倍ともなれば、ひまわりトンネルに津波が来ることも十分考えられます。

ここが私が見た未来の歩道橋なら横浜は壊滅的では……と恐れおののいていたところ、こちらの情報を寄せて頂いた方から続報がありました。

私が見た未来(漫画)が掲載された1996年にはひまわりトンネルがある環状二号線が完成しておらず、道路の体をなしていなかったため、漫画に出てくる歩道橋である可能性は低い、とのことでした。

トンネル上の住宅の様子はとても似ているんですけどね。
でも違うならホッとします。ここが飲まれるなら、わが家もかなり厳しいからです。

でもここで安心せず、「そうなるかもしれない」と備える大切さも再確認しました。

2025年7月横浜大津波による被害区域と歩道橋

私が見た未来完全版を読めば読むほど、被害がどれほどの広範囲に及ぶのか心配になります。

水は数日で引き家に戻れるとのことですが、汚れているためにすぐには生活できないとのこと。(私が見た未来完全版P86夢の速記から抜粋)

日本の標高がわかる地理院地図を改めて確認すると、関東平野の平野具合に愕然とします。
横浜は全体が壊滅的な被害に遭うのでは? と想像してしまいますね。

それでも「私が見た未来」で描かれている歩道橋がどこにあるかによって、被害状況をある程度予測できるように思うのです。

磯子駅前の歩道橋の記事を書いたときには、歩道橋は「横浜の海側にある」とばかり思っていましたが、保土ヶ谷の歩道橋の話を伺って調べたところ浸水予想区域が意外に近いと分かるなど、新たな発見がありました。

「まさかここまで津波はこないだろう」と先入観を持ってはいけませんね。

引き続き、横浜市内で似た歩道橋を見たよ! という方がいらっしゃったら、是非教えてください。

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