サレ妻の発狂の実例・怖い?精神病?いえ、裏切りの反動です

サレ妻とは、夫に不倫された妻を指します。

サレ妻の経験ブログやインスタは多くの読者を集めています。共感する方がいれば、興味本位である方もいるでしょう。中には「サレ妻のキレっぷりが怖い。その後の行動が性格悪い。だから不倫されるのだ」と見る方もいるようです。そう思う方は心底信用していた相手に裏切られた経験がないのかもしれません。

盛大にキレた経験のあるサレ妻は、大抵こう言います。

「生まれて初めて経験した、とてつもなく大きな怒りだった」

自分でも驚くほどの怒りと悲しみが湧いてきて、制御が利かなくなるのです。
それだけ愛し、信頼し、生涯を共にすると思って疑わなかったからです。共に過ごした期間を無駄にされた気がして悲しくて堪らなくなります。

この記事では、不倫などの裏切りが発覚してブチ切れた妻の「キレっぷり」の実例をお知らせします。

ブチ切れた経験のある方が読めば、「私はやりすぎだったのだろうか」「だから不倫されたのかな」など自分を責めなくてよくなる内容になっています。
経験のない方が読めば、単に「スゲー」という内容になります。

今後の参考にしてください。

サレ妻の心

夫の不倫発覚からその後のサレ妻の心境については、こちらの記事をご覧ください☟

信頼していた分、裏切られた反動は大きいものです。
不倫がわかり怒りを爆発させた妻が、普段から気性が激しかったか? と聞けばそうとは限りません。
妻の性質を変えさせるほどの衝撃が、不倫にはあるのです。

サレ妻の発狂・実例

炭酸飲料ぶん投げ事件

私は不倫された経験はありませんが、夫の風俗とキャバクラ通い、パチンコ中毒が発覚しブチ切れたことがあります。
発覚前数か月間は家族を蔑ろにしていたため、違和感を感じていました。

平休日、時間帯を問わず妙な行動が続いていましたので、不倫はあまり心配していませんでした。しかし夫は家の中でもスマートフォンを持ち歩くようになっていましたので、そこに何かが隠れているのだと思いました。

産まれて初めてスマートフォンを盗み見ました。夫が風呂に入っている間のことでした。

スマートフォンはロックがかかっていませんでした。LINEには2、3名の女性とのやり取りがありました。
仕事と言っていた時間に、女性と会っていたらしいやり取りがありました。また別の女性とは趣味のサッカーの話で盛り上がっていました。

証拠を残すために震える手で写真を撮りました。
その後怒りが抑えられず、そのまま風呂場のドアを勢いよく開けました。

バンっ! と大きな音が立ちました。

浴槽に浸かっていた夫は驚いた顔をして私を見ました。

ふざけるな! どれだけバカにしたら気が済むんだ! と私が叫びました。

そのままリビングに戻ると、夫はすぐに追いかけてきました。
体を拭かずタオルを持つこともせずに、生まれたままの姿で追いかけてきました。

真っ青な顔をして水を滴らせながら夫は仁王立ちしました。

何か言いたそうな顔をしながら、何も言葉にできずに黙っています。
つい笑ってしまいました。

何なの、お前。何したいの? ちゃんと体拭いて来いよ。子どもも風呂にいるんだろうが。
風邪ひかさないように服着せろよ。ふざけんなよ!

私がそう言うと、夫は震えながら「昨日仕事上がりに風俗に行ったんだ。ごめん。」と弱弱しく言いました。

全裸のお前から聞きたくないから服着て来いよ。

そう言うと夫はすごすごと風呂に戻りました。

因みに私は普段このような乱暴な言葉は使いません。
夫を「お前」呼ばわりしたこともなければ、夫に怒ったことも一度もありませんでした。
両親が不仲だったので喧嘩をしたくなくて、夫を立てていました。

その私がブチ切れたので、ギャップもあってとんでもない恐怖を味わったと後に夫から聞きました。

服を着て戻ってきた夫に、「これ、どういうこと?」とLINEの画面を見ながら聞きました。

夫はこのように答えました☟

〇 仕事と嘘をついてパチンコに通っていた。パチンコをしないとパチンコのことばかり考えてしまう中毒状態だった。
〇 パチンコに嵌ったばかりのころは金を使い込んだけど、その後稼げるようになって、自分の成果みたいで気分がよかった。
〇 勝った金でキャバクラに行ったら、サッカーでユースだったキャバ嬢がいて盛り上がって、何度か通った。(夫はサッカー好き)
〇 昨日は麒麟が生理になったのもあって、パチンコで金も作れてたから仕事帰りに風俗に行った。
〇 嬢はアドレスを交換して客を掴もうとするから、一度はやり取りをするのが礼儀だと思っていた。
〇 仕事のストレスを解消したかった。キャバクラや風俗はちやほやしてくれるから気分がよかった。
〇 妻が嫌がることはわかっていたが、浮気に当たるとは思わなかった。
夫の性格を知らない、上辺しか見ていない女の子たちにチヤホヤされて嬉しいなら、離婚してそっちと付き合えばいいだろ。
家族を蔑ろにして自分の欲望しか見てない夫は要らないんだよ! 私にお前は不要。
と封の開いた無糖の炭酸の缶を投げつけました。
頭に当ててやりたい気持ちは山々でしたが、殺人者にはなりたくないので壁に投げつけました。
炭酸は部屋中に飛び散りました。掃除は夫にさせました。

〇 壁に飾っていた結婚当初からの家族の写真を外し、破り、投げつけました。
〇 収入から算定表に適した額を提示し、養育費の公正証書を作ることを約束させました。
〇 子どもたちを連れて実家に引っ越すと宣言し、話しながら引っ越し屋の見積もりサイトに登録しました。そして直後からかかってくる電話の対応を夫にさせました。(引っ越し業者の皆さま、申し訳ありません)
〇 夫の目の前で双方の実家に電話して夫の不祥事を伝え、離婚することを伝えました。
〇 夫と共通の知り合いである友人達に電話して、夫に話しをさせました。

☝これは全て、発覚した当日に私がしたことです。

私って、ここまで怒ることができるんだなー。と妙に感心しました。

翌日以降は、結婚指輪を外して投げつけたり、離婚届をもらってきて「離婚したくない」という夫に問答無用で記入させるなどしました。
公正証書のたたき台を作って、認めさせました。

激しさは段々と衰えていきますが、こういった暴れっぷりが数ヶ月単位で続きました。

驚かれるかもしれませんが、炭酸事件から5年経つ私と夫は、結婚当初よりラブラブです。
人生どうなるかわからないものです。

鬼は外事件

夫の行動が怪しく、入浴中にLINEを見て不倫が発覚したケースがあります。
※やっぱり入浴中に見る人多いのね。

彼女もその場で証拠の写真を撮ったあと、すぐに問い詰めたい気持ちでいっぱいになりました。
しかし不貞の証拠がなかったため、その晩は我慢しました。

ムカついて夫の顔が見られなくなり、「気分が悪い」と言って早めに就寝します。

翌日改めて確認しようと夫が入浴中を狙ってLINEを覗きました。すると履歴が消されています。
一日我慢して、新たな証拠を探すどころか消されてしまったことに腹が立った彼女は、猛烈に腹が立ちました。

台所から鍋を取り、鍋一杯の氷を入れました。
それを持って風呂場に突撃し、

鬼はー外!

と氷を投げ入れました。
気でも狂ったかと怪訝そうに妻を見る夫に、

出ていけ!

と鍋ごと投げつけました。

因みに、鍋をぶつけたら死ぬ可能性があるので、風呂場の壁に投げつけたと言います。
持ち家の風呂に傷がつきました。

彼女は「可愛らしい」を代表するような女性です。
彼女の変貌ぶりもまた、夫に大きなショックを与えました。

その後大揉めに揉め、不倫相手からのプレゼントを捨てようとする夫を止めるなどの攻防が繰り広げられました。
※それまで大事にしていたくせに、妻バレした途端あっさり捨てようとすることに納得がいかない気持ち、なんとなくわかります。

修羅場を迎える時、そこが自宅だと、ゴミ箱の使用頻度が上がります。
修羅場を迎える際はあらかじめ用意しておくといいかも知れません。

この夫婦はまだ決着が着いていませんが、夫が相手の女性をあっさり切って努力し続けているので、再構築に進む可能性があります。

携帯電話奪い合い事件

浮気や不倫、不祥事の発覚の多くは、スマートフォンで情報を掴みます。

ガラパゴス携帯の時代は、修羅場で二つに割られることが珍しくありませんでした。
怒った妻が、不倫相手と夫が二度と連絡を取れないように折ることもあれば、不倫の証拠を消そうと夫が割ることもありました。

今はスマートフォンが主流になり、二つに折ることが難しくなりました。
ナンバーポタビリティやアカウントIDがわかると再度繋がりやすくなるため、スマートフォンを壊す意味もなくなりました。
なによりスマートフォンの単価が上がったため、家計を考えると躊躇うようになりました。

壊すことはなくなっても、奪い合いになることはあります。

ある人のケースでは、証拠を掴まれないようにスマートフォンを死守しました。しかし激しい攻防が続いたため、データを消す時間がありません。パスワードをしらばっくれるのも時間の問題だったため、焦った夫が裸足のままスマートフォンを抱え、家を飛び出しました。

夫も妻も髪を乱れさせ、内出血ができていました。

それだけ焦る夫を見て、妻は夫の不倫を確信します。
データを消し終えた夫が帰宅し、「ほら、何もないでしょ?」と作り笑いでスマートフォンを差し出しました。

自己保身に走って妻を欺こうとする夫に、心底失望しました。妻は経済的理由で離婚を選びませんでしたが、夫への一切の興味をなくしました。子どもたちも夫によそよそしくなり、家庭内で孤立しています。

仕事場まで追いかける

私の職場の先輩男性の話です。

職種柄、平休日、昼夜問わず仕事をしていました。
先輩は妻子がいましたが、仕事で知り合った独身女性と不倫します。

女性は「子どもができたら離婚する」という先輩の言葉を信じていました。そして子どもができますが、先輩は離婚をせず、産んでとも中絶してとも言いませんでした。
焦った女性は、会社のホームページに載っていた仕事用の個人メールあてに詳細をメールしました。
メールを送ったのはランダムに選んだ10名で、部署や性別も問わないものでした。

一気に社内に知れ渡り、先輩は管理職に呼び出されて詳細を説明することになりました。
特別な処罰はありませんでしたが、早急に女性関係に蹴りをつけるように指示されました。

先輩は妻に不満を持っていましたが、離婚する気はありませんでした。
女性は中絶しました。

妻は夫の不倫を知って絶望のどん底に突き落とされました。
夫を信用できなくなった妻は、一日に数十回から数百回、先輩の携帯電話に電話をかけてきました。不倫が終わって何年も経っていたのですが、それでも治まりませんでした。

電話は社内で仕事中にも、深夜に現場に入っている間もかかってきました。
会社が手当てを払う形で個人の携帯電話を仕事に使っていましたので、電源を落とすことができません。

ある日の深夜3時にある会場で仕事をしていました。
先輩と私がペアで会場のチェックに回っていると、先輩の電話が鳴りました。妻からの着信でした。

今仕事中だから。

そう言って切りましたが、切って一秒もせずに電話が鳴りました。

今仕事だから。クライアントから電話が来るから、君と電話をしているわけにはいかないんだ。

そう言って切りましたが、またすぐに電話が鳴りました。
深夜3時にクライアントから電話がくることが信じられないのかもしれませんが、本当のことでした。

先輩は妻からの着信だとわかると切りましたが、すぐにかかってきました。
それが数十回、もしかしたら百回以上繰り返されました。

私は一応女性でしたので、声を出したら妻を勘違いさせてしまうと思い、決して声を出さないように気を付けました。
先輩が怒りながら電話に出た時、私と先輩が持っていた無線機に仕事の連絡が入りました。

そこで初めて“本当に仕事だった”と確証を持った妻は、電話を切りました。

現場近くのホテルに部屋を取っており、先輩は同僚男性と同室でした。

現場で談笑中、同僚は、「先輩の妻は気が狂っている」と言いました。現場に入っている数日の間、妻から尋常ではない数の電話が来ていると証言しました。
ホテルでは深夜も朝も相当数の電話をかけてきて、電話先で妻が「仕事なんて嘘だ! 女といるんだろう!」と喚いているというのです。
そのため先輩に頼まれて、同僚男性が電話を代わり、今はどこにいて、何の仕事をしているかを説明しました。

あんな妻だったら不倫したくなるのがわかる。

同僚男性はそう言いましたが、妻がもともとそうだったのか、不倫によってそうなったのかはわかりません。
私は当時独身でしたが、「妻は苦しいだろう。先輩は仕事に逃げずに妻に向き合うべきだ。そうでないなら離婚してあげた方がいい」そう思いました。

サレ妻は怖い?精神病?

精神を病むサレ妻は少なくありません。
狂ったように見えるサレ妻がいたら、それは夫のせいかもしれません。
信じていた夫の裏切りは、人を狂わせるほどの衝撃なのです。

サレ妻を怖い女性にしたのは誰ですか。

不倫の罪は深い。
そう思います。

 

 

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