男性脳と女性脳の違い
私は主婦です。
スーパーマーケットには週に一回から複数回通い、買い物をします。
平日であればあまり気にならないのですが、休日のスーパーマーケットで気になることが一つあります。
それは妻や彼女の付き添いで来ている男性の、邪魔加減!
付き添いがいるのはいいのです。
家族で買い物に行くのは大事な営みの一つだと思います。
しかし土地柄なのか非常に混雑するスーパーマーケットの店内で、「お、鮭の切り身が安い。」とトングを取ろうとすると立ちはだかる、カートに手をかけながらボーっと佇む男性。
「鶏のモモ肉欲しい。」と手を伸ばした先に立ちはだかる、ボーっと佇む男性……。
「すみません(ちょっとどいて)」と声をかけても気づかないくらいの放心状態の方もいます。
マジで、ちょっとどいて!!
男性脳・付き添い男性の気持ち
君はスーパーマーケットに瞑想しに来ているのですか? と突っ込みたくなるほどのボーっと加減。
何を瞑想しているのだろう?
私の勝手な想像では、何も考えていないのだと思います。
なぜなら、何も考えていない顔をしているから!
品物を手にした奥さんらしき人に、「これ美味しそう。」と声をかけられて、何も考えていない目をしたまま「ああ、そうだね。」と気のない返事をして瞑想に戻っている姿をよく見かけます。
付き添いの男性からしたら、家族サービスの一つなのでしょうか。
買い物の決定権を奥さんが握っていて夫の希望が通らない家庭もありますし、仕事で頑張っている分、休日には思考を「無」にしてリラックスしている人もいるでしょう。
とにかくちょっとどいてくれ! と思う男性は、「ここは俺の戦場ではない。」という顔をしています。
私が夫と買い物に行くと、夫は混んでいるからとカートを押してさっさと先に行き、空いているところで待っています。
確かに必要なことかもしれません。
しかしその混んでいるところに買いたいものがたくさんあるのです! カートに入れたいものをわんさか抱えて夫のもとに行かなければなりません。できればやはりカートはそばにあってほしい。そして人の邪魔にならないように、避けながら待っていてほしい!!
ああ、求めすぎ! という声が聞こえて来るようです。
☝こんな感じで奥さんのそばで「無」になっている方が、私の行く手を阻んでいるのでしょう。
空いた場所で待つ夫はスマホを見ているか、やはり「無」になっています。
自ら買い物に行こうと誘いだしておきながら、「無」。
男性脳・運転能力と状況判断能力
私は頻繁に自動車を運転します。
三時間かけて遠方に遊びに行くこともありますが、運転はいつも怖いですし、夫の方が上手いです。
危ない運転だなと思う車の運転手は、高齢者か女性が多いとも感じます。もちろん、運転が下手な男性、上手い女性もいるのですが、そう感じることが多いです。
自動車の運転では状況判断能力に富んでいる男性が、なぜスーパーマーケットでは全く周囲が見えていないのか!?
想像では、
〇俺のテリトリーじゃないと思い、存在を消している。
〇月曜からの仕事に備え、エネルギーチャージのために省エネモードに入っている。
〇奥さんに無理やり連れて来られ、ストレスで無になっている。
男性脳女性脳
無になる男性を理解するために、男性と女性の脳の違いについて調べます。
右目からの情報が左脳を刺激し、左目からの情報が右脳を刺激するのですが、右脳と左脳を繋ぐ脳梁の太さやホルモンの働きによって男女に差があることがわかっています。
左脳の役割:言語 理論 分析 計算 右半身の動作制御
一般的には男性の方が左右の脳の繋がりが弱く、女性の方が強い傾向があります。
男性の場合は右脳左脳の連携が少ないため、左右の脳がそれぞれ違う情報を伝えます。複数の情報が入ってくるため、空間認識に役立てることができます。それが運転能力に現れやすいようです。狩りをしていた太古の習性か、遠くのものを判断することに優れていて、近場の判断能力が低い傾向があります。
対して女性は左右の脳の繋がりが密接なため、情報の分析能力は高いのですが、空間認識能力は苦手である傾向があります。
例えば複数の料理を進めながら子どもと会話をするなど、並行して物事を進めることが得意なようです。
脳の違いは訓練で変化しますので、絶対にそうと言い切れないのですが、そういう傾向があるということです。
そして問題のスーパーマーケットで「無」になる邪魔な男性たちは、近すぎて邪魔になっていることに気付かない!! と見ました。
実際、「無」のまま遠くを見ている男性が多い!
そうかー、男性にとって混んでいるスーパーは物も人も近すぎて判断できないんですね! (と思うことにします。)
能力の差だと思えば、諦めがつきます。
能力を発揮できる場でないのに付き合っている男性にも、日々頑張っている女性にもエールを送ります。
さて、私は買い出しに行ってきます。